2011年4月6日水曜日

殿といっしょ ~眼帯の野望~ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2011/04/06
評価:HV1280

流石に番宣の奇妙な映像のままということはなく、少し横長でも大きな楕円分布の本放送。高コントラストでベタ塗りに近いすっきりくっきりの鮮明画質。

番宣の奇妙な劣化は消えたけれど、一部カットに奇妙な縞が出ているところがあるけれど、縦720でコーミングがある状態でもそのままフレームで拡大するという強引な処理のために、1080iで見た時2つのフィールドが混ざった状態になっていてそのままではまともなインタレ解除ができないある意味事故画質。多少劣化はあっても少し工夫すればそれなりに自然な24fps映像になりそう。落ち着いて見直すそんな単純な状態でなくそれ以外にも何が起こっているのか調べるのも面倒な挙動もあり絶望的かも。5分枠なのにL字が入るという不運もあったりと、この映像をオリジナルに近い映像に復させるパズルと考えれば結構難易度が高くて面白い・・・のかな?

追記

奇妙な状態が分かりやすいタイトル部分の花びらの動きは48fpsのようなので、元は1280x720で48iのものをの1080i60にするという無茶な変換で変わった特徴になった辺りが真相かな?このパズルにも答えはありそうで、単純に縞を誤魔化すよりは残像の少ない48fps映像を得ることは可能なようだ。

適度に補間された線でもとてもわかりやすく正確に縦720のジャギも残るHV1280。

リルぷりっ



局:テレビ東京
放送日:2011/04/06
評価:HV1280


のりのり♪のりスタ内の短編になったリルぷりっ。

ひめチェン!・・
も若干縦伸びが悪く楕円分布になっていたけれど、さらに全体に縦ボケが強くなりかなり横に長い分布になってしまっている。

CGが増え少し色も濃くなるなど見た目の印象も微妙に変わっているけれど、線の特徴も大きく変わっていてジャギもはっきり見えるようになりこれはHV1280で間違いない。


ひめチェン!・・は?付きのHV1280+評価のまま放置、といっても何もしなかったわけではなく何度も調べてきたものの、どの回も1280x720程度に縮小したと考えたくなるボケや細部の潰れがあるにも関わらず1280x720と判断できるような特徴がなく、線だけでなくその周辺のノイズにも高解像度の特徴がよく残っている。補間に優れたリサイズであれば1280x720でも表現できる映像で、実験でも細部の特徴までよく似た画像を作ることは可能だけど、表現可能=実際に1280x720だったと言えるわけでもなく、HV1280かそれより高解像度なのか判断できず。

はっぴ~カッピ


局:テレビ東京
放送日:2011/04/06
評価:HV1280


のりのり♪のりスタ内の短編作品。

二重の分布なっているけれど、大きめの円分布で鮮明なCG。人物などの線はなめらかな線になっているけれど、一部の背景はジャギもはっきり残りボケの少ない絵になっている。

リサイズも拡大によってボケが出ないようなものを使っているので、カットによっては縦の伸びがよく見えるところもあるけれど、全体に縦720の特徴も綺麗に残っていてこれもHV1280。

俺たちに翼はない 1話


局:TOKYO MX
放送日:2011/04/05
評価:HV1280


これも横長楕円分布のパターンで全体に似たような分布になるところが多い。若干黒浮き気味なっている線もあるけれど、大半は十分なコントラストで鮮明に見える。

縦ボケはあっても細かい部分のジャギにはそれほど乱れもなく縦720の特徴があり、これもHV1280。ジャギの特徴は比較的はっきり残っているけれど、線自体は荒れているので、縦ボケは拡大時の問題でなく、撮影あるいはその前の段階からあったように思える。

規制っぽい要素は縦1080になっていたので後から追加したのは間違いなく、そんな特徴を見るまでもなくあからさまだけど消えるところでは消えるのだろう。

逆境無頼カイジ 破戒録篇 1話


局:日本テレビ
放送日:2011/04/05
評価:HV1280



最近は大きな分布のHVも多いので普通という感じに見えてしまうけれど、番宣と変わらず円に近い中間的なHV分布。大半の線は普通のHVアニメと大差なく精細なところもあるけれど、輪郭線は極端にど太く、全体に暗かったり演出でコントラストを下げていたりとくっきり画質を避けた感じ。それでもノイズ効果などもほとんどなくどちらかというとすっきりした映像になっている。

線の輪郭も適度に甘く十分なめらかでリサイズの乱れも少ない。元絵の特徴も残っていてわかりにくいけれど、比較的細い線などには正確に縦720のジャギも残っていてこれもHV1280。