2014年1月17日金曜日

ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル 1話


局:BS11
放送日:2014/01/16
制作:アームス
評価:HV1280+

MX1話と同じところ。


比較する場所次第で傾向か異なり、1フレームの特徴だけみてもあまり意味はないけれど、ここは横の伸びはBS11の方が僅かに良く、縦は逆にMXの方が少し伸びが良い。

鮮明さではBS11の方が上に見えるところが多いけれど、MXの方が全体では安定して見え、背景の描写の潰れも少ない。ただ、派手に動くところではBS11の方が少し安定して見えるところもあるなど、フレームによっては逆の特徴になっているところも多く、どちらも明確に優位といえるような要素はなさそう。

Z/X IGNITION 2話


局:テレビ東京
放送日:2014/01/16
制作:テレコムアニメーションフィルム
評価:HV1280+/837, HV1280


2話で変わったという話ではなかったけれど、1話で見たところとは異なる特徴の映像があったので再チェック。

1話で見たところより一回り小さくアプコン並みの分布になっているけれど、このフレームは比較的はっきり縦720のジャギが残っているHV1280。

1話を再確認して見ると、特徴が異なるカットが混ざっていることに気付かなかっただけで、1話にも1280x720映像があり、見た範囲では半分近くかむしろ多いくらい大量に存在していた。再確認してみても縦837のカットもしっかりあり誤認ではなく混合状態に気付けなかった。ぼかし効果の影響で映像で見ると違いもよくわからない。

極一部のカットしか調べられないので、似たような特徴のアニメが大量に存在する可能性も否定できないけれど、半々くらいで混ざっていればもっと頻繁見つけられると思うので、サイズ違いのカットが混ざる例はそれほど多くないだろう。

1280x720の特徴を見るとフルHDに拡大するリサイズでは乱れもほとんどなく、縦720の特徴もはっきり見えるけれど、撮影までのリサイズが少し雑で全体にジャギ感が強く線も乱れ気味。サイズの違いを誤魔化すために極端なボケ画質にしたわけではないと思うけれど、鮮明な画質であれば印象が大きく異なる画質になっていたはず。

撮影にはいくつものスタジオがクレジットされているけれど、1話と2話では変化していない。この状態のままで進めば、混合状態も続くことになりそう。

追記とお詫び
1話を中心に調べ直した段階で書いてしまい評価が不適切だったため修正しました。2話も時間をかけて調べ直してみたところ、数十カット確認しても2話には縦837のカットが一つも見つからない。本編映像流用もあるOPも、EDも同様に縦720のジャギがはっきり残っているし、2話はほぼ全体がHV1280映像になっている。

他に投げているだけかもしれないけれど、2話を見るとこの先もHV1280のままになりそうだし、テレコムも高精細組から脱落してしまったようだ。

ピンポン THE ANIMATION


局:フジテレビ
放送日:2014/01/16
制作:?
評価:HV1280


フジテレビボケの影響で横の伸びが悪く、縦長の楕円分布になる。

同じボケ局でも、tvkボケは元映像が鮮明であれば大きな分布になることも多いけれど、フジでは横の伸びに限界があってそれを超える鮮明映像では横がばっさり切れた感じの分布になってしまう。

特に背景で目立つけれど、作画時の線の特徴を強く残すような作りで、線がガタガタに見えるジャギ感の強い絵になっている。線も若干太めでしっかり暗いので高コントラストのくっきり画質に見える。おかげで縦720のジャギもわかりやすく残っていて、これもHV1280。

マケン姫っ!通 1話



局:TOKYO MX
放送日:2014/01/15
制作:ZEBEC
評価:HV1280


特に鮮明なところは少し四角感のある分布になるけれど、巨大な円に近い分布の鮮明HV。線も黒に近く輪郭強調気味になっているので極端なくっきり画質に見える。制作も変わっているけれど、極端なグラデーション効果で微妙なバランスに見えた1期よりは見やすい映像になった。作画含めまったく別のアニメというくらい印象が変わってる。

この分布でも縦横とも1280x720のジャギがはっきり残るHV1280。強引に鮮明さを欲張ったような特徴で、全体にジャギ感が強く、特に細かい描写や人物が小さいカットでな線がガタガタに見えるところが気になる環境も出てきそう。全体で見ると線の輪郭も十分滑らかに見えるし、まあこういう尖った鮮明画質もあり?

ZEBECはバディファイトをフルHDで作っているので途絶えたわけでないけれど、そこにフルHD制作資源を使っているからか夜アニメではニャル子WのフルHDからあっさりHV1280に戻ってしまった。




局:tvk
放送日:2014/01/15
評価:HV1280


MXよりは小さいものの、tvkでも巨大と言ってもいいくらい大きな円分布になる。線も黒に近いので、僅かにボケても黒浮きが気になるところもなく、MXと変わらないくっきり画質に見えるところがほとんど。

ただ、MXより圧縮劣化が多く、荒れた絵になっているし、L字リスクやロゴなしであっても画質視点では同時放送でもtvkで見ようとは思わないくらいの差がある。

いなり、こんこん、恋いろは。 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/01/15
制作:プロダクションアイムズ
評価:HV1280

大きめの円に近い分布の鮮明HV。黒とうほど暗い線ではなく、明るさも若干抑え気味でくっきり画いつというほどのメリハリはないけれど、コントラストも十分高い鮮明画質に見える。


ノイズ効果がないか非常に弱く、ほとんどちらつきも見えず安定感は高め。

番宣では、AICっぽいジャギ感のある細い線と書いてしまったけれど、本放送ではその特徴は見えず、大半のカットはジャギ感のない滑らかな線で、AICっぽさはほとんど消えていた。意図的にやっているのかもしれないけれど、全体に線が少し滲んだように崩れた特徴になっていて、鮮明画質でもどこかすっきりしない絵に見える。


その線の崩れの影響で特徴がはっきりせず、正確な数字を確認できないカットがほとんどだけど、
元絵の特徴も良く残っていて、 1280x720より上?と思うような特徴も多い。といっても実際の高精細なHVというわけではなく、、細い線や線間隔の狭い描写では縦720のジャギもはっきり残っていてこれもHV1280。