2010年12月28日火曜日

くもりときどきミートボール


局:WOWOW
放送日:2010/12/28
評価:HV1280+

CG作品では場所による分布の差が大きいことが多く、これもそんな感じだけど、細かい描写の多いところは見事な巨大分布になる精細なHV映像。軽微なグレイン風ノイズもあるけれど、フィルム経由のようなガタつきはなく効果として加えたものだろう。

上77、下187ピクセル幅の黒帯付きシネスコサイズ。巨大でもフルHDを思わせるような分布ではなく、ジャギの特徴も少し絵を拡大した状態。1ピクセル精度では確認できなかったけれど、縦は黒帯込みで864近辺のもえたんBASARAに近い。横は正方画素であれば1536辺りになるはずだけど1440を経由していることが影響しているのか全体に共通した特徴は見出せず不明。

十分高精細の映像だけど極太黒帯付きシネスコなので絵の部分は縦654程度しかなく、仮に左右を切って16:9で放送した場合HV1280以下の解像度になってしまう。



The END表示後スタッフロール前の主要スタッフ紹介はアニメーションになっているけれど、その部分の分布。こことスタッフロールは黒帯込みで縦1080になっていて上下隅まで伸びた巨大分布になる。横が切れた分布はおなじみの1440経由の映像の特徴。

シネスコという点を除くとテレビアニメでよくある特徴で、オリジナルマスター自体1920x1080のテレビサイズの可能性が高そう。

聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 1話


局:キッズステーションHD@e2
放送日:2010/12/27
評価:HV1280

全話放送済みだけど、他局で放送されたときに比較しやすいよう1話で確認しておきたかったので遅れてのチェック。

大きな分布の鮮明HV。極端に高コントラストな映像ではないけれど、暗いシーンでも暗すぎて分からないようなこともなく全体に明るく見やすい。

潰れてほとんど見えないけれど非常に弱いグレイン風ノイズもあったようなちらつきもある。その影響で全体に圧縮ノイズも多めで静止画で見ると若干汚い感じがするけれど線が崩れるようなところは少なく、少し前の作品が多いキッズの中では優秀な方だろう。

縦横とも1280x720のジャギが綺麗に残っていてこれもHV1280。