2013年7月12日金曜日

きんいろモザイク 1話


局:BS11
放送日:2013/07/11
制作:Studio五組
評価:HV1280


MX1話と同じところ。

多少ノイズの差はあっても良く似た分布で絵で見てもほとんど違いがわからないところがほとんど。それでも拡大してみると、淡い背景の部分を中心にBS11の方が微妙なディテールも良く残っていて少し緻密な絵になっている。逆に圧縮劣化はMXの方が少なく安定して見えるところが多い。

アニメに限った話ではないけれど、シネスコっぽい映像は情報量が極端に少ない真っ黒領域が広いので圧縮に有利に働き、劣化の出やすいBS局でも非常に安定した画質になることがある。このアニメでも16:9の絵のところよりはシネスコパートの方が少し落ち着いて見え、圧縮劣化も少なくなっている感じがする。 横が黒い4:3も同様で、圧縮劣化で荒れやすいBSアニマックス辺りでも、4:3の方が安定しやすい傾向がある。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1話 (再)


局:フジテレビ
放送日:2013/07/11
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280
 

初回放送と比較。

フレームで比較すると、ノイズが出やすいこともあって圧縮劣化の影響具合は異なっているけれど、初回放送時もボケ局化後の放送なので有意な差はなく、同等の画質で変わっていない。

劣化前のBSフジは、フジテレビより良い画質だった。


新しいOPも変わらずHV1280だけど、銀の匙に近い少し乱れのある線になっていて、癖のないリサイズで拡大されていた本編より少し粗い絵に見えてしまうところがある。

銀の匙 1話


局:フジテレビ
放送日:2013/07/11
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280


切ったように横の伸びが悪いフジテレビらしい分布。明るく癖のないHV画質で十分鮮明に見えるけれど、上下に×形のノイズも見えフジ劣化以前の状態も微妙。

はっきりチラつきが見えるくらいのノイズ効果にフジテレビの劣化が加わって動きの少ないところでもモスキートノイズ多く、線の周囲がざわついて見える。動きの大きなところやシーンチェンジ近辺での圧縮劣化も目立つ不安定画質。

BS放送がなくなってしまったけれど、BSフジも劣化状態で固定されてしまったので放送されていたとしても画質視点ではあまり存在価値がない。当然、個々の局次第だろうけど系列局の放送の方が良い状態だろう。

この分布パターンの特徴通り1.5倍に拡大した3ピクセル周期の揺らぎが強く残る絵で、今回も番宣通りHV1280のA-1。