2011年10月23日日曜日

ひだまりスケッチ×SP 番宣


局:BS-TBS
放送日:2011/10/22
評価:HV1280

いつも通りの動画らしい動画のないひだまり番宣で、去年の特別編番宣と大差ない大きめの円分布の普通のシャフト画質。

元絵の特徴も比較的よく残っているけれど、縦720のジャギも綺麗に残っているHV1280。



17日に1920x1080に変わったBS-TBSだけど。1440→1920という変化と、映像のビットレートが18.6Mbpsから 20.9Mbps程度に向上したというスペック面での変化を除くと、BS-TBSらしさそのままの低画質映像で何か変わったのかわからなくらいの違いしか感じない。

色に少し変化があるように見えるけれど、TBSと比較するとBS-TBS色もしっかり健在で、滲みなどの色の劣化も目立つところもまったく変わらず。ビットレートの向上を伴ったことが効いているのか 1920化で劇的に悪化したという感じはないけれど良くなったわけでもない。ビットレートの向上が独立した設定なのか、1920に変更したことで副作用的に向上したのかわからないけれど、1440のままビットレートだけ上げることが可能であったとすれば、その変更の方が画質向上に繋がっただろう。

それでも良くなった要素が皆無というわけでもない。大半の番組は他の1920局同様横1440経由の映像だけど、一部のニュース系番組や王様のブランチなどののスタジオ映像では1920の特徴の残る文字通りのフルHD映像になっているものもあった。他にも提供の文字や時刻表示、ニュース中の株価や天気、スポーツ中継のテロップなど、後から映像に重ねられるデジタル的な要素も1920になっているものが多い。フルHD情報表示があってもスタジオ映像がアプコンというニュースなんてのもあったり、スポーツでも肝心の映像部分や横1440映像になっていたりと、1920化に価値がありそうなフルHD映像は極一部でしかないのだけれど、1920化に意味がある映像もちゃんと存在していた。

今日のアイマス、まよチキ!も横1440経由で今後も変わらないだろうし、ほとんど画質の向上はないか少し低下することもあるくらいなのに、データサイズだけ大きくなった1920化はむしろマイナスの変化という感じがしないでもない?