2016年7月15日金曜日

バッテリー 1話

局:フジテレビ
放送日:2016/07/14
制作:ゼロジー
評価:HV1280

明るいシーンは線も適度に暗く彩度低めでも癖のないすっきり画質に見える。室内は明るい色になっているのに、屋外は全体に陰影の強い暗めの絵が多く、画像だけだと何か事件でも起こりそうなホラー系の作品っぽく見える。コントラストが十分高いのでボケた絵には見えないけれど比較的ぼけた映像。フジテレビボケの影響も大きいけれど、元から少しソフトな絵のようだ。

リサイズでの乱れはないもののジャギ感の残る絵をぼかして整えたような作りで、どこを見ても縦720の特徴がきれいに残っているわかりやすいHV1280。

2016年7月12日火曜日

planetarian 予告編

サイト:youtube
配信日:2016/04/15?
制作:david production
評価:HV1280

放送がないので、フルHD配信されていたyoutubeの予告編でチェック。

カットによっては適度に暗い線になってるところもあるけれど、やや黒浮き気味の線が多くソフトなHD画質に見えるカットが多い。

youtubeなど低ビットレートの動画はブロックノイズのようなはっきりした劣化は少なくても、線の輪郭が荒れやすいので、その辺りも少し影響しているかもしれないけれど、リサイズ品質が微妙で線に粗さが残っていたり細かい描写が潰れかかっているなど、作画を活かしきれていない感じの少しもったいない作りに見える。

圧縮劣化の影響ではっきりした特徴が残っていないフレームが多いけれど、特にCGで作った画像には縦720の特徴がきれいに残っているところが多く、これもHV1280。

台風のノルダ

局:フジテレビ
放送日:2016/07/07
制作:スタジオコロリド
評価:HV1280+/900

劇場版アニメはテレビ放送があっても気付かず未チェックが多いけれど、時間的に見つけやすかったのでチェックしておこう。

特に効果のないシーンは黒に近い線のくっきり画質だけど、大半のシーンは効果線が黒浮き気味になっているか、暗い絵なので、全体ではソフトな絵に見えるカットが多い。

十分滑らかな線に見えるけれど、特に細かい描写や細めの線には縦900のジャギがはっきり残っていて、元は1600x900のHV1280+。

ぼのぼの 1話

局:BSアニマックス
放送日:2016/05/08
制作:エイケン
評価:HV1280+/991?

春の短編だけど、劣化の激しいフジテレビではほとんどお手上げだったのに対し、BSアニマックスの映像は特に横方向に異様に鮮明な映像での放送だったので再検証。

BSでも縦方向ははっきりした特徴がなく推定が困難なところは変わらないけれど、横方向はリサイズの副作用で発生した線の輪郭に沿ったノイズには1761.5辺りの中途半端でも高精細な特徴が残っていた。計算では1761.5x991辺りのサイズになる。

放送が横1440の放送なので、本当に元がそのサイズだったのか、あるいはそれが撮影時の解像度に由来する特徴なのかの判断が難しいけれど、4話辺りまで調べても同じ特徴を維持していた。エイケンのフルHD映像も存在するのでやろうと思えばできるサイズであること、映像から
見えてくる数字がこれしかないので?付きのまま評価上げ。

偶然の一致か何か関係あるのかこの数字は前例があって、A-1の宇宙ショーへようこそ
テレビ用映像でみる限り縦991になっていた。縦1000近いサイズになってくると1ピクセルの精度で確認することが難しく誤認の不安もあるけれど、合っているとしても中途半端な数字なので、元は一回り大きい整数で16:9になる1776x999で作らたものが少し欠けたパターンもしれない。

腐男子高校生活 1話

局:tvk
放送日:2016/07/10
制作:EMTスクエアード
評価:HV1280

これは普通のアニメ作画のショートアニメ。

若干明るめの線でくっきり画質というほどのメリハリはないけれど、精細感も高めで鮮明さもまずまず。

作画の線が細く拡大するとジャギ感の強い線になっているところが多く、それをぼかして整えたような作りになっているけれど、絵では輪郭も十分滑らかで精細感もあり、見た目の印象は悪く無い。

リサイズでの乱れもなくどこを見ても縦720のジャギがきれいに残っていてこれもわかりやすいHV1280。

ぐらP&ろで夫Ⅱ 2話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/08
制作:Pie in the sky
評価:HVFULL

存在に気づかず1話は録画してなかったので2話でチェック。

これも動画要素が少なく口と目ぐらいしか動かないカットが大半の2DCG。
今期は簡素なPC作画系短編が多いけれど、これもフルHDで作られている。

ちょびっとづかん 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/07
制作:勝鬨スタジオ
評価:HVFULL

動画要素が少なく、移動変形で動くところがほとんどの2DCG作画な映像。極太線絵自体は精細ではないもののフルHDで作られていて輪郭が鋭利なので非常に鮮明に見える。

魔法少女?なりあ☆がーるず 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/06
評価:HVFULL

背景画像が解像度不足で酷く粗い絵になっているけれど、映像はフルHDで作られている。

OZMAFIA!! 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/06
制作:Creators in Pack
評価:HV1280

線が細く精細感は高めだけど、元からあまり黒くない線をさらに少しぼかしているので黒浮きが目立ち、カットによってははっきりしない絵に見えてしまうところもある。

絵で見ると粗く見えるところはないけれど、元はジャギ感の強い線で乱れのない縦720の特徴もわかりやすく、これもHV1280。

SHOW BY ROCK!! しょ~と!! 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/04
制作:ボンズ
評価:HV1280


特に理由もなく短編ならCGで作るのかな、と思っていたけれど普通のアニメ作画。

1期より若干鮮明なカットが少ない感じはするものの、印象さはほとんどなくほぼそのままの特徴。

どちらかというと鮮明さ優先のリサイズで拡大していて3ピクセル周期の揺らぎはあるものの、絵が粗く見えるほどでもなく、縦720の特徴もしっかり残っていて、これもHV1280。

おなら吾郎 1話

局:tvk
放送日:2016/07/03
評価:HVFULL

未放送の夏アニメも僅かなので、後回しにしていた短編をチェック。

動画らしい動画皆無で動く紙芝居的映像。この手の映像では珍しくないけれどフルHDで作られている。

モブサイコ100 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/11
制作:ボンズ
評価:HV1280

ボンズに多いくっきり画質でも、いつも以上に太い線が多く作画から輪郭がガタガタの絵で作っているので、ボンズっぽい絵という感じは強くない。

線のガタガタさは意図的なものだけど、鮮明さ優先のリサイズで拡大した副作用でさらに線が粗くなっていて、静止画では若干汚い絵に見えてしまうところがある。最近のボンズはほとんどこのアニメと同じ特徴のリサイズでフルHDサイズに拡大しているので、何も考えずいつも通りの処理で作っただけだろうけど、粗い線の作画を活かすという意味では、補間の効いたリサイズで拡大した方が良かった気がする。






荒れているというほどでもなく、縦720の特徴もきれいに残っていて、今回もHV1280のボンズ。

ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園 未来編 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/11
制作:ラルケ
評価:HV1280


演出効果シーンによって見た目の鮮明さが大きく変化するけれど、比較的コントラストの高いところは線も細めで精細感のある鮮明画質に見える。

細めの線も多く拡大すると部分的に解像度限界でジャギ感の残る線になっているところはあるものの絵で見て粗さを感じるところはほとんどなく、精細さを優先しつつも無理のない絵に仕上げている印象。

リサイズの乱れも少なく、縦720のジャギがきれいに残っていて、これもわかりやすいHV1280。

2016年7月11日月曜日

アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd 1話

局:BS日テレ
放送日:2016/07/10
制作:プロダクションアイムズ
評価:HV1280

BS先行ということで、久しぶりにBS日テレの映像でチェック。




1期はぼかし効果の強いソフトな画質だったけれど、2期はボケが大幅に軽減して鮮明な絵になった。ぼかしの副作用の黒浮きも減り、細かい描写も潰れず鮮明さだけでなく精細感も向上している。

若干細めの線で縦方向には線に少しジャギ感が残っているけれど、全体に滑らかな線に見え粗さが気になるところもほとんどない。リサイズでの乱れもほとんどなく縦720の特徴もわかりやすく残っていて引き続きHV1280。

BS日テレも相変わらず横1440経由のソースでの放送。

斉木楠雄のΨ難 1話

局:テレビ東京
放送日:2016/07/10
制作:EGG FIRM, J.C.STAFF
評価:HVFULL

ちょっと簡素に見えるベタ塗り作画でも線の輪郭はかなり鋭利で鋭利な見るからに高精細なすっきりくっきり画質になっている。

比較的ジャギ感の強い線で、これも縦1080の特徴もわかりやすく残っているフルHD相当。アラ探しすると元絵の解像度不足で絵を拡大して使っているところも見つかるけれど、大半は文句なしのフルHD映像と言えそうな作りになっている。

あまんちゅ! 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/10
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/900

効果の影響でシーン毎線の黒さが大きく変わるけれど、効果の弱いところは線もしっかり暗い高コントラストの精細鮮明HD画質に見える。線の輪郭も非常になめらかで細かい描写の潰れも少なく、高解像度というだけでなく丁寧に作っている印象。かなりすっきりした絵でMXの中でも圧縮劣化が少ない方で安定したフレームが多い。


しっかり補間の効いたリサイズで線に注目するとフルHDクラスに見えるところも多いけれど縦900のジャギが確認できるカットが多く、元は1600x900のHV1280+。ただ、僅かにフルHD撮影しないと作れないカットが混ざっていて、これもJCらしいカオスな作りのようだ。


ちなみに1話本編でフルHD撮影と思われるところの一つはBパート5:08-5:13の双葉自己紹介に机が並んでる引いた絵のカット。全カット調べる時間もなく、仮に調べても十分な精度で判断できないところも多いので、全体でどの程度混ざってるかわからないけれど、大雑把に流し見してフルHDっぽいカットは2箇所しか見つけられなかったので、ほとんどは1600x900だろう。JCの1600x900アニメではほぼそのサイズで統一されていた例が多いので、今後1600x900でないカットが混ざるとしても極一部だけかも。

EDは全体が1600x900。OPも大半は1600x900だけど後半の動きの少ないところを中心にフルHDのカットが混ざっていた。

2016年7月10日日曜日

アンジュ・ヴィエルジュ 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/09
制作:SILVER LINK. / CONNECT
評価:HV1280+/810

アバンを除くと湯気等の影響で黒というほど暗くない線でくっきり画質というほどのメリハリのないシーンが多いけれど、特に効果のないシーンは線もしっかり暗い高コントラスト映像で、精細感のあるくっきり画質に見える。

線の輪郭はとてもなめらかでリサイズでの乱れもなく縦810の特徴もきれい残っていて1440x810のHV1280+。春の田中くんに続いて今期もHV1280+維持のSILVER LINK.。1280x720併用でもこのままHV1280+常連制作に復帰するのかも?

クオリディア・コード 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/09
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280+/810

黒浮きして見えるような線がほとんどなく、A-1にしては全体に安定したくっきりすっきり画質に見える。鮮明な分いろいろとはっきり見えてしまうので、不安になる作画のカットがちらほらあったような…

線がはっきりしているからか精細感はそれほど強くないものの、比較的乱れの少ない縦810の特徴がしっかり残っていて1440x810のHV1280+。

1280x720が消えた去年の勢いを思うと停滞気味だけど、1280x720から1920x1080まで幅のある併用でもHV1280+常連組は維持してくれそう?

一人之下 the outcast 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/09
制作:パンダニウム
評価:HV1280

これも比較的ぼかしが強くソフトなHD映像。少し暗くで彩度低めでも全体のコントラストは高く、十分鮮明に見えるカットが多い。

リサイズでの乱れはなく縦720のジャギもきれいに残っているHV1280で、純国産あるいはほぼ国産のアニメでも良く出てくる特徴ばかり。特に個性的だったり際立った特徴は見当たらず、特に上質な作りでもなければ雑と感じるところもなく、1280x720としては平均的な作りの見慣れた画質といった印象。

タイムトラベル少女 ~マリ・ワカと8人の科学者たち~ 1話

局:テレビ東京
放送日:2016/07/09
制作:ワオワールド
評価:HV1280

黒に近い線のくっきり画質が基本のように見えるだけど、シーンに合わせてコントラストを変えているので、極端なくっきり画質ではなく、線も適度に暗い癖のない鮮明画質に見えるところが多い。

それでも十分くっきり画質に見える環境が多いだろうけど、見た目の印象に比べぼかしが強く、どちらかというと鮮明さよりバランス志向な作り。ただ、これもジャギ感の強い絵をぼかして整えたような特徴で上質という感じはない。

リサイズでの乱れはなく、縦720のジャギがきれいに残っていてわかりやすいHV1280。

ベルセルク 1話

局:TBS
放送日:2016/07/08
制作:GEMBA ミルパンセ
評価:HV1280+/837

CG臭が強いものの本編の大半は線の輪郭はジャギ感も弱く滑らかな線に見えるところが多い。といっても細かい描写はガタガタになっているところも多く、上質なアンチエイリアスでもない。

2話以降見ればわかるだろうけど、意図して変えるつもりなのか効果を加える前の作りかけなのかCパートや予告は他と印象が大きく異なる鮮明映像になっている辺りが少し気になる。

3DCG主体のテレビアニメにしては見るからに高精細な映像になっていて、縦は837。元は1488x837でそれほど高解像度でもないけれど、1280x720率が異様に高い3DCGの中では頑張っている方と言えなくもない。

91Days 1話

局:TBS
放送日:2016/07/08
制作:朱夏
評価:HV1280

暗いシーンが多く線が黒に近いので十分鮮明な絵に見える環境が多いだろうけどけど、比較的強いぼかし効果を使っているソフトなHD画質。

拡大してみると彩色時の2値画像の特徴が残っているのか少し線が荒れているけれど、その分すっきり感が抑えられて作品の雰囲気に合った絵と思えるし、意図的にこの質感にしたようにも見える。

リサイズでの乱れはほとんどなく、乱れのない縦720の特徴がきれいに残っているわかりやすいHV1280。

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/08
制作:マッドハウス
評価:HV1280

明るい部分と暗い部分の差が極端なバランスでも線は十分暗くくっきり画質に見えるシーンが多い。鮮明さ優先のリサイズで拡大していて拡大時しても線の細さが維持されて、線に注目すると高精細な映像っぽく見えるところが多いけれど、副作用の周期的な揺らぎの影響で線に粒状感が出ているところもあり、むしろ粗く見えてしまうところも少なくない。

それでも荒れた絵という感じはなく、縦720の特徴もしっかり残っていて、今回もHV1280のマッドハウス。

美男高校地球防衛部LOVE!LOVE! 1話

局:テレビ東京
放送日:2016/07/07
制作:スタジオコメット
評価:HV1280+/871

少し簡素な絵に見えるところが多いけれど、精細感もまずまずのすっきりくっきり画質。比較的ジャギ感の強い絵だけど、比較的高解像度なので粗く見えるところは少ない。

補間の効いたリサイズの影響で周期の長い揺らぎがあり、1ピクセル単位での確認に苦労したけれど、縦は871と整数で16:9にならないHV1280+だった。計算では1548.5x871辺りの中途半端な数字になるけれど、横1440の放送でも1548.5辺りの特徴がはっきり残っている。

これより一回り大きい整数で16:9になるサイズはディーン標準の1552x873で、過去ディーン以外でこの数字は出てこないけれど、元はこのサイズで作られた映像で、拡大時に少し欠けたパターンの可能性が高そう。

この美術部には問題がある! 1話

局:TBS
放送日:2016/07/07
制作:feel.
評価:HV1280

少し明るさを抑えた暗めのシーンが多いけれど、線も黒に近くコントラスト高めの鮮明画質に見える。

線の輪郭は平均以上に滑らかで、比較的丁寧な作りに見えるけれど、以前のfeel.に多かったジャギ感が皆無で解像度推定が非常に難しい映像とは異なり、線や線の輪郭のノイズなどにも縦720の特徴がはっきりの残るわかりやすいHV1280になっている。最近のfeel.はこのタイプの映像が増えた。

悪くなったということではなく、線の滑らかさだけでなく鮮明さも意識して作っているように見える。特に放送では、以前の作りの映像より圧縮劣化での線の乱れが減るプラスの影響も出ている。

はんだくん 1話

局:TBS
放送日:2016/07/07
制作:ディオメディア
評価:HV1280

黒に近い線の高コントラストくっきり画質。

線の輪郭もなめらかで高精細な映像っぽく見えるところも多いけれど、カット(あるいはズームなどのカメラワークの影響)によって線の細くなっているフレームでは解像度限界でジャギ感の強い絵になっているフレームも結構見つかる。

リサイズでの乱れはほとんどなく、縦720の特徴がきれいに残っているわかりやすいHV1280。

レガリア The Three Sacred Stars 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/07
制作:アクタス
評価:HV1280+/900

久しぶりのアクタス。

一目で1280x720クラスの映像ではないとわかる高精細映像。若干コントラスト抑えめでも十分鮮明に見えるシーンがほとんど。

撮影の処理が統一されていないのかカットによって若干作りが異なり、リサイズ品質も一定ではないけれど、見た範囲どのカットも縦900の特徴が残っていて、今回も元は1600x900のHV1280+。

魔装学園HxH 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/06
制作:プロダクションアイムズ
評価:HV1280


少し色味を帯びた線でも十分暗く、高コントラストのすっきりくっきり画質に見える。

後処理で適度な太さに仕上げているので極端に細い線にには見えないけれど作画時の線はかなり細く、縦だけでなく横方向にも1280x720のジャギがはっきり見える辺りはAICを思い出す特徴。AICではその影響で線の黒浮きが目立つことが多かったけれど、完成した絵では適度な太さに見える線になっているので、その点は改善されている。ただ全体ではそれなりに滑らかに見える線が多いけれど、カットによっては線のガタガタさが気になる環境も出てきそう。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! 3rei!! 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/06
制作:SILVER LINK.
評価:HV1280

少しぼかしが強くソフトな絵に変わったけれど、初期からくっきり画質ではないので前シリーズと比較して印象が変わる環境は少なそう。ジャギ感の強い絵をぼかして整えたような作りで、細かい描写が潰れ気味に見えるところが多い。

リサイズでの乱れは少なく、縦720の特徴もきれいに残っていて引き続きHV1280。

2016年7月7日木曜日

ツキウタ。THE ANIMATION 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/06
制作:studioぴえろ
評価:HV1280

元の線はそれなりに暗いけれど、全体にアプコンと大差ないくらいの強いぼかし効果がかかっている上、画面上部が明るいグラデーション効果の影響で全体に線の黒浮きが酷く、はっきりしない絵にみえるカットが多い。強いぼかし効果の副作用で太さによって線の黒さがまちまちで、フレーム内でもカット感でも見た目の鮮明さが大きく変わるので全体にちぐはぐなバランスの悪い動画になってしまっている。

撮影までの処理も微妙でジャギ感が強かったり細部が潰れ気味だったり、いろいろともったいない作り。

ボケた線が放送での圧縮劣化を増やしたのか全体に線の輪郭が崩れてはっきりした特徴が少ないけれど、断片的でも正確に縦720と判断できる特徴が残っていて、これもHV1280。

SERVAMP -サーヴァンプ- 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/06
制作:ブレインズ・ベース, プラチナビジョン
評価:HV1280+/900

少し明るさを抑えたカットが多いけれど、コントラスト高めのくっきり画質。変化がはっきりわかるグラデーション塗りやノイズ効果の影響でつるつるした感じではないけれど、荒れた感じもなくすっきり画質に見える環境も多そう。

線が少し太めのやや簡素な作画に加え、遠近表現のぼかし効果の多用もあってそれほど見えないシーンも多いけれど、細かい描写も潰れず良く残っている。

撮影までのリサイズ処理が上質ではなくジャギ感の強い線になっているけれど、縦900の特徴がきれいに残っていて元は600x900のHV1280+。ここ数年1280x720も併用しつつ1536x864作品がいくつか続いたブレインズ・ベースだけど更に上げてきたようだ。

2016年7月6日水曜日

放送中アニメ評価一覧 2016年7月~9月

2016年7月~9月の放送中アニメ評価一覧です。

2016年4月~6月の一覧はこちら

作品名評価
斉木楠雄のΨ難HVFULL
タブー・タトゥーHVFULL
食戟のソーマ 弍ノ皿HVFULL
あまんちゅ!HV1280+/900
レガリア The Three Sacred StarsHV1280+/900
SERVAMP -サーヴァンプ-HV1280+/900
初恋モンスターHV1280+/873
美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!HV1280+/871
テイルズ オブ
ゼスティリア ザ クロス
HV1280+/855
ベルセルクHV1280+/837
アンジュ・ヴィエルジュHV1280+/810
クオリディア・コードHV1280+/810
D.Gray-man HALLOWHV1280+/810
バッテリーHV1280
モブサイコ100HV1280
ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園HV1280
アクティヴレイド
-機動強襲室第八係- 2nd
HV1280
一人之下 the outcastHV1280
タイムトラベル少女HV1280
91DaysHV1280
ねじ巻き精霊戦記
天鏡のアルデラミン
HV1280
この美術部には問題がある!HV1280
はんだくんHV1280
魔装学園HxHHV1280
Fate/kaleid liner
プリズマ☆イリヤ ドライ!! 3rei!!
HV1280
ツキウタ。THE ANIMATIONHV1280
スカーレッドライダーゼクスHV1280
チア男子!!HV1280
NEW GAME!HV1280
パズドラクロスHV1280
甘々と稲妻HV1280
orangeHV1280
アルスラーン戦記 風塵乱舞HV1280
DAYSHV1280
B-PROJECT~鼓動*アンビシャス~HV1280
RewriteHV1280
ラブライブ!サンシャイン!!HV1280
不機嫌なモノノケ庵HV1280
ReLIFEHV1280
ももくりHV1280
ぐらP&ろで夫ⅡHVFULL
ちょびっとづかんHVFULL
魔法少女?なりあ☆がーるずHVFULL
おなら吾郎HVFULL
腐男子高校生活HV1280
OZMAFIA!!HV1280
SHOW BY ROCK!! しょ~と!!HV1280

スカーレッドライダーゼクス 1話

局:テレビ東京
放送日:2016/07/05
制作:サテライト
評価:HV1280

黒というほど暗くはないけれど適度に暗い線の高コントラストすっきりくっきり画質。

撮影までのリサイズ処理が比較的丁寧で、後からぼかしただけでの映像より線の輪郭がなめらかに見えるだけでなく、細かい描写での潰れも少ない。

ジャギ感が弱いといっても細めの線には乱れのない縦720の特徴がしっかり残っていて、このアニメはHV1280のサテライト。

チア男子!! 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/05
制作:ブレインズ・ベース
評価:HV1280

これもコントラスト高めのすっきりくっきり画質。全体が粗く見えるほどではないけれどかなりジャギ感の強い絵をぼかしたような特徴で、環境によっては特に線間隔の狭いところでガタガタの線が見えてしまうところも出てきそう。

リサイズでの乱れはほとんどなく、どこを見ても縦720のジャギが非常にわかりやすいHV1280。

タブー・タトゥー 1話

局:テレビ東京
放送日:2016/07/04
制作:J.C.STAFF
評価:HVFULL

極細の線ではないので凄く精細というほどではないけれど、一目で高解像度とわかる精細鮮明映像。過剰な鮮明さより線の滑らかなバランス志向の映像が多いJCだけど、このアニメは鮮明さを優先したような特徴で線の輪郭も比較的はっきりしている。

おかげで安定したフレームで見ると線に注目しても、線の輪郭のノイズを見ても縦1080のジャギがわかりやすく残っているところが多く、これも?を付けずにフルHD評価できる映像だった。

D.Gray-man HALLOW 1話

局:テレビ東京
放送日:2016/07/04
制作:トムス・エンタテインメント
評価:HV1280+/810

少し明るさを抑えた絵でも高コントラストで黒に近い線のすっきりくっきり画質。

若干精細感の高い絵に見えるけれど、乱れの少ない縦810の特徴が残っていて1440x810のHV1280+。

1期は末期の2008年にチェックしているけれど、アプコンでも縦の伸びが悪いボケ画質だった。分布からLB-SD(レタボ4:3を16:9SDに変換して更にアプコン)と考えていたけれど、当時のデータを再確認してみると明確にレタボ経由と断定できる特徴は残っていなかった。レタボズーム相当のボケ画質でも、別の理由でレタボズーム並にボケた映像になっていただけかもしれない。

甘々と稲妻 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/04
制作:トムス・エンタテインメント, スリーキューブ
評価:HV1280


これも癖のない高コントラストのすっきりくっきり画質。絵で見ると線も十分滑らかに見えるけれど、これも鮮明さ優先のリサイズで拡大していて周期的な揺らぎが出ている。

リサイズの副作用での乱れは大きい方で、縦720の特徴より1.5倍にした3ピクセル周期の揺らぎが強く残っているタイプのHV1280。

パズドラクロス 1話

局:テレビ東京
放送日:2016/07/04
制作:studioぴえろ
評価:HV1280

太めで黒に近い線の癖のないくっきり画質に見える環境がほとんどだろうけど、アプコン並にボケた映像で拡大してみると周期的な崩れが出ている。

奇妙な特徴の映像でも縦720の特徴はそれほど乱れず残っていて、これもHV1280。

フルHD化した映像を何かの事情で1280x720に戻し、修正や加工を加えて上で再度拡大した、と考えると似たような特徴を再現できそうなので、話以降普通の処理に変わるかも。

orange 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/03
制作:トムス・エンタテインメント
評価:HV1280

室内で画面下部が暗くなるグラデーション効果や晴れた空を暗めに表現するなど、明るさを抑えた表現が多いけれど、基本は線も適度に暗くコントラスト高めのすっきり鮮明画質。

ジャギ感の強い絵を少しぼかして整えたような特徴で、どこを見ても乱れのない縦720の特徴が強く残っているわかりやすいHV1280。

DAYS 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/03
制作:MAPPA
評価:HV1280

若干太めの黒に近い線でコントラストも高くくっきり感の強い鮮明HD。グラデーションも緩やかなのでベタ塗りに近いすっきり画質に見える。

鮮明さ優先のリサイズで拡大していて3ピクセル周期の揺らぎが出ているけれど、縦720の特徴もわかりやすく残っていて、これもHV1280。工夫したリサイズも副作用より効果の方が優勢で、粗く見えるような輪郭はほとんどなく、線に注目すると1280x720より上のサイズに見えるところが多かった。

テイルズオブゼスティリア ザ クロス 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/03
制作:ufotable
評価:HV1280+/855

線が黒というほど暗くなくくっきり画質ではないけれど、アップの絵は線も適度に暗いので鮮明に見える。ただ、人物が小さく描かれるカットでは線が細くなりすぎて黒浮きが激しくはっきりしないところも多かった。

ufotableに限らずよくあることだけど、CG利用の背景を中心に線がガタガタになってところの多さが気になるカットが目立つ。

リサイズでの乱れは特になく、むしろしっかり補間の効いた処理で元絵の線の癖が強く出てわかりにくいカットが多いけれど、比較的鮮明なカットには縦855のジャギがはっきり残っていて、このアニメも元はufotable標準1520x855。多少揺らぎはあるものの、長く安定したサイズで作り続けている。

2016年7月4日月曜日

不機嫌なモノノケ庵 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/03
制作:ぴえろプラス
評価:HV1280+/810

比較的黒に近い線の高コントラスト映像で、夜アニメらしくないと感じるくらいくっきり感の強いすっきり画質に見える。

作画から線が滑らかになるように丁寧に仕上げているけれど、リサイズも上質で乱れがほとんどなく線の輪郭がとても滑らかでわかりにくい。それでもリサイズの副作用で出た線の輪郭に沿ったノイズには縦810の特徴がはっきり残っていて、1440x810のHV1280+。

アルスラーン戦記 風塵乱舞 1話

局:TBS
放送日:2016/07/03
制作:ライデンフィルム
評価:HV1280

1期初期1,2話は絵が少し欠けたような特徴だったけれど、2期は1話から正確に縦720のHV1280で再開。

1期1話と比較すると線が線の乱れが少なくなり、輪郭も滑らかで輝度ムラも軽減して鮮明かつすっきりした絵に変わった。

初恋モンスター1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/02
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873

線も細く一目で1280x720クラスの映像でないとわかる精細HD。ただディーンの中では少し簡素な作りで線の太さのバラつきが大きく、特に人物が小さいカットでははっきりしない絵に見えてしまうところが多かった。

滑らかな線に見えるところが多いけれど、リサイズでの乱れもなく細い線で描かれているところには縦873のジャギが綺麗に残っていて、元は今回も1552x873のディーン標準。

B-PROJECT~鼓動*アンビシャス~ 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/02
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280

線がしっかり暗い高コントラストのくっきり画質でも、主に線の太さの影響で黒浮きが目立つ辺りはA-1にありがちな特徴。基本ベタ塗りでも線の多さやノイズ効果の影響かすっきり画質と感じるほどののっぺり感はない。

荒れているというほどではないので縦720のジャギが確認できるところも多いけれど、鮮明さ優先のリサイズの影響で3ピクセル周期の揺らぎが強く、1.5倍に拡大した特徴が強いタイプのHV1280。

一時期1280x720が消えたA-1だけど、再び1280x720が当たり前の状態に戻りつつあるような…

Rewrite 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/02
制作:エイトビット
評価:HV1280


線の太さに差があることに加え、画面上部が明るいグラデーション効果や遠近表現のぼかしなど線が黒浮きしやすい効果の多用もあって、線の黒さのバラつきが大きく、演出とは無関係にカット間で印象が変わるチグハグな映像に見えてしまう。線の輪郭も少し荒れて粒状感のある線になっているところが多く、作りもちょっと雑な印象。

どちらかというと鮮明さ優先のリサイズで拡大した副作用で周期的な乱れは出ているもののリサイズでの乱れはそれほど強くなく、縦720の特徴もはっきり残っていてこれもHV1280。

アニメ映像として比較する意味はあまりないけれど、5年前ゲームのCMで使われたアニメ映像はフルHDで作られていた。

2016年7月3日日曜日

ラブライブ!サンシャイン!! 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/02
制作:サンライズ
評価:HV1280

見た目バランス志向の比較的鮮明な普通のHD画質に仕上げているけれど、少しジャギ感の残る絵をぼかして整えたような作り。背景のCGの線がはっきり階段状に見えるようなところがあるなど、2016年のアニメとしては手抜き気味に見えてしまう特徴が多い印象。

ラブライブ!は1期2期とも1440x810の地味なHV1280+サイズながらサンライズテレビアニメとしてはそれなりに頑張っていた印象だけど、通常作画,CGとも縦720のジャギが強く残るHV1280に変わっている。それほど印象差を感じない環境もあるかもしれないけれど、退化した感は否めない。


ここしばらくサンライズも脱1280x720しそうな動きが出始めていたけれど、元から高精細化では出遅れ組だったし、当面1280x720の方が標準という感じの併用が続くのかも。

食戟のソーマ 弐ノ皿 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/02
制作:J.C.STAFF
評価:HVFULL

関東ははMX, BSもBS11に移行しての2期。

高精細でも細い線を避けているので極端な精細感はないけれど、適度な太さで黒に近い線を維持しているので、精細感十分のくっきり画質に見える。

正確な解像度判定を困難にするパンやズームなどのカメラワークを使っているカットが大半なので
確認したカットはそれほど多くないけれど、1期同様縦1080の特徴がわかりやすく残っているカットが多い。

前期のJC作品ふらいんぐうぃっちは、話数によってはフルHDらしい作りのカットがそれなりにあったけれど、全体で見るとフルHD撮影しているとは思えない(けれど、フルHD撮影の完全否定も難しい難しい)カットの方が多いの映像だったけれど、このアニメの1話は?なしでHVFULL評価しても大丈夫そうな特徴になっている。

ReLIFE 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/01
制作:トムス・エンタテインメント
評価:HV1280

線もしっかり暗い高コントラストのくっきり画質。明るい日中のシーンはグラデーションもなく文字通りのベタ塗りなので、すっきり感の強い画質になっている。

若干太めの線で輪郭は滑らかな線に見えるけれど、顔の要素でも口などは細めの線で描かれているところが多く、解像度限界で少しジャギ感のあるところもあった。それでもリサイズ品質はまずまずで、わかりやすいというほどではないものの縦720の特徴もきれいに残っていて、これもHV1280。

ももくり 1話

局:TOKYO MX
放送日:2016/07/02
制作:サテライト
評価:HV1280



ネット配信から半年遅れのテレビ放送。

大半のカットは線の輪郭は十分滑らかなに見えるけれど、拡大して見るとジャギ感の強い線でどこを見ても縦720の特徴が非常にわかりやすいHV1280。

それでもリサイズの乱れも非常に少なく、1280x720としては無難な作りのすっきりくっきり画質に見える。