2010年10月10日日曜日

劇場版 ジャングル大帝


局:BS11
放送日:2010/10/10
評価:HV1280+?

MXで去年アプコンで放送されたけれど、その時見たフレームと同じところ。

HVでの放送なので勝負にならずBS11の圧勝。

やや控えめの分布でくっきり感の強い絵ではないけれど、グレイン(本物)もそれほど目立たず、フィルム特有の動きのないカットでもコマ毎の位置ずれによるガタツキはあるけれど、アプコンではないのでそれが縞の原因になることもなく、フィルム経由の映像としては安定していて十分見やすい。

ただ不思議なことに、MXでは数ピクセル幅の僅かな黒帯はあってもほぼ16:9の映像になっていたのに、BS11ではMXより周囲の絵が切れた状態になっていてMXで見えていた部分が見えなくなっている。ビスタやシネスコの黒帯を避けるのならわかるけど、MXの放送ですでにその処理をした状態だったわけで、それ以上に削る意図がわからない。

グレインの影響で圧縮の劣化がそれなりにあり、細かい特徴が潰れ気味なのでフルHD相当の解像度でテレシネしたものかは判断できず。少し粗いジャギになっているところはあるけれど、720よりは上に見えるので、HV1280+分類に相当するサイズは維持している感じ。16:9になっていないフィルムを16:9で切り出すようなこともしないだろうし、元はちゃんと上下黒帯び付きのフルHD相当の映像で、放送用にかなり適当に16:9で切り出したとかなのかな?(もちろん憶測)

テガミバチ REVERSE 2話


局:テレビ東京
放送日:2010/10/09
評価:HV1280


このフレームは少しよく見えるけれど、1話と大差ない分布のところも多く見た目の質感はほとんど変わらない。絵で見ると1話にあったやや粗いジャギは見えなくなり、全体に1期1話同様少し落ち着いた映像になっている。

ボケ状態でも横方向は比較的乱れが少なく、人物の髪などの細い線の部分などに横1440を越えるようなジャギの名残が綺麗に残っていて、少なくとも最初の絵のデータは鮮明なHV画質でも通用するサイズになっている。縦は横ほどはっきりした特長がなく僅かに乱れ気味だけど、正確に720の状態があったように見える。

にも関わらず、強くぼかした状態というより、小さいサイズに縮小した時に出るような崩れ方が多く出ていて、撮影解像度はかなり小さい?という部分もあるけれど、SDやHV960(その近辺の別のサイズの可能性を含め)と思える特徴も見つけられず、結局ボケの正体はよくわからないまま。疑って調べているとすべてが怪しく思えてしまい行き詰まった感じでお手上げ。

一方、平行放送状態になっているキッズHDの1期の映像では縦720のジャギもわかりやすいところも多く、特に1期2話ではHV960では分解できない細かい描写も潰れていないなど、HV1280らしい特徴もしっかり残っているカットがあった。

先週の1話の悪さを考えると、話数、あるいはカットによって処理が異なっているだけかもしれないけれど、ボケすぎてよくわからないカットも非常に出来の悪いHV1280と言った方が似合ってる感じかな?といういい加減な理由で細かいことは気にせずHV1280にしてしまおう。

とある魔術の禁書目録II 1話


局:tvk
放送日:2010/10/09
評価:HV1280

MXと同じ場所。MXでもやや小さ目のHV分布なのに、tvkボケが加わってさらに横伸びが悪い。

元から低コントラスト気味な映像が、tvkぼけでさらに線が黒浮きしている上、色もMXより少しくすんだ感じでかなり眠い絵になっていまっている。自分が使っているテレビの特性も影響しているかもしれないけれど、このシリーズの映像はtvkと相性が悪く、MXと比較した時悩まず確実に判別できるくらいの差を感じる。

薄桜鬼 碧血録 13話


局:tvk
放送日:2010/10/09
評価:SD-ip/486(A)

先週の特別編と変わらず、縦の伸びの悪いアプコン分布で変化なし。