2014年1月31日金曜日

Senpai Club


サイト:youtube
配信日:2014/01/24
制作:Make Babies
評価:HVFULL


話題の短編。




縦横ともはみ出しそうなくらい伸びの良い巨大円分布になる鮮明精細HV。1920x1080の特徴がはっきり残っているけど、放送とは異なり横も1920を維持した文字通りのフルHD。枚数こそ非常に少ないものの、ちゃんと動画で動くフルHDアニメ映像になっている。


直接PC上で作画していて若干ジャギ感の残る線もあるけれど、大半は線も滑らかに見え作りも丁寧に見える。ソフトウェアも優秀なんだろうけど使いこなしが素晴らしく、欠点の多い一部の国産アニメより技術的にも優れていると思えるくらいの出来。倣った感じの動画節約手法の多くは、ほとんど国産アニメで使いまくってきたものばかりで、良く見てるなぁって印象。動画が少ないといっても同レベル以下の作品が堂々と放送されていたりするような・・・

内容的にも日本人から見て面白い要素が多いけれど、非常に高品質な映像という点でも侮れない作品かも。




2014年1月28日火曜日

selector infected WIXOSS PV


サイト:youtube
配信日:2014/01/27
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/900


youtubeらしい圧縮劣化での線の崩れもあり、あまり状態の良い映像ではないけれど、比較的安定したフレームで見るとかなり大きな円分布になる鮮明HV。放送と異なり横1920を維持したフルHDソースなので横が切れたような分布になっていない。

極端な輝度グラデーションを多用しているけれど、基本は線も十分暗い高コントラスト映像なので、しっかり鮮明な精細HV画質になっている。

彩色時の2値画像の線のガタガタさが残っている感じの絵になっているので、このPVは完成版というより作りかけのテスト撮影データを使った映像に見える。高精細化後のJC作品の特徴から考えて本放送では線も滑らかな上質なHV画質になるだろうし、この映像とは印象が違う絵に変わるかも。


少し荒れているものの比較的わかりやすく1600x900のジャギが縦横とも残っているHV1280+。前述の通り完成映像とは思えない映像なので、解像度も本放送で変わる可能性はありそう。

2014年1月27日月曜日

劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-



局:BSアニマックス
放送日:2014/01/26
制作:サンライズ
評価:HV1280



BSアニマックスとMXで同日放送だったので比較して見よう。

小ぢんまりした分布のどちらかというとソフトな映像だけど、線も適度に暗く十分鮮明に見える。鮮明さを優先したようなリサイズで拡大していて、MXの方がわかりやすいけれど上下に×状のノイズ分布が出ている。その影響で輝度ムラなどもあり、少しジャギ感の残る線になっている。

BSアニマックスが苦手な比較的強いグレイン風ノイズがあり、動きのあるところやシーンチェンジでなどでブロックノイズノイズが多いだけでなく、動きの少ないカットのフレームでもブロックノイズになりかけた周期的な線の崩れが出ている。細かい描写も潰れというより崩れたように荒れていて、汚い絵と感じてしまう環境も出てきそうな不安定画質になってしまっている。

縦720のジャギははっきりしないけれど1.5倍に拡大した3ピクセル周期の揺らぎ強く残るHV1280。映画でも黒帯なしの16:9で最初から1280x720で作っているパターン。



放送日:2014/01/26
局:TOKYO MX
評価:HV1280


BSアニマックスと同じフレーム。


周囲のノイズも少なく明るい部分の伸びも少し良い。MXもノイズ効果の影響でどちらかというと劣化の多い画質で、シーンチェンジ近辺を中心に崩れたフレームもそれなりに出ているけれど、MXの方が圧倒的に安定した映像になっている。

線の崩れも少なく、細かい描写もしっかり残っているので、MXの方が情報量の多い緻密な絵に見える。

2014年1月26日日曜日

ハイキュー!! 番宣


局:TBS
放送日:2014/01/26
制作:Production I.G
評価:HV1280+/864


アニメ映像以外の方が多い番宣だけど、動画でしっかり動くアニメ絵のカットでチェック。

激しく動くのでほとんどのフレームは圧縮劣化で酷く荒れてしまい、もっと小さい分布になってしまうところばかりだけれど、唯一このフレームだけは線の乱れも大きめの円に近い分布になる。

劣化の影響で1ピクセルの精度で数字を確認できるフレームはなかったけれど、数ピクセル程度の誤差で縦864に近い特徴が残っているところが2箇所程度あった。日5では4年ぶりのIG作品だけど、前回のBASARA弐と同じIG標準1536x864だろう。

効果でコントラストを下げた感じのカットもあるけれど、しっかり暗い線の高コントラストくっきり画質が基本。劣化の影響でこの番宣は精細感が弱く、普通のHV画質っぽく見えてしまうけれど、本放送では高解像度らしい映像になりそうだ。

2014年1月24日金曜日

2014冬 HV1280+深夜アニメのまとめ


本数も異様に多く高精細アニメを作る制作もほとんど揃ったのに、1280x720超に挑む新しい制作が出てこない中むしろ脱落の方が目立ち、高精細化も停滞あるいはすでに天井を打ったかのような不発の2014冬。それでも常連制作はしっかり頑張って6本は維持している。

1
(1920)x1080
ウィッチクラフトワークス
文句なしのフルHD相当といえるカットは僅かでフルHD評価はおまけ
それでも元絵基準で縦957.5程度の高精細映像に仕上げている
2
(1699)x955.5
中二病でも恋がしたい!戀
今回も標準フォーマット維持で安定の京アニ
2期なのに1期より少しボケた絵になり
鮮明映像を避けつつある変化が気になるところ
3
(1632)x918
ゴールデンタイム
1話から918を維持して継続
1クール目は特徴がはっきりしないカットも多かったけれど
年を越してからはジャギの特徴がはっきり残るカットが増えて
わかりやすくなった
4
(1552)x873
桜Trick
今期もこのサイズ維持のディーン
新しい作品はちゃんと整数で16:9になる1552x873で安定してきた
現在のディーン標準はこのサイズと考えてよさそうだ
5
(1536)x864
鬼灯の冷徹
進撃の巨人は中途半端な数字だったけれど
縦横とも16の倍数になるIGのHV1280+標準に変わる
まだ3作品だけとはいえフルHDの短編映画や
テレビアニメ全てでHV1280+のWIT STUDIO
6
1440x810
ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル
解像度は下がってもせかつよとは比較にならない鮮明映像
2013春からは3作続けてHV1280+を維持したアームス
番外
(1488)x837
Z/X IGNITION
1話はテレコム標準の1488x837のカットがそれなりにあったけれど
2話はOPED含め見た範囲すべてが1280x720になってしまったため除外
3話には僅かに1488x837のカットも見つかったので
実際には2話にもあったかもしれないけれど
高解像度カットは10%あるか怪しいくらいの極一部だろう
それでも今後変わる可能性も0ではないし
期待も込めて番外で残しておく

寂しいので短編なども


(1600)x900
都道府犬R
簡素な背景の輪郭線のない3DCGだけど
国産CGではまだまだ珍しい高精細映像

(1552)x873
pupa
当初の発表から1クール遅れの短編だけど
これも1552x873で揃えたディーン

から2本減ったことより、京アニ、JC、ディーン、WIT、アームスと、常連ばかりなのが寂しい。一つ前の作品でHV1280+を作っていたSILVER LINK., A-1 Pictures, 動画工房, テレコムアニメーションフィルム、XEBECと脱落した制作が大量発生。朝でフルHDアニメを作っているXEBECは十分凄い制作だけど、深夜は維持できなかった。

中でも2013年頑張っていた動画工房や、ここで調べた範囲だけとはいえ10年以上に渡って1280x720映像を見たことがなかったテレコムはまったくの予想外。今後どこの制作が高精細化に挑むか期待するより、ここに残った制作がいつ脱落してしまうか心配になってしまうくらい。

悲観しすぎな感じもするけれど、アームス春の極黒のブリュンヒルデもyoutubeのPVでは1280x720になっていて既に黄色信号。期待できそうな作品も少ないし、2011年頃までの本数に戻ってしまうかも?

2014年1月23日木曜日

中二病でも恋がしたい!戀 1話


局:BSアニマックス
放送日:2014/01/22
制作:京都アニメーション
評価:HV1280+/955.5, HVFULL(OP, ED)


MX, BS11と同じところ。


他局より横の伸びが少し良く、もっとも大きな分布になっているBSアニマックス。絵で見ても線が細く引き締って見えるところが多く、僅差でも最も鮮明さを維持できているようだ。

ただ圧縮劣化のノイズはBS11以上に多く、3局で比べるとMXのすっきりさが際立ち線の崩れもMXが圧倒的に少ない。

放送画質としてはMXがバランスが良く見えるけれど、BSアニマックスは鮮明さに加え背景の潰れは少なく情報量の多い絵に見えるとか、細かい描写でも色の劣化が少ないなど良いところもある。MXもシーンチェンジ近辺では荒れたフレームも多いので、NRの性能次第でBSアニマックスの方が良く見える環境もありそう。

BS11はMXとBSアニマックスの中間辺り画質に見えるけれど、特に悪くもないものの優れたところもない印象。

2014年1月21日火曜日

ウィッチクラフトワークス 3話


局:TOKYO MX
放送日:2014/01/19
制作:J.C.STAFF
評価:HVFULL (作画解像度不足多し)


3話のアバンは特に鮮明なカットが集まっているけれど、ここも縦1080の特徴がはっきり残るフルHD相当のカットのフレームで、縦は枠を超えるくらいの巨大分布になっている。

1話で迷走気味になってしまったけれど、2, 3話も合わせてみても

・元絵の解像度も十分のフルHD撮影カットは確実に存在する
・縦957.5辺りの中途半端な特徴のカットが大量にある

というところは共通している。

さらに縦1080と縦957.5の特徴が混在したように見えるフレームや、縦957.5とは違う特徴のカット、人物と背景でも少し異なっているところも多いので、この957.5が撮影解像度に由来する特徴の可能性は低そうだ。

映像では判断できない領域なので実際の処理は作っている人に聞かないとわからないけれど、 撮影はフルHDで行っているものの、ほとんどの場所は元絵の解像度が不足した状態で、標準的な作りのカットの場合、撮影時に素材となる絵を112.8%くらいに拡大していて縦957.5の特徴が多く残ったという辺りが正解に近そう。人物が小さいカットでは絵を縮小して使っているところが多く、そんな作りのカットでは縦1080の特徴がはっきり残るフルHD相当の超高精細映像になっただろう。


結局1話と同じことしか言ってないけれど、確信に近づいたといった感じ。

評価に困るけれど1280x720でも元絵の解像度不足の作品はあったし、文句なしのフルHDカットもあるということでとりあえずHVFULLのまま。

2014年1月20日月曜日

いなり、こんこん、恋いろは。 1話



局:tvk
放送日:2014/01/19
制作:プロダクションアイムズ
評価:HV1280

MX, BS11と同じところ。


他局より格段に小さい分布になってしまうところがほとんど。アプコン並みにボケているカットもあるくらいtvkボケの影響が強く出ている。

アップのカットはそれほど気にならないけれど、人物が小さく描かれ比較的細い線の多いところでは線の黒浮きが目立ち、どこははっきりしない絵に見えてしまう。

背景の描写の潰れも酷くのっぺりした絵になっているのに、シーンチェンジ近辺の劣化も他局より多く、不安定な放送画質になっている。tvkと相性の悪いアニメと言っていいだろう。

そんな状態でもテレビのNRや鮮明化処理でそれなりに鮮明なHVらしい絵に見えるので、いうほどの悪さは感じない環境も多いかも。

2014年1月19日日曜日

ワンピース フィルムゼット



局:フジテレビ
放送日:2014/01/18
制作:東映アニメーション
評価:HV1280

下のNBSと同じところ。


横がばっさり切れたフジテレビらしい小ぢんまりした縦長の分布になっている。

明らかにNBSの方が横の伸びが良いにも関わらず、絵で比較すると特徴は真逆で、フジテレビの方が線も細く引き締って見えるし、背景のディテールの潰れも圧倒的に少なく情報量の多い絵を維持できている。

こんな例はほとんどないけれど、同時放送の系列局への伝送時に劣化していて、局のエンコーダ以前に放送素材の画質に大きな差があったことが原因?

ただ、フジテレビもシーンチェンジ近辺を中心にブロックノイズだらけの破綻フレームが大量に発生していて、普通に見ていても気になるくらい荒れた映像になってしまっている。劣化局フジテレビの中でもかなり状態の悪い画質だし、結局どちらも微妙な印象。少しのっぺりした絵でも安定性はNBSの方が圧倒的に上なので落ち着いて見やすい画質といえそう。

フジ以外がNBSと同レベルの劣化素材だったとすると全国的にボケ気味の画質で放送されていたかも。



局:長野放送
放送日:2014/01/18
評価:HV1280

そのまま再掲


フジテレビより線がボケて太く見え、輪郭もはっきりしない。それでも横の伸びが良いのは全体が一律にボケているわけではなく、場所によってボケが酷いところとほどんどボケていないところが混在しているのが理由だろう。この分布はフレーム内の要素をすべて重ねて表示しているので、最も鮮明なところを反映した分布になりやすい。



この2局の比較は過去にも同枠のワンピース特番でやっているけれど、その時は今回のような傾向なく、分布の大きいNBSの方が鮮明で緻密な映像になっていた。グレインの強い映像が影響した可能性も0ではないけれど、この間に伝送方法の変更があったのかもしれない。

いなり、こんこん、恋いろは。 1話


局:BS11
放送日:2014/01/18
制作:プロダクションアイムズ
評価:HV1280



MX1話と同じところ。

似たような分布で角が取れた感じに見え、MXと比べると円に近い分布になるところが多い。

絵で見ると場所によって特徴が異なり、線の鮮明さもBS11の方が細く見えるところがあればMXの方が細く見えるところもある。背景の細かい描写も似た傾向で同じフレームの中でも見る場所次第で変わりどっちもどっち。

圧縮劣化はBS11の方がやや多く、動きの少ないところでも線が少し崩れているくらいの差はあり、点数をつけるとMXの方が少し上になりそうだけど、動画では判別できないくらい似た映像に見えるし、ほぼ同等の画質と言ってもいいレベルだろう。

桜Trick 1話


局:BS-TBS
放送日:2014/01/18
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873

これもTBS1話と同じところ。


TBSより横の伸びが少し良くなっているけれど、横1440経由の映像なので横がばっさり切れた分布は相変わらず。

絵でもBSの方が線が細く引き締まっていて、僅差でも地上波より鮮明さを維持できているように見える。背景などの細かい描写も全体にBSの方が潰れ画少なく情報量の多い映像になっている。

ただ、やはり安定性は地上波の方が上で、動きが少ないカットのフレームでもBSでは少し線が荒れて見え、シーンチェンジでのブロックノイズもBSの方が目立つ。

それでも昔のBS-TBSとは比較にならない安定画質になっているし、劣化が多さが気にならないくらいBSらしい緻密な絵になっているので、BS-TBSの方が高画質と感じる環境が多くなりそう。

魔法戦争 1話


局:BS-TBS
放送日:2014/01/18
制作:マッドハウス
評価:HV1280


TBS1話と同じところ。

良く似た分布になるところばかりだけど、全体にBSの方がノイズが少し多い。

ノイズといっても圧縮劣化のノイズよりは、元映像のノイズ効果が潰れず残っている感じに見え、背景の描写も地上波より潰れが少なく緻密な絵になっている。ただ、圧縮劣化自体は地上波より多く、線が少し崩れて気味で安定性ではBSの方が下。

それでも荒れてみるほど酷い劣化は稀なので、情報量の多いBS-TBSの方が高印象になる環境が多くなりそう。

世界征服~謀略のズヴィズダー~ 1話


局:BS11
放送日:2014/01/18
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280


MX1話と同じところ。

一回りというほどの差ではないけれどBS11の方が小さい分布になる。このフレームに限った差ではなく、全体に少しBS11の方が伸びが悪くノイズも増えている。
 特にざらついた質感の背景の特徴が崩れが目目立つ。圧縮劣化で線も荒れ気味で、MXより格段に不安定な画質になってしまった、BS11との相性が悪い特徴のアニメ。

それでも、しっかり線も暗い高コントラスト映像なので鮮明さはほとんど変わらないし、比較しなければ特に悪い画質と感じるような絵にはならないかも。

ニセコイ 1話


局:BS11
放送日:2014/01/18
制作:シャフト
評価:HV1280


MX, tvkと同じところ。


MXより僅かに横の伸びが良く、縦は逆に悪く見えるけれど、誤差レベルの差しなく良く似た分布になる。

BS11の方がノイズが少し多いけれど、線の乱れもほとんどなく、BS11の中では安定して見える。

MXとフレーム毎比較すると差はあるものの、特に一方が緻密な絵になっているという感じもなく、背景の潰れ具合も大差ない。細かい部分の色はBS11の方が滲みが少ないけれど、圧縮劣化でMXより崩れてしまっているところもあってはっきり良いといえるほどの違いは出ていない。これも好みや環境で優劣が変わりそうなので、ほぼ同等の画質と言ってしまっていいかも。

ワンピース フィルムゼット


局:長野放送
放送日:2014/01/18
制作:東映アニメーション
評価:HV1280


フジテレビではなく今回はNBS長野放送で。フジも後でチェックします。

特別大きいわけではないけれど、きれいな円分布の鮮明HV。基本線もしっかり暗い高コントラスト映像だけど、人物が小さいところでは線が細く黒浮き気味になり、演出的な理由とは無関係にカット間で少し印象が異なる絵に見える。

ノイズの粒がわかるくらい強いグレイン風ノイズがあり、荒れて見えるほどではないけれど圧縮劣化も目立つ不安定な画質になっている。


比較的鮮明さを優先したような線で特に縦方向にジャギ感が残る線が多いけれど、縦720の特徴もわかりやすく残っていてHV1280。黒帯なしの16:9もいつも通り。

2014年1月18日土曜日

マケン姫っ!通 1話


局:BS11
放送日:2014/01/17
制作:ZEBEC
評価:HV1280


MX, tvkと同じところ。


MXに近い分布でも僅かにBS11の方が大きく見える。といっても誤差レベルの差で、絵で見ると鮮明さはまったく変わらずロゴなしでの判別も難しい。

BS11の方が少しノイズが多いけれど、圧縮劣化での線の乱れはほとんどなく、BS11でも安定感はまずまず。ただ、背景に微妙な描写はMXの方が潰れず良く残っていて、BS11の方が少しのっぺりした絵になっているので、僅差でもMXの方が良く見える環境が多いかも。

のうりん 1話


局:BSアニマックス
放送日:2014/01/17
制作:SILVER LINK.
評価:HV1280


MX, BS11と同じところ。

他局よりノイズが多く、輪郭がはっきりしないもやっとした分布になるところがほとんど。

圧縮劣化で線が崩れ気味で少し汚い感じはするBSアニマックスらしい画質だけど、背景の描写の潰れはMXより少なく情報量の多い緻密な絵に見えるところが多い。好みで環境で優劣も変わりそうだけど、ノイズをうまく隠してくれる環境であればBSアニマックスが一番良く見えるかも。

3局で比べるとこれといって良いところが見つからないBS11の劣化が目立ち、相性はかなり悪いアニメと言えそう。

2014年1月17日金曜日

ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル 1話


局:BS11
放送日:2014/01/16
制作:アームス
評価:HV1280+

MX1話と同じところ。


比較する場所次第で傾向か異なり、1フレームの特徴だけみてもあまり意味はないけれど、ここは横の伸びはBS11の方が僅かに良く、縦は逆にMXの方が少し伸びが良い。

鮮明さではBS11の方が上に見えるところが多いけれど、MXの方が全体では安定して見え、背景の描写の潰れも少ない。ただ、派手に動くところではBS11の方が少し安定して見えるところもあるなど、フレームによっては逆の特徴になっているところも多く、どちらも明確に優位といえるような要素はなさそう。

Z/X IGNITION 2話


局:テレビ東京
放送日:2014/01/16
制作:テレコムアニメーションフィルム
評価:HV1280+/837, HV1280


2話で変わったという話ではなかったけれど、1話で見たところとは異なる特徴の映像があったので再チェック。

1話で見たところより一回り小さくアプコン並みの分布になっているけれど、このフレームは比較的はっきり縦720のジャギが残っているHV1280。

1話を再確認して見ると、特徴が異なるカットが混ざっていることに気付かなかっただけで、1話にも1280x720映像があり、見た範囲では半分近くかむしろ多いくらい大量に存在していた。再確認してみても縦837のカットもしっかりあり誤認ではなく混合状態に気付けなかった。ぼかし効果の影響で映像で見ると違いもよくわからない。

極一部のカットしか調べられないので、似たような特徴のアニメが大量に存在する可能性も否定できないけれど、半々くらいで混ざっていればもっと頻繁見つけられると思うので、サイズ違いのカットが混ざる例はそれほど多くないだろう。

1280x720の特徴を見るとフルHDに拡大するリサイズでは乱れもほとんどなく、縦720の特徴もはっきり見えるけれど、撮影までのリサイズが少し雑で全体にジャギ感が強く線も乱れ気味。サイズの違いを誤魔化すために極端なボケ画質にしたわけではないと思うけれど、鮮明な画質であれば印象が大きく異なる画質になっていたはず。

撮影にはいくつものスタジオがクレジットされているけれど、1話と2話では変化していない。この状態のままで進めば、混合状態も続くことになりそう。

追記とお詫び
1話を中心に調べ直した段階で書いてしまい評価が不適切だったため修正しました。2話も時間をかけて調べ直してみたところ、数十カット確認しても2話には縦837のカットが一つも見つからない。本編映像流用もあるOPも、EDも同様に縦720のジャギがはっきり残っているし、2話はほぼ全体がHV1280映像になっている。

他に投げているだけかもしれないけれど、2話を見るとこの先もHV1280のままになりそうだし、テレコムも高精細組から脱落してしまったようだ。

ピンポン THE ANIMATION


局:フジテレビ
放送日:2014/01/16
制作:?
評価:HV1280


フジテレビボケの影響で横の伸びが悪く、縦長の楕円分布になる。

同じボケ局でも、tvkボケは元映像が鮮明であれば大きな分布になることも多いけれど、フジでは横の伸びに限界があってそれを超える鮮明映像では横がばっさり切れた感じの分布になってしまう。

特に背景で目立つけれど、作画時の線の特徴を強く残すような作りで、線がガタガタに見えるジャギ感の強い絵になっている。線も若干太めでしっかり暗いので高コントラストのくっきり画質に見える。おかげで縦720のジャギもわかりやすく残っていて、これもHV1280。

マケン姫っ!通 1話



局:TOKYO MX
放送日:2014/01/15
制作:ZEBEC
評価:HV1280


特に鮮明なところは少し四角感のある分布になるけれど、巨大な円に近い分布の鮮明HV。線も黒に近く輪郭強調気味になっているので極端なくっきり画質に見える。制作も変わっているけれど、極端なグラデーション効果で微妙なバランスに見えた1期よりは見やすい映像になった。作画含めまったく別のアニメというくらい印象が変わってる。

この分布でも縦横とも1280x720のジャギがはっきり残るHV1280。強引に鮮明さを欲張ったような特徴で、全体にジャギ感が強く、特に細かい描写や人物が小さいカットでな線がガタガタに見えるところが気になる環境も出てきそう。全体で見ると線の輪郭も十分滑らかに見えるし、まあこういう尖った鮮明画質もあり?

ZEBECはバディファイトをフルHDで作っているので途絶えたわけでないけれど、そこにフルHD制作資源を使っているからか夜アニメではニャル子WのフルHDからあっさりHV1280に戻ってしまった。




局:tvk
放送日:2014/01/15
評価:HV1280


MXよりは小さいものの、tvkでも巨大と言ってもいいくらい大きな円分布になる。線も黒に近いので、僅かにボケても黒浮きが気になるところもなく、MXと変わらないくっきり画質に見えるところがほとんど。

ただ、MXより圧縮劣化が多く、荒れた絵になっているし、L字リスクやロゴなしであっても画質視点では同時放送でもtvkで見ようとは思わないくらいの差がある。

いなり、こんこん、恋いろは。 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/01/15
制作:プロダクションアイムズ
評価:HV1280

大きめの円に近い分布の鮮明HV。黒とうほど暗い線ではなく、明るさも若干抑え気味でくっきり画いつというほどのメリハリはないけれど、コントラストも十分高い鮮明画質に見える。


ノイズ効果がないか非常に弱く、ほとんどちらつきも見えず安定感は高め。

番宣では、AICっぽいジャギ感のある細い線と書いてしまったけれど、本放送ではその特徴は見えず、大半のカットはジャギ感のない滑らかな線で、AICっぽさはほとんど消えていた。意図的にやっているのかもしれないけれど、全体に線が少し滲んだように崩れた特徴になっていて、鮮明画質でもどこかすっきりしない絵に見える。


その線の崩れの影響で特徴がはっきりせず、正確な数字を確認できないカットがほとんどだけど、
元絵の特徴も良く残っていて、 1280x720より上?と思うような特徴も多い。といっても実際の高精細なHVというわけではなく、、細い線や線間隔の狭い描写では縦720のジャギもはっきり残っていてこれもHV1280。

2014年1月15日水曜日

うーさーのその日暮らし 覚醒編 2話



局:テレビ東京
放送日:2014/01/14
制作:サンジゲン/ライデンフィルム
評価:HV1280


今回から通常回。

横の伸びは良いけれど、縦に潰れた分布になる。CGっぽいジャギ感は皆無といっていいくらい線の輪郭がボケていて、ソフトな画質に見えるけれど、比較的太い線が多いので、映像としてはそれほどボケた絵には見えない。

1期は良く覚えていないけれど、短編のCGとはいえ異様に動画の少なく、ほとんどのカットは絵自体を動かすことでアニメしているので、それも含めてこの作品っぽいといsても映像的には詰まらない作りに見えてしまう。

線の輪郭はソフトでも比較的はっきり縦720の特徴が残っていて、今回も普通にHV1280。

2014年1月14日火曜日

のうりん 1話


局:BS11
放送日:2014/01/13
制作:SILVER LINK.
評価:HV1280

MX1話と同じところ。


MXに良く似た分布でもノイズが少し多く、明るい部分の伸びが少し悪くなるところがほとんど。絵でみても動きの少ないところでも圧縮劣化での線の乱れが出ていて、MXより少しボケて見える。

背景の描写もMXの方が潰れが少なく、情報量の多い絵を維持しているし、普段はMXの方が目立つ色の滲みもBS11の方が悪く見えるところが多かった。探せばMXの方が悪く見えるフレームは簡単に見つかるけれど、MXの方が良く見える環境がほとんどだろう。

2014年1月13日月曜日

未確認で進行形 1話


局:BS11
放送日:2014/01/12
制作:動画工房
評価:HV1280


MX1話と同じところ。


これも横1440経由の映像だけど、かなり鮮明なHV画質なのでBS11の方が少し横の伸びがよく、MXより大きな分布になっていて絵で見ても線が細く引き締まって見える。

圧縮劣化はMXより多く、特に背景の描写は全体に潰れ気味で、MXの方が情報量の多い緻密な絵に見える。ただ、全体に簡素な背景が多いので、動画で見ても印象差はほとんどなく、BS11も荒れが目立つところは稀で十分安定して見えそう。

中二病でも恋がしたい!戀 1話


局:BS11
放送日:2014/01/12
制作:京都アニメーション
評価:HV1280+/955.5, HVFULL(OP, ED)


MX1話と同じところ。


これも横1440経由の映像で横方向のリサイズ跡もしっかり残っているけれど、高精細HVなので、リサイズ回数が少ないBS11の方がボケが少なく、僅差でもMXより横の伸びが良い分布になる。

圧縮劣化はBS11の方が若干多いように見えるけれど、背景の潰れが少なく、MXより緻密な絵に見えるところが多い。

色の滲みも少なく細かい描写もMXより鮮やかにみえる。劣化が少ない分、好みによってはMXの方が良いと感じることもありそうだけど、BS11の方が高画質に見える環境がほとんどだろう。

とある飛空士への恋歌 1話


局:BS日テレ
放送日:2014/01/12
制作:トムス・エンタテインメント, 3xCUBE
評価:HV1280


MX1話と同じところ。

似たような分布でもBS日テレの方が横の伸びが少しよくさらに大きな分布になる。

ノイズが多く周囲が少し明るくなっているけれど、圧縮劣化ではなく、オリジナル映像のノイズ効果が潰れず良く残っているだけで、むしろシーンチェンジに弱くなったMXの方が劣化が目立つフレームは多い。

背景の描写も圧倒的と言っていいほど潰れが少なくBSの方が緻密な映像に見える。MXも十分上質で悪い画質ではないけれど、BS日テレは圧勝といっていいくらい欠点が少ない優秀な放送画質になっている。

スペース☆ダンディ 1話



局:BSフジ
放送日:2014/01/12
制作:ボンズ
評価:HV1280


フジテレビアニメ以外は珍しいBSフジ。

MX1話と同じところ。


円に近い分布だったMXより横の伸びがかなり悪く、小ぢんまりした縦長の楕円分布になってしまうボケ局のBSフジ。

この作品は線も太めでしっかり暗いので、絵で比べると鮮明さはほとんど変わらないところがほとんど。ただ、ボケだけなく圧縮劣化もBSフジの方が多いのでノイズの見えやすい環境では少し汚い映像に見えてしまうだろう。

2012年までの高画質時代のBSフジであればMXより上の画質になっていただろうけど、今はMXの圧勝。

GO!GO!575 1話


局:tvk
放送日:2014/01/12
制作:レイ・デュース / C2C
評価:HV1280


MX1話と同じところ。


いつも通りのtvkボケ画質で、MXより一回り小さい横長楕円分布になる。

線が極端に細くなくしっかり暗いので、tvkボケの影響があっても線が黒浮きして見えるところはほとんどなく、映像で見ると似たような鮮明画質で印象差はほとんどない。

tvkにしては圧縮劣化も非常に少なく安定した放送画質になっているし、tvkとの相性がかなり良い特徴の映像と言えそうだ。

ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/01/12
制作:アームス
評価:HV1280+/810



特に細かい背景描写のあるカットではさらに大きな分布になるところがあるけれど、人物中心の絵では大きくきれいな円分布になる。

全体に細くなりすぎないように配慮された線もしっかり暗く、人物の大小に関係なくどのカットも似たようなくっきり画質に見える。


ノイズ効果の大半は潰れているけれど、MXにしてはノイズの粒が残っているところが多く、動きのある部分では圧縮劣化が出やすくなっている。それでも派手に動くカット以外では酷く崩れたフレームは少なく、映像の特徴を考えると放送としては十分健闘していると言ってもよさそうなくらいの安定感はある印象。

ジャギ感もほとんどなく滑らかな線に見えるけれど、リサイズでの乱れもなく縦810の特徴もしっかり残っていて、番宣通り1440x810のHV1280+。OP, EDとも本編と同じ1440x810で統一されている。今回は1440x810の地味なサイズだけど、テレビアニメでは3作連続HV1280+を維持のアームス。

2014年1月12日日曜日

てさぐれ!部活もの あんこーる 1話


局:日本テレビ
放送日:2014/01/11
評価:HV1280

1期使いまわしがほとんどだけど、新作カットの分布。

1期1話で見たところより大きく、さらに鮮明な映像なっている。といっても1話ではジャギ感軽減を狙ったのかぼかし効果が入っていた影響で、解像度が上がったわけではない。

一部しか残していないのでどの辺りから変わったのか確認できないけれど、1期も終わりの方はぼかしの弱い鮮明映像になっていたので、1期の初期が例外だっただけのようだ。

引き続き縦横とも1280x720ジャギがわかりやすいHV1280で変わらず。

犬猫アワー 47都道府犬R&にゃ~めん


局:日本テレビ
放送日:2014/01/11
制作:ダンデライオンアニメーションスタジオ
評価:HV1280+/900

47都道府犬Rの分布。

映像でも高解像度の映像とわかる精細感のある3DCGだけど、基本輪郭線のないCG絵なのでここのチェックでははっきりしない分布になってしまい、伸びの良さは犬以外の背景的な描写の要素がほとんど。

フルHDというわけでもなく、縦900のジャギがきれいに残っていて元は1600x900のHV1280+。



制作:HiWaPlus
評価:HV1280

にゃ~めんの分布。

これも輪郭線のない3DCGだけど、キャラや背景に細かい描写が結果的に線で描いたような特徴になり、はっきりした分布になっている。

縦の伸びも非常に良いけれど、普通に見ていても線がガタガタなのがわかってしまうくらい粗い映像。簡素なCG映像は最初の状態から線の輪郭がはっきりしているけれど、そんな映像を鮮明さ優先のリサイズで拡大しているので、線の輪郭だけはボケず、フルHDに近い鋭さになっている特長が分布に現れているだけ。

そんな事情でこの分布でも縦720のジャギがはっきり残るHV1280。

特に珍しい特徴の映像でもないので分布は省略するけれど、FLASHでも作れそうな簡素な3Dではない予告はフルHD相当の映像だった。

鬼灯の冷徹 1話


局:BS-TBS
放送日:2014/01/11
制作:WIT STUDIO
評価:HV1280+/864


TBS1話と同じところ。


大きな分布になる鮮明映像ではいつも似たような差になるけれど、 TBSより横の伸びが良くさらに大きな分布になっている。絵で見てもTBSより線が細くなっているけれど、動画ではっきり違いがわかるような印象差はなく、鮮明さはほとんど変わらない。

BS局に多い傾向だけど、地上波よりノイズ効果が潰れず残っていて、圧縮に負担がかかりBS-TBSの方が圧縮劣化でのノイズが多く、線も少し荒れてしまっている。シーンチェンジ近辺の劣化も目立ち、TBSの方が安定した映像に見える。

ただ、荒れていても背景の細かい描写が潰れず残っているところが多いので、劣化が目立たない環境であればBSの方が上質な絵に見えそうだし、好み次第で優劣も変わりそう。

いつも通り横方向のリサイズ跡もしっかり残っていてこの作品も横1440経由。

妖怪ウォッチ 1話


局:BSJAPAN
放送日:2014/01/11
制作:OLM TEAM INOUE
評価:HV1280+/810, HVFULL(EDのみ)


テレ東1話と同じところ。

ほとんど変わらない分布だけどこのフレームではテレ東の方が僅かに横の伸びが良く見える。別の場所ではBSの方が少し大きく見えるところもあったけれど、ほぼ誤差といってもいいくらいの差で似たような大きさになるところがほとんど。

色の滲みが少なく細かい描写の色も崩れずテレ東より鮮やかな絵に見える。ただBSの方がノイズが目立ち、背景の細かい描写もテレ東より潰れがちなので、テレ東の方が良く見える環境が多くなりそう。

いつも通り横1440経由のソースで、BSJAPANでも横1920を維持した映像は未発見。

生徒会役員共* 1話


局:BS11
放送日:2014/01/10
制作:GoHands
評価:HV1280


MX, tvkと同じところ。

MXに近い分布でも周囲のノイズが多く、明るい部分の伸びが少し悪くなっている。

線もしっかり暗いくっきり画質なので鮮明さは大差ないけれど、モスキートノイズもMXより多く、特に背景は全体に崩れ気味で細かい描写が潰れてしまっているところが目立つ。

探せばMXより良いフレームも見つかるけれど、圧勝と言っていいくらいMXの方が欠点の少ない映像に見える。

世界征服~謀略のズヴィズダー~ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/01/11
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280


小ぢんまりした感じにも見える円に近い分布でも、歪な形になるところが多い。1話は夜のシーンばかりだけど、嘘でもかなり明るい色を使って表現しているので、暗すぎて何が起こっているかわからないようなシーンも皆無で、高コントラストの見やすいくっきり画質になっている。

背景全体に和紙っぽいテクスチャを乗せているので独特の質感になっているけれど、背景以外は僅かなグラデーションがある程度のベタ塗りに近いすっきり画質に見える。グレイン風ノイズもあるけれど、ほとんど潰れてしまい圧縮劣化もそれほど多くない。

線も若干太めで滑らかに見えるけれど、リサイズでの乱れもなく縦720の特徴もきれいに残っていてこれもHV1280。A-1もガリレイドンナが1440x810だっただけで、あっさりHV1280に戻ってしまった。

ニセコイ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/01/11
制作:シャフト
評価:HV1280


きれいな円という感じではないけれど、大きな円に近い分布の鮮明HV。鬱陶しいくらいの光効果も多用した明るいシーンが目立つけれど、比較的暗い線での描写が多く、コントラストの高いくっきり画質に見えるカットも多い。

シャフトにはよくあることだけど、滑らかな線に見えるところが多くても細い線での描写が目立ち、細かい描写では線がガタガタに見えるところもちらほら。

大半は潰れているけれど、比較的強いノイズ効果を使っているようで、動きの激しいところはもちろん地味な動きでも圧縮劣化が多くMXでも荒れ気味。環境によっては汚いと感じるくらいの絵に見えてしまうこともありそう。

元からジャギがわかりやすい映像だけど、リサイズでの乱れもなく縦720のジャギも綺麗に残っているHV1280。


局:tvk
放送日:2014/01/11
評価:HV1280


MXより一回り小さくなるtvkボケ画質。

極端に小さい分布でもなく、tvkでも十分鮮明に見えるシーンが大半だけど、ボケの副作用で特に細い線が黒浮きしてしまい、MXと見比べるとどこかはっきりしない絵に見えてしまうところも多かった。

2014年1月11日土曜日

鬼灯の冷徹 1話


局:TBS
放送日:2014/01/10
制作:WIT STUDIO
評価:HV1280+/846


縦も枠を超えるような伸びではないけれど巨大といってもいいくらいの分布になる。絵で見ても一目で1280x720クラスの映像ではないとわかる精細感があるけれど、線もしっかり暗く高コントラストの鮮明精細HV画質になっている。

ノイズ効果のちらつきも残っているけれど、ノイズの粒はほとんど潰れてすっきりしたベタ塗り画質になっているので、高解像度でも安定感は高く、圧縮劣化もほとんど気にならない。

リサイズでの乱れもほとんどなく、縦864のジャギも綺麗に残っていて、元はもえたんBASARAの1536x864。IGを中心に1536x864作品もかなりの本数見てきたけれど、この作品ほど綺麗に縦864のジャギが残っている映像は初めてかも。

進撃の巨人では縦824か857の整数で16:9にならない中途半端な数字だったWIT STUDIOだけど、縦横とも16の倍数になるデジタル的に切りのいいIG標準1536x864になった。WIT STUDIOはIG系の制作の一つなのでこの数字に標準になりそうだ。

Wake Up, Girls! 1話



局:テレビ東京
放送日:2014/01/10
制作:Ordet x タツノコプロ
評価:HV1280

制作の違いという感じではないけれど、分布が大きく変わるところが混ざっていたので、2箇所見ておこう。

上はかなり大きな円分布になっているけれど、特にぼかしなどの効果はなくても下くらいの一回り小さい分布になるところもある。

どちらもしっかり暗い線のすっきりくっきり画質なので分布に差があっても似たような絵に見えるけれど、線の輪郭の特徴も異なっている。環境によっては質感が変わったと感じるくらいの違いはあり、上の状態のカットはややジャギ感の強い線でも若干細く、下のカットより少し精細に見える。



上と比べると小さいけれど、線も滑らかで落ち着いた絵に見える。好みの問題になるけれど、上の方が少し雑な作りに見えるし、視聴環境に影響されにくいので、こちらの方が高画質と感じる人が多いだろう。一部しか確認していないけれど下のようなカットの方が圧倒的に多いようだ。

どちらにも共通して上下に×状の分布が見え、鮮明を優先したリサイズで拡大している。ただ、似た特徴の他作品よりは鮮明さを欲張りすぎていない処理のようで線の揺らぎも目立たない。

軽微なグレイン効果はあるけれど、大半のノイズは潰れてすっきりした絵になり、簡素な絵も効いているのか安定感はまずまず。

線が細いので上のフレームの方がジャギがわかりやすいけれど、どちらも縦720の特徴がしっかり残っていてこれもHV1280。

映画のCMもあちこちで頻繁に流れているけれど、大きさは下に近い分布になる。リサイズ処理は異なっていて、映画CMの方がさらに線が滑らかな絵に見える。サイズは変わらず映画でも黒帯なし16:9のHV1280。

ストレンジ・プラス 1話


局:tvk
放送日:2014/01/10
制作:セブン
評価:HV1280

全体に絵も簡素で露骨な動画節約演出も多い低予算っぽい作りの短編。

小ぢんまりした分布のソフトなHV画質だけど、線がしっかり暗いので分布の割にはメリハリのある映像に見える。ただ全体に明るさや彩度を抑えた暗めのカットが多いので、落ち着いた絵というか地味な印象。tvk画質なのでオリジナルはもう少しメリハリのある映像なのだろう。


先週の特番で流れた番宣の方が鮮明で、本放送の方が劣化が多く、線も荒れ気味で特徴がはっきりしない。番宣の方が何らかの理由でノイズ効果が弱くなっていて、圧縮劣化が出にくい映像になっていたのかも?

劣化で縦720に見えないくらい荒れたフレームが大半だけど、縦720の特徴が断片的に残っているフレームもしっかりあり、これもHV1280。

のうりん 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/01/10
制作:SILVER LINK.
評価:HV1280


綺麗な円という感じではないけれど、このフレームは大きめの円に近い分布になる。ただ、鮮明に見えるところでも演出的に少しぼかしたカットの方が目立ち、一回り以上小さい分布になるところがほとんど。

線が最初から明るい色にしている上、ぼかしなどの影響で極端に黒浮きした線も多く見つかる。さらに、元から少しジャギ感の残っていた線がノイズ効果や圧縮劣化の影響で荒れ気味になっているので、狙った質感以上にはっきりしない絵になってしまったようにも見える。ちぐはぐに見える要素が多いので単純に作りが雑なだけかも?
 
少し線に乱れはあるものの縦720の特徴ははっきり残っているところが多く、これもHV1280。

結局、のんのんびよりで久しぶりに復活したSILVER LINK.のHV1280+は1作だけで終わってしまった。バカテスを思い出すような演出が多い作品だけど、見比べると画質的には3, 4年退化したような微妙画質に見えてしまう。

2014年1月10日金曜日

pupa 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/01/09
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873

当初の発表より1クール遅れでの放送。

BDのCMは劣化が目立つ画質だったけど、放送では劇的に変わり、四角感の強い巨大分布の高精細HVになった。狙ってやっているのだろうけど、全体に線がガタガタに見える極端にジャギ感の強い映像になっている。その分、精細感も高く見え、コントラストも十分のくっきり感のある鮮明映像になっている。


リサイズでの乱れもなく縦873のジャギが綺麗に残っていて、これも元は1552x873のHV1280+。線がガタガタなので、横方向の特徴も良く残っていて、1440x1080放送でも正確に横1552と断定できるジャギが確認できる。下に流れ続けるOPの映像では線の輪郭が少し荒れていて、正確に873と判断できるところがなかったけれど、断片的にはそれに近い特徴が残っているのでおそらく同じだろう。EDには同じ縦873の特徴がはっきり残るフレームがあった。

動画工房が1280x720に戻ってしまっり、ディーンもメガネブは1280x720だったりと高解像度制作を継続する負担は相当重いようだけど、今期も整数で16:9になる1552x873で揃えてきたのでディーン標準としてこのサイズを継続してくれそうだ。

最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。 1話


局:BS11
放送日:2014/01/09
制作:project No.9
評価:HV1280


MX1話と同じところ。

似たような分布でもBS11の方が周囲のノイズが多く、明るい部分の伸びが微妙に悪く見えるところが多い。

線もしっかり黒いすっきり絵なので、動画では判別できないくらい似た画質に見えるけれど、圧縮劣化で線が少し崩れていたり、背景の描写が潰れが目立つなど、MXより荒れた絵になっている。弱いノイズ効果のある高コントラスト映像と相性が良いMXの傾向は2013年10月の画質変化後も変わっていないようだ。


GJ部 1話


局:BS日テレ
放送日:2014/01/09
制作:動画工房
評価:HV1280+/810


日テレ1話で見たところ同じ。

このフレームはBS日テレの方が少し伸びが悪くなっているけれど、見るところによって異なり、似たような分布になるところやBSの方が大きくなるところもあった。全体ではBSは同等か少し大きくなるところがほんどで、このフレームは運悪くBSで劣化が目立った場所だったようだ。

BSの中でも画質の良いBS日テレらしい情報量の多い絵で、 日テレよりノイズ効果が潰れずに残っているのに圧縮劣化での線の乱れも少なく安定感も増している。背景の描写も緻密でBS日テレの圧勝。それでも動画では判別が難しいくらい良く似て見えるところがほとんどで、日テレも十分健闘している印象。

この先、放送回によって画質が変わるけれど、そのまとめはこちら。

いつも通りフルHD放送のBDでもこのアニメも横1440経由の映像で横方向のりサイズ跡もしっかり残っている。それ以前にこのアニメはBDも横1440経由なので、横1920のフルHDのマスター自体存在していない可能性が高い。特に2話や4種のEDは横1440を超えるサイズで作っているのでBDでも撮影時より小さいサイズを経由するというもったない作りになっている。

最近のBDはちゃんと1920を維持したフルHDマスターの映像が大半なので安く作った作品という感じがするけれど、3話収録の安価な設定で良心的でもあった。もっと深刻な問題や欠点があるBDはいくらでもあるし、最高画質ではなくても気にする意味もないレベルだろう。ちなみにBDも最終巻に収録されたノンクレジットEDは1920維持のソースを使っていて、各話についているEDより高画質だった。

桜Trick 1話


局:TBS
放送日:2014/01/09
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873



縦も枠を超えるような伸びはないものの、横がばっさり切れた感じで四角っぽい巨大分布になる。黒というほど暗い線ではないけれど、淡い感じでも十分暗く少し輪郭強調気味の線になっているので、高コントラストの精細かつ鮮明なHV画質に見える。

番宣で明るすぎる不自然な色になっていたけれど、本放送は正常と思える色に改善された。

ノイズ効果のちらつきも見えるけれど、大半は潰れてノイズの粒も見えず、比較的簡素な絵で派手な動きも少ないので、安定感も高め。

撮影までのリサイズもフルHDに拡大するリサイズも十分上質で乱れも少なく元絵の特徴も良くのこているけれど、線の輪郭に沿ったノイズには縦873のジャギが綺麗に残っていて、元はちゃんと整数で16:9になる1552x873のHV1280+。OP, EDも同じサイズで統一されている。