2009年10月9日金曜日

お願い!ポクポン 6話


局:TwellV
放送日:2009/10/09
評価:HV1280+

新作でもないけれど、珍しい例だったので取り上げてみる。

同心円状の特徴が出ている通り、PC作画らしい質感の簡素な絵で、FLASHっぽい動きにも見えるけれど実際の環境は不明。追記OPに「フラッシュアニメーション」の表記があった元はFLASHで正解だった。

上下は枠に収まらない所まで伸びていて、ジャギの特徴や、リサイズされていない線の異常な滑らかさからも、縦1080制作とわかりやすい。

TwellVは1440x1080なので横が切れている。といっても、今のところ1920x1080で放送している局ですら放送までフルHDサイズが維持されたと確信できるものは見つけていない。

安いPCでもフルHD動画をストレスなく扱える時代なので、この手の作品であればフルHD制作のものが多く出てきてもよさそうにも思えるけれど、確認できたものとしては初。といっても、短編アニメは積極的に調べてチェックすることもないので、例えばBSフジのBeポンキッキ内のアニメ映像あたりなら昔からありそうな気もするし、実はそれほど珍しくない可能性もありそう。

そらのおとしもの 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2009/10/08
評価:SD-p/48x

放送開始後に見つけた番宣はスルーしているけれど、今期は番宣画質も気になるのでチェックしておこう。

ややボケた感じはあるけれど、縦長のSD-p分布で縞もない。アプコンではあっても本放送より状態の良い番宣。タイトル部分はアプコンだけど放送時間などの文字はHDで入っている。

絵に線が少ないこともあって縦解像度を正確に判断できる場所がないため不確定という意味で48x。

キディ・ガーランド 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2009/10/08
評価:HV1280

HV番宣は不吉な前兆と考えたくなるような今期の流れだけど、大きめの円に近い分布。精細で鮮明なHVで、これもほぼ縦720のジャギが確認できる。

番宣だけに若干圧縮ノイズが目立つところは多いけれど、極端に大きな分布でない程度の仕上げで線の乱れも少ないのに、線は十分細く見えるところが多い上質なHV1280。

今日のところは本放送を楽しみにしておこう。

生徒会の一存 1話


局:TOKYO MX
放送日:2009/10/08
評価:LB-ip/364 LB-ip/363

BS日テレ, tvkと同じフレーム。

額縁のtvkと大差ない縦の伸びで、MXでは久しくなかった直接のレタボズーム。

分布通り汚い感じはないけれどコンポジで、動きのある部分ではしっかりクロスカラーも見える。分布でも上下にドット妨害の輝線がわずかに出ている感じ。

明るすぎる絵は他と同じ。

追記
再確認したところ縦は363の方が近そう。コンポジ由来の劣化もあり、簡易なチェックではフィールドのジャギを数えるために0.5の誤差に気付けなかった。

縞解消は可能だけれど、おそらく故意に劣化が目立つ処理を使っているためにコンポジ由来の劣化がが酷く、残像も激しいので副作用の方が大きいかも。縞解消設定としてはDestripe(182, 6, 5, 3, 2)。Destripeはボケた特徴を鮮明にしすぎるので、コンポジソースには向かないところもあり、部分的に単純に縮小した場合より線が乱れる部分も出てくる。線の特徴以上に色の縞がはっきり見えるため、色をうまく誤魔化さないと酷い絵になってしまう。

11eyes 1話


局:TOKYO MX
放送日:2009/10/08
評価:SD-i/486(A)

これも分布でわかりやすい常時縞の出ているSD-i。

横の伸びはよいけれど、ちょっとノイズで稼いでいる感じ。

濃い色も多いので淡いという表現とはちょっと違うけれど、若干黒浮き気味でコントラストが少し低く、縞の劣化も加わってどこかはっきりしない絵は悪い印象。

増加傾向のSD-iはやっぱり故意の低画質化と考えるべきなのかな?



解消した時の分布。縞でのどこか気持ち悪いボケも消え、アプコンとしては十分見やすいだけに放送画質はもったいない。