2014年7月10日木曜日

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei! 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/07/09
制作:SILVER LINK.
評価:HV1280


絵の違いで少し明るくなっているけれど、1期と良く似た分布のほとんど変わらない画質で再開。比較するなら再放送されている映像を見た方がいいけれど、1期と比べると劣化がはっきりわかるくらいざらついた汚い絵になってしまっている。

今期多い上下に×状の分布が見える代表だったSILVER LINK.だけど、最近はどちらかというバランス志向で線も滑らかな映像がほとんど。

今回も乱れのない縦720の特徴がしっかり残っていて、1期同様HV1280。

LOVE STAGE!! 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/07/09
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/918


これも巨大な分布だけど、縦は上下隅に届くほどでもない。

番宣で縦1080に見えるカットがあったのでフルHDで間違いないと思い込んでしまったけれど、またしてもやってしまった大誤認でフルHDではありませんでした。ごめんなさい。

特に本のような線間隔の狭い線が多いところがわかりやすいけれど、縦918のジャギがはっきり残っているカットが多く、ゴールデンタイムなどと同じ1632x918のHV1280+。特徴は2クール目のゴールデンタイムに近く、ほとんど乱れのない縦918のジャギが全体にわかりやすく残っている。

それでも屈指の高解像度映像だけど、極端に細い線は避けているので精細感はそこまで強くない。逆に、その分線がしっかり見え少し輪郭強調気味になっているのでくっきり感の高い絵になっている。

ちらつきがはっきりわかるくらいのノイズ効果があるけれど、このアニメでは劣化が目につく。線もしっかり暗い高コントラストでも全体に明るい絵ので、劣化が見えやすいことも影響しているかもしれないけれど、背景などの細かい描写も崩れて見えるところが多かった。

まじもじるるも 1話



局:TOKYO MX
放送日:2014/07/09
制作:J.C.STAFF
評価:HVFULL?



細かい描写の多いフレームを選ぶともっと縦の伸びが良く見えるところはあるけれど、大半のカットは縦も枠をはみ出すほど伸びではないものの十分巨大な分布になる精細鮮明HV。

派手に動くところではしっかり崩れているけれど、これもちらつきがわかるくらいのノイズ効果はある割りには地味な動きの範囲ではそれほど荒れた絵になっていない。


縦1080に見えるところも多いけれど、同じフレームでも特に線間隔が狭いところでは縦957辺りの中途半端な特徴も見えるカオスな映像。少し鮮明な絵になっているけれど、ウィッチクラフトワークスと非常に良く似ているので同じ作りと考えてよさそうだ。

WCWでもそうだったけれど縦957辺りの数字にもなっていないところあり、似たような特徴の映像を再現する方法を考えると元絵の解像度が不足していてもフルHD撮影したように見える。ただ全体フルHD撮影していると断定できるような特徴は見つけられず、今回も曖昧な結論になってしまいそう。時間をかけても何もわからないかもしれないけれど、新番が出揃ってからWCWの再検証も合わせて調べてみる予定。

ヤマノススメ セカンドシーズン 1話



局:TOKYO MX
放送日:2014/07/09
制作:エイトビット
評価:HV1280


特に鮮明なところは少し四角感のある分布になり、これも上下に×状の分布が見えるリサイズを使っている。

夏は効果控えめの高コントラストすっきりくっきり画質が流行っているけれど、その中でも鮮明さを欲張ったような特徴。輪郭強調気味の線になっているのでくっきり感も強い。

その影響で若干絵がギラついて見えたり、線がガタガタになっているなど少しやり過ぎな印象。見た目の鮮明さは上でも1期の方がテレビの鮮明化処理との相性も良く、環境を選ばず良く見えるような映像だろう。

はっきりちらつきが見えるくらいのグレイン風ノイズもあるけれど、圧縮劣化はそれほど目立たずMXの中では安定している方。

この分布でも乱れの少ない縦720のジャギがはっきり残っているところが多く、1期から変わらずHV1280のまま。



局:BS11
放送日:2014/07/09
評価:HV1280

これもMXより少し横の伸びが良く少し鮮明な絵になっているけれど若干ノイズが多い。ノイズといっても荒れて見えるわけではなく、その分背景の描写もMXより少し緻密に見えるところが多かった。

比較するとBS11の方が上の絵に見え、MXの方が良い要素はほとんどないけれど、差はそれほど大きくない。

MXの劣化が見えやすい環境ではBS11の方が良くみえるかもしれないけれど、NRの性能次第で似たような画質に見える環境もありそうだ。

モモキュンソード 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/07/08
制作:トライスラッシュ, project No.9
評価:HV1280


大きめでも四角感のある分布になるところが多い。このアニメも上下に×状の特徴が出ていて拡大してみると周期的な乱れも見えるけれど、人物が小さく描かれるところを除いて若干太めの線で描かれてので、特に粗く見えるようなこともなくくっきり画質としてはまずまずの出来。

ノイズ効果のちらつきもほとんど見えないのに動きのないところでも圧縮劣化が目立ち、動きのあるところやシーンチェンジ近辺は崩れたフレームが多い。線の崩れはそこまで酷くないけれど、汚い絵に見えてしまう環境が多くなりそう。潰れただけで元の映像には圧縮に負担になる粒が細かいグレインがあったのかもしれない。

縦720というより1.5倍に拡大した3ピクセル周期の特徴がはっきり残っている分布通りの特徴で、これもHV1280。



局:BS11
放送日:2014/07/09
評価:HV1280


MXより少し横伸びが良く、絵で見ても線が少し引き締まってみえるところが多い。

線の輪郭に注目するとBS11の方が圧縮劣化での周期的な乱れは出ているけれど、その欠点も細すぎない線のお陰で映像としてはほとんど気にならない。MXより悪くみえる要素はそれくらいで、他は圧勝と言っていいくらいMXよりまともな絵に見える。

BS11でも圧縮劣化は多い方で安定しているとは言いがたいものの、MXに比べれば軽微で
シーンチェンジでも劣化は抑えられている。背景の描写の潰れも少なく、MXより緻密で情報量の多い映像になっていた。