2011年4月27日水曜日

イナズマイレブンGO 番宣


局:テレビ東京
放送日:2011/04/27
評価:HV1280+


タイトルが微妙に変わるだけで内容はそのままという作品も多いけれど、時代やメンバーが変わるだけなく画質も変わるGO。

ダンボール戦機絡みで先月チェックした121話の下の合同CMの分布に近いかなり大きな円分布でさらに鮮明なHV画質になっている。

無印も高コントラストでかなり鮮明だったけれど、そのまま解像度だけ高くしたような状態。合同CM=ダンボール戦機と同じ縦810のジャギがはっきり残っていてGOも1440x810になるようだ。

イノセンス


局:日本テレビ
放送日:2011/04/25
評価:HV1280

2年前にも放送しているけれど、比較してみると僅かに大きな分布になっている。細部の潰れも少し軽減している。元からのノイズ効果なのか圧縮劣化の影響なのかよくわからないけれど、ノイズが少し増えた感じで差はあっても良くなったと言えるかは微妙?今回も上下22ピクセルずつの黒帯付き。

ノイズが多いのでそのままではわかりにくいけれど、動きのないところで数フレームをブレンド(平均)してみるジャギの特徴もわかりやすくなる。1ピクセル単位では確認は時間がかかりそうなので諦めたけれど横は1200に近いくらいに見えるところが数箇所あったので、まあHV1280クラスの映像と言っていいだろう。さらに粗いジャギが出ているところもあるので元絵の解像度が不足しているところもあるようだ。

2011年4月25日月曜日

もしドラ 1話


局:NHK-G
放送日:2011/04/25
評価:HV1280

番宣と大差なく、伸び悩み気味の縦長楕円分布になるところが多いソフトなHV画質。

細かい描写の多いカットではぼかしの影響で線の黒浮きも激しくはっきりしない絵に見えてしまうところもあるけれど、細部の特徴が潰れるほどでもなく、線の乱れも少ないのでテレビの鮮明化処理次第では十分鮮明に見えるシーンも多い。

比較的細い線で精細に描いたのに、その特徴に合わない強いぼかしでバランスの悪い映像にしてしまうというのは、アニメのHV化初期にはよくあったけれど最近はあまり見かけないので少し古風なHV画質といった印象?

見た目にはソフトに見えるけれど比較的ジャギ感の強い絵で、綺麗に縦720の特徴も残っているHV1280。

私とドラッカーの静止画やSDっぽいちびキャラにはフルHDの特徴が出ているけれど、元は大きな映像をフィールドで縮小して使っているため、線がよれよれになっていた。

2011年4月23日土曜日

プリティーリズム オーロラドリーム 3話


局:BSJAPAN
放送日:2011/04/23
評価:SD-p/486, HV1280

今回もBSだけ。

3話も変わらずHVアプコン混合状態。やっぱり基本はHV?と思えるくらい2話よりHVカットが増えたけれどアプコンカットもまだ多い。

今回はHVのところの分布。1話で見たところと大差なく、大きいというほどでもないけれど、線もなめらかで高コントラストなので十分鮮明に見える。

見ていないアニメも多い、というより見てないアニメの方が圧倒的に多いので他にも例はあるかもしれないけれど、ここまでアプコンとHVが混ざった状態というは珍しい。今回は予告がHVになっているので来週以降は全編HV化にならないかな?

アクエリオンEVOL 番宣



局:BS11
放送日:2011/04/21
評価:HV1280

少し前から流れていたけれど、BSとMXで比較。

通常のアニメではなく動画なしのイラスト的な絵を動かすだけのところも多く、この番宣というかCMから本放送の画質を予想するのは無茶かもしれないけれど、動画としての動きのあるカットのフレームを見てみる。

上がBS11, 下がMX。ほとんど差のない分布で、どちらもやや小さめの円分布で動画のあるカットは全体にソフトな輪郭のHV画質。BS11の方が細部の特徴が良く残っているところも探せばいくらでも見つかるけれど、動きの大きなところではどちらも破綻しているけれどMXの方がかなり安定して見えるところが多くBS11ボケが無くなってもMXの方が良く見えそう。




局:TOKYO MX
放送日:2011/04/22
評価:HV1280

破綻が目立つカット以外ではほとんど差はなく、以前のような圧倒的にMXの方が鮮明という状態はもうない。

動画のあるカットはどこも圧縮劣化が大きくわかりにくいけれど、縦720の特徴も多く残っていてこれもHV1280。



MXの動画のない絵を動かしているだけのカットの分布。大きな分布だけど四角感もあり、高解像度の映像とは思えない特徴。上のようなカットよりは鮮明に見えるけれどジャギ感の強い絵でこれらのカットも縦720の特徴がはっきり残るHV1280。

この手の番宣映像にあるアニメ動画っぽくない絵の部分にはフルHDの特徴が出ているものも多いけれど、途中の一万年・・・の文字や最後のタイトルまで1280x720で作られている映像。最後の新テレビシリーズ・・と©のところの文字だけは後で付け加えたらしく縦1080になっていた。

デッドマン・ワンダーランド 1話


局:BS日テレ
放送日:2011/04/22
評価:HV1280

tvk, MXと同じところ。

僅かながらMXより少し大きな分布で、細部の特徴も崩れず残っているところが多い。色の滲みも少なく、MXではほとんど潰れてしまっていたグレイン風ノイズももまだノイズという表現が合う程度には残っている。圧縮に厳しそうな映像の割りには良く情報を残している上に圧縮破綻も十分抑え込んだ優秀な放送画質。

フレームで比較していけばMXの方がより安定しているところも簡単に見つかるけれど、全体としては安定感で劣るというわけでもなく画質面でMXの方が上といえそうな要素は少ない。それでもMXも激しく破綻したりボケたりすることもなく、普通に見て印象が変わるほどの差が出る環境もそれほどないだろう。

再確認するまでもないけれど、MX同様縦720のジャギも綺麗に残っていてわかりやすいHV1280。横も1280の特徴が確認できるところも多かった。

アバンの縞状態はもちろん他と同じ。

2011年4月20日水曜日

デッドマン・ワンダーランド 1話



局:TOKYO MX
放送日:2011/04/19
評価:HV1280

tvkと同じフレーム。

tvkも悪いというほどの分布ではなかったけれど、MXの方が一回り、という表現以上に大きな分布でより鮮明な映像になっている。比較するとtvkは少しもやっとした感じに見えるくらい線が滲んだりボケたりしていて普通に見ても違いを感じられる環境も多そう。グレイン風ノイズ自体は潰れているけれどノイズ効果があったようなちらつきもあり、tvkよりずっと安定しているといってもすっきり画質の作品よりは圧縮劣化も多いように見える。

線は十分なめらかに見えるけれど、若干粒状感や輝度ムラもあり少しジャギ感の強い絵をぼかして整えたような状態。少し雑に見える特徴だけど、作品の雰囲気には合っている感じもするので狙った質感かも?

MXも圧縮劣化の影響で多少は細かい特徴は崩れ気味だけど、tvkとは比較にならないくらい分かりやすい縦720のジャギが残っている。

EDは1080iで加工しているので縮小している画像には縦1080の特徴も残っていた。背景の観覧車は本編同様1280x720。




評価:HV1280-i(GONZO)

tvkでは途中から見ていたため思いっきり見落としてしまったけれど冒頭部分は見た目にも線の乱れで分かりやすい縞HV状態。文字が縦1080で入っているので縞解消すると文字が崩れてしまうパターン。

2011年4月19日火曜日

灼眼のシャナII 2話


局 :TOKYO MX
放送日:2011/04/19
評価:SD-ip/486(A)

不適切な条件でしか比較できないものを無理にやらなくても、とは思うけれど、映像を見ていると3年半前でもどの辺りをチェックしたのか覚えていて、同一フレームではないものの、同のカットかは特定できたので比較。

TBS2話とほぼ同じところの分布。TBSの方が少し縦の伸びがよいけれど、MXの方が横の伸びが良い。分布にある線の傾きが微妙に異なるので、縦横比もわずかに違っていてTBSの放送とは別の映像なのは間違いないけれど、TBSの録画を残していれば容易にわかるだろうし、やっぱりここで比較するまでもなかったかな?MXは縞が目立つところが多いので、縞解消して再アプコンするだけでも引き締まった絵に改善できる。

2011年4月18日月曜日

鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星 CM 2回目


局:TBS
放送日:2011/04/17
評価:HV1280

半年くらい前に見たCMよりは少し大きな分布になるところも多いけれど、少し小さい感じもする円分布。

線も太めでコントラストも高く鮮明には見えるけれど、精細な描写も少なく、部分的にはジャギがはっきり見えるような粗さもあり、ちょっと雑?という感じに見える辺りは半年前と変わらず。全体に作画も簡素で、前回作りかけ?とか書いてしまったけれど、独特な質感と言えばそんな気もするし、意図的にこんな感じの絵にしたかったと考えた方がよさそう?

動きの大きなカットが多く、ジャギの特徴も崩れ気味で今回の映像では正確に縦720といえるところは見つからなかったけれど、HV1280を否定するような特徴もないので評価は前回のまま。

戦国BASARA 劇場版 CM


局:TBS
放送日:2011/04/17
評価:HV1280+


テレビシリーズに似た大きな円分布の鮮明精細映像。というより、黒帯なしの16:9で縦も864のようなので、テレビアニメとしてはトップクラスの高精細映像そのままという感じ。

高精細テレビアニメの中でも何故か劇場版だけは(CMや後のテレビ放送で見る限り)1280x720というものが多いので、テレビ版と同じといっても長編でこの解像度というのはそれなりに大変なのかもしれない。

星を追う子ども CM


局:BSJAPAN
放送日:2011/04/17
評価:HVFULL

あちこちで放送されているけれど、BSJAPANでのCMで見てみる。

大きな縦長楕円分布の鮮明で精細なHV。というのは、キッズで早くから放送されていた事故画質のCMの補正と同じだけど、その映像よりは動きの大きなカットを選んでいるために放送では広範囲にブロック化などの破綻が出ていて、普通に見ていても荒れた感じになってしまっている。

もっともフルHDとか関係なく、動きの大きな映像であればアプコンでさえ圧縮劣化が目立つCMなども多いけれど、高精細というのも圧縮には負担になる条件なので、高解像度の作品の方が劣化が出やすいだろう。youtubeの公式フルHD映像も縦劣化や大胆な情報の欠落など理想的な画質には程遠いけれど、放送とは比較にならない安定感がある。個人的にはディテールが消えてのっぺりした絵はあまり好きではないけれど、見方によっては高画質と言いたくなる映像になっている。

縦長分布で1440経由の映像というのはCMでも変わらずいつも通りBSJAPAN。

やさいのようせい


★4:3アニメです

局:キッズステーションHD@e2
放送日:2011/04/17
評価:4:3-ip/486(A)


春新番もそろそろ出揃うので小ネタ。別話だけどNHK-Eでチェックしているので比較してみる。

奇妙な分布のNHKはコンポジソースでコンポジ由来のノイズも豪快に出ていたけれど、キッズでは綺麗な四角分布のもちろんコンポネ。近年の放送も同じかは未確認だけどNHKでは開始当初からコンポジ。NHKの方はアプコンの分類を始める前なので、評価がないけれど4:3-ip/486(R)だった。

キッズでも-ipなので縞も出ていて理想的な画質というわけでもないけれど、低フレームレートということもあって劣化も少なめで安定した画質になっている。普通に縞解消するとさらに安定した映像にすることも可能。

キッズの放送作品の選択傾向はともかく、できるだけ高画質で放送できるように努力している(ようにみえる)ところは評価したいところ。

2011年4月17日日曜日

青の祓魔師 1話


局:TBS
放送日:2011/04/17
評価:HV1280


番宣も早くから放送されていたので初期の番宣しかチェックしていないけれど、本放送はカットによる差もあるけれど、概ねかなり鮮明なHVで大きめの円分布になるところも多い。

コントラストも高めでくっきり感も強い絵だけど、軽微なグレイン風ノイズがあったようなちらつきも見える。分布でも少し周囲が明るくノイズの影響があるように見えるところが多い。といっても絵が荒れた感時にならない程度の弱いノイズで効果としては上手く使っている感じ。 全国的には放送している局数も多いのでノイズ効果に弱い局があれば少し印象も変わることもあるかも?

適度に補間された線でも正確に縦720のジャギがとても綺麗に残っていてわかりやすいHV1280作品。




8:58模様付き場面展開途中のフレームの分布。アニメの編集はHV化後に行なっているものが多いだろうけど、模様の部分には縦1080っぽい特徴があり、絵の一部なので暗い分布だけど縦の伸びの非常によい分布になっている。

文字だけフルHDは標準といっていいくらい普通のことだけど、文字以外でフルHDの特徴が出ている映像は珍しい。といっても規制などで後から追加された部分などにもフルHD相当の要素が混ざっている例もあるし、この手の部分的フルHDは気付きにくいので実はよくあることかもしれない?

デッドマン・ワンダーランド 1話


局:tvk
放送日:2011/04/17
評価:HV1280

番宣より全体に安定してよい場所ではこの程度の円分布になるけれど、これより一回り小さい分布になるところが多く、少しソフトな輪郭のHV画質。

ほとんど潰れているけれど、グレイン風ノイズもあったようなちらつきもあり、ノイズの情報量に負けたような圧縮劣化も目立ち、tvkの縦540化現象が出ているところも多い。放送には厳しい映像なので、局による差も大きくなりそう。

少しジャギ感の残る線も見えるけれど、元からなのか圧縮の影響なのかよくわからないので、他局の放送を見てから触れる予定。

劣化も多いけれど1080iへのリサイズでの乱れは特になく、細めの線などには縦720の特徴も残っていてこれもHV1280で間違いないだろう。

2011年4月16日土曜日

遊戯王ZEXAL 1話


局:BSJAPAN
放送日:2011/04/16
評価:HV1280+


テレ東と同じフレーム。

ほとんど同じような分布だけど、テレ東の方は上下隅に少しノイズの分布が見える。映像で見ても少し荒れた感じに加え少し色もにじみ気味なのに対し、グレイン風ノイズも完全には潰れず残っているなど動きの少ない部分ではBSの方が細部まで安定した映像になっている。

作品に関係なく似たような傾向はあるけれど、テレ東の劣化が少し気になるくらいBSの方が落ち着いた絵になっているところもあり、BSJAPANと相性が良い映像かもしれない。

プリティーリズム オーロラドリーム 2話


局:BSJAPAN
放送日:2011/04/16
評価:SD-p/486, HV1280


面倒なのでBSのみ。

1話同様少し影のある縦長アプコン分布で、今回はHVカットも激減してしまい、ほぼ全編といっていいくらいアプコンのところが多かった。

同じアプコンといっても、SD-ip全盛期にはあまり無かった特徴の映像で、アプコンにありがちな画面隅の微妙幅の黒帯もほとんどなく、横だけでなく縦にもジャギの特徴がはっきり残っていて正確に720x486というわかりやすい数字になっている。

HVの予定だったけれど何らかの事情でSDに方針変更で、今後は完全にアプコンになると考えた方がよさそう?HVとSDでは制作費に差がないようなことを言っているところもあるけれど、朝アニメを中心にまだSD制作と思われる作品も残っているし、作り方次第では結構差があるのかもしれない。まあ憶測で考えてもどうなるかわからないので、もうしばらく経過を見てみよう。

30歳の保健体育 1話 (再) 2話


局:BS11
放送日:2011/04/15
評価:HV1280


先週の異常画質も1話再放送になる部分はちゃんと修正されていた。

前回の一番下の本編の分布と同じところ。

まだ横長の分布で少し縦にボケているけれど、縦の伸びが少し良くなり、ガタガタの線も解消されている。




MX2話
と同じところ。

2話は縦ボケもなく大きいというほどの分布ではないけれど円に近い分布になる。

他の作品にもあるMXとの差も出ていて、縦の伸びが少し悪くなり、逆に横に少し大きな分布になっている。見た目の印象差はほとんどないけれど拡大して見るといろいろと違いが見えてくる。やはりBS11は「何か」があるようだ。

2011年4月15日金曜日

名探偵コナン 天空の難破船


局:日本テレビ
放送日:2011/04/15
評価:HV1280+

一つ前の映画と似たような分布の高精細な鮮明HV。明るい絵で線もしっかり黒く、リサイズの副作用ノイズでの輪郭強調もありくっきり感は抜群。今回も黒帯なしの16:9の映像。

HV1280では不可能な十分インパクトのある映像だけど、どちらかというと解像度で強引に押し切ったような画質で、ジャギ感の残る線があったり、リサイズでの乱れで周期的な輝度ムラが出ていたり、とちょっと雑なところもある。アニメのHV化もほぼ完了という状況になって上質なHVも増えているので、解像度はトップクラスでも初期のHVにありがちな特徴が多い映像という印象。

前作同様、縦864のジャギがはっきり出ているので元は1536x864だろう。

TAILS OF THE ABYSS 2話


局:BS11
放送日:2011/04/08
評価:HV1280

1話をうっかり消してしまったために、2話でBDと比較。

上がBS11再、2番目はBDの同じフレーム。BDはしっかり暗くなっているのに対し、BS11では周囲にノイズの分布が多く明るくなっているけれど、BDより少し大きな分布に見える。絵で見ても、極僅かながらBSの方が鮮明なところが多く、別のマスターというよりは、少しシャープに補正したようにも見える。



動画ではわかりにくいけれど、静止画で見ると線周辺のノイズも圧倒的に少なく、色もとても安定しているBD。




結局よくわからないままだけど、1週遅れで書いている原因になった奇妙な特徴のOPの最後のカットのフレームの分布。文字も残したままでチェックしています。3番目がBS11、一番下がBD。

ノイズっぽい分布も見えるけれど、BS11の方がBDより少し大きいくらいに見える。円に近い分布で縦横の伸びに差がなく、文字の輪郭を見ても横1920っぽい映像にはなっているんだけれど、BDと比較すると特徴は大きく異なり、文字の周囲に奇妙なノイズが多く出ていてシャープ系のフィルタで鮮明にしたような不自然な鮮明さになっている。タイトルのロゴの部分はBDとそれほど差はないのに、黒輪郭の白文字というよくあるテロップ系の©NBGI....の文字だけ輪郭強調したような状態、というのはBS11の他作品にもあった奇妙な現象。NHKの新BSでも同様の現象が起こっていて、そこでの説明通り、テロップの部分を検出してその部分だけをフィルタ処理でより鮮明にしているような挙動なんだけど、BS1, BSプレミアム, BS11と最近エンコーダが変わった3波に共通しているという辺りも興味深い。

上の本編での比較で見ると大きな差ではないけれどBSの方が鮮明になっているということは、実際は全体に鮮明化の処理がかかっているけれど、輪郭が鋭利な部分の方が影響を受けやすいことで文字だけが鮮明になったように見えているだけかもしれない?




BDも横が切れていない円に近い大きな分布だけど、放送と異なり線周辺にノイズもまったく見えず、非常に安定した映像。

横方向にリサイズした時に発生したように見えるノイズもあることからこの映像をほぼそのまま放送したとは考え難く、横が切れない分布になっていても、BS11は相変わらず元は1440経由に見える。といっても分布では判断できないという話なので、後は1920では潰れないけれど、1440では確実に潰れるような部分を見つけて比較するくらいしか方法がなさそう。

実はデータを消してしまった1話のOPは2話OPと異なる分布で、横の伸びが悪くいかにも1440経由したような縦長楕円分布になっていたのに、2話では文字が鮮明になってBDに近い分布に変わっていた。BDでも1,2話は微妙に違う状態で、どちらも大きな円分布だけど1話の方がノイズが少し多い。1話と2話の間でBS11内で変化があったのか、元映像の僅かな違いが影響して特徴が変わったのか、謎は深まるばかり。

ペンギンの問題DX?


局:BSJAPAN
放送日:2011/04/10
評価:HV1280

久しぶりにこちらもチェック。去年MAXが付いたことも数ヶ月前まで気付かなかったくらいだけど、さらにDX?になっていたことにも気付いたのもついさっき。

少しはっきりしない分布だけど、中間的なHV分布で計算された輪郭を持つことで出てくる同心円状の分布も見えている。一時期縞HV状態になっていたこともあるけれど短期間で縞は解消した。

CGらしいジャギ感もなく、どちらかというとソフトな輪郭のなめらかな線に見え、CGとしても丁寧な作りだけど、細かい部分にはわかりやすく縦720のジャギもはっきり出ていて、相変わらずHV1280。

デュエル・マスターズ ビクトリー


局:BSJAPAN
放送日:2011/04/10
評価:HV1280-iぼかし?

後回しにしてしまったけれどBSもチェック。テレ東と同じところ。

僅かにBSの方が横の伸びがよく見えるけれどほぼ同じ分布で見た目の差もないけれど、拡大して比較すると動きの少ないところではBSの方が線も崩れも少なくよりはっきりしている。

地上波でも横方向のはっきりした線の情報はよく残っているけれど、縦方向のボケの影響で激しくボケた線が地上波ではさらに潰れてはっきりしない状態になっている。

ネリーとセザール


局:BSフジ
放送日:2011/04/10
評価:HV1280

原作ベルギー、クレジットにある最初の会社はフランスなのでフランスのアニメっぽいけれど、ちゃんと確認していないので間違っていたらごめんなさい。CSのフジでは前から放送されていて、番組表ではよく見かけたけれどBSフジでの放送なので、たまには海外作品も見ておこう。

はっきりしない分布だけど横長のHV分布。PAL圏作品にありがちな25fps映像からの変換での残像も出ていて、コーミングのないフレームを得られないところが多い。本家サイトで公開されている動画も25.0fpsになっていた。縦の伸びの悪さは変換による劣化の影響もありそうだ。

輪郭線はあるけれどペンというより絵の具っぽい質感なので解像度の推定に使えるような特徴はほとんどないけれど、髭などの細めの線には高解像度のジャギも出ている。ただ、スタッフ等の文字の部分に横1280に十分近い特徴が残っていて、改めて本編の映像を調べなおしてみると線周辺のノイズに横1280に近い特徴が出ているので、最初からかどうかはともかく1280x720(かそれに近いサイズ)の状態を経由した映像で間違いなさそう、ということでこれもHV1280。

電波女と青春男 1話


局:TBS
放送日:2011/04/14
評価:HV1280


大きな円分布の鮮明HV。L字番宣よりよい分布になるのは当然だけど、逆にL字になっていても極端に小さい分布になるわけでもない。TBSのL字化処理も欠けさえなければ気にならないだけに惜しい。

極端に高コントラストな映像でもないけれど、比較的線も暗めでくっきり感も十分なシーンが多い。部分的にはジャギ感の残る線も見えるけれど、大半の部分はしっかり補間の効いたリサイズで元絵の特徴もよく残っていてバランスは悪くない。

いつも通りのシャフトらしい特徴で縦720のジャギも非常に分かりやすく残っていてこれもHV1280。文字と動きのない絵だけというシャフトらしい予告も、文字含め本編同様HV1280。

緋弾のアリア 1話


局:TBS
放送日:2011/04/14
評価:HV1280

大きさとしては番宣と大差なく控えめな円分布のソフトなHV画質。全体としてはコントラストは十分なのに、どうしてもくっきり画質は避けたいらしく、全体に低コントラスト気味のシーンが多くどこかはっきりしな絵になっているところが多い。

全体に明るさのバランスに統一感がなく、カットによっては背景ともマッチしていないように見えたのはうちのテレビとの相性なのかな?低コントラストのボケ画質でも他のJC作品では全体に似た質感で安定している印象だったので少し気になるバランスだった。

ソフトな質感なので線もなめらかに見えるけれど、乱れも抑えられていて明るさのバランス以外の処理は悪くない。少しフィルタで補正すれば縦720の特徴もきれいに残っていてこれもHV1280。

本編より精細に見えるCM前後のアイキャッチ画像も1280x720だった。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1話


局:フジテレビ
放送日:2011/04/14
評価:HV1280


初期のCM枠での番宣以降の映像は未チェックなので、他の番宣はもう少しよい状態だったかもしれないけれど、当時見たところ映像よりは一回り大きな分布で、鮮明なシーンはどこも似たような大きさになる。

極端に線が暗いわけではないけれど、僅かに輪郭強調気味でコントラストも十分なのでくっきり鮮明画質に見える。線もなめらかで荒れた感じもない上質なHV映像。若干圧縮の影響と思われるノイズが多いように見えるので、これもBSの方がすっきり映像になりそう。

補間に優れたリサイズの影響で元絵の特徴もよく残っているけれど、比較的わかりやすく720のジャギも確認でき、これもHV1280。

[C] 1話




局:フジテレビ
放送日:2011/04/14
評価:HV1280


番宣と大差ない中間的な円分布。ベタ塗り感を無くす程度に軽微なグラデーションも多用しているけれど、どちらかと言えばすっきり画質で、コントラストも十分の鮮明映像。周囲に少しノイズの分布も見え、動きの少ないところでも少し線周辺に圧縮ノイズ目立つの現在のフジテレビらしい特徴が出ているように見えるので、BSではもっとすっきりした絵になりそうだ。

少し線も崩れ気味でなめらかな線というほどではないけれど、細かい描写が潰れてしまうようなこともなく、線間隔の狭いところなどは綺麗に縦720のジャギも残っていてこれもHV1280。よくあるパターンだけど、本編中の字幕っぽい文字は縦1080で入っている。




評価:HV1280-i(GONZO)

初期番宣は縞縞状態だったけれどその時とは違うGONZO縞のカットが混ざっていた。全体を確認していないけれど、見つけたのは1個所のみ。

2011年4月14日木曜日

殿といっしょ ~眼帯の野望~ 2話


局:TOKYO MX
放送日:2011/04/13
評価:HALF-HV1280


逆に、こちらは先週の30歳の本編と同じような状態に変わり、縦720の片フィールドを拡大したために実質縦解像度が360しかないHVもどき画質に劣化。

円に近い分布にも見えるけれど、よく見ると横長の分布に上下に傘が付いた不自然な分布で、その特徴も前回の30歳とよく似ている。

補間のないリサイズで線もガタガタな酷い画質だけど、高コントラストで横方向は1280に見合う鮮明さということもあって、離れてみればそれほど気にならないかも?

タイトル部分も本編と同じ特徴だけど、1話の奇怪な映像とは異なり素直な24fps映像に変わっていた。

30歳の保健体育 2話


局:TOKYO MX
放送日:2011/04/13
評価:HV1280


OPは縞HVのままだったけれど、1話の珍画質から正常な映像に改善。ミスで一部しか録画できず本編全体が正常な状態かは未確認。

大きいというほどでもないけれど円に近い分布。線の乱れも十分抑えられてなめらかなすっきり鮮明画質。縦720の特徴も非常に綺麗に残っていて、再確認するまでもないけれどHV1280。

星空へ架かる橋 1話


局:TOKYO MX
放送日:2011/04/13
評価:HV1280

境界がはっきりしない分布だけど中間的な大きさで少し四角感のあるところが多い。絵としてはコントラストも高めでも、線は黒浮き気味のところが多く、くっきり感は弱め。それでもボケを感じるわけでもなく落ち着いた感じのHV画質。

補間より鮮明さを優先したようなリサイズで周期的なムラがある。見ていて気になるわけではないけれど少し荒れ気味で線に少し粒状感があり、細かい描写は潰れ気味なところが多い。

崩れ気味でも縦720の特徴はよく残っていてこれもHV1280。リサイズ時の劣化にも見えるけれど縦方向に少し粗いジャギが出ているところも多く、元絵の解像度が足りていないところがあるかもしれない。

追記
本編以外の特徴は作品によって調べたり調べなかったりと統一感がないけれど、本編より少し鮮明に見えるアイキャッチ部分はタイトルも文字なども含め全体が1280x720になっていて、特に高解像度というわけではない。またみてねのENDカードは縦1080のジャギが確認できフルHD相当。

世界一初恋 1話



局:tvk
放送日:2011/04/13
評価:HV1280

MXと同じフレーム。

MXより一回り小さく少しボケているけれど、元からコントラストも低めなので、見た目の印象差はそれほどない。ただ細部は潰れ気味なので環境によっては交互に見れば違いがわかるかも。



明るさ問題はMXと同じ状態、ということで輝度分布をtvkの番宣とtvk1話で比較してみよう。

上が番宣、下が1話の同じフレーム。番宣では右(明)方向に大きく溢れているけれど、1話では、[16-235]の黒い範囲は近似した分布になっているけれど235を越えた部分がばっさり切り捨てられてしまっている。

上の右端に見えるノの字の繰り返しみたいな分布はブラインドの羽で、下ではその部分の階調がなくなってしまっているのが分かりやすい。色の情報もあるので切り捨てられたところの絵の情報全てが失われているわけでもないけれど、明るい部分では見えていたものがほとんど見えなくなっている部分も多い。

処理としては明るい部分を暗く補正した状態なので、見た目にもCMより若干暗く白とびが軽減されて見える環境も多いだろう。


公式にある各話紹介の画像がGIFで、意味がないというわけでもないけれど誤差も大きいので公式画像との比較は諦め。

2011年4月13日水曜日

世界一初恋 1話


局:TOKYO MX
放送日:2011/04/12
評価:HV1280


番宣より少し横伸びがよくなっているところもあったけれど、極端な横長楕円分布の微妙画質。白とびも直らず、これゾンと同様、明るすぎる部分の輝度は切り捨てられてしまい、補正しても失われた階調が戻らない。独特な質感に見えるけれど、元は公式ページのような少し淡色でコントラスト抑え目でも自然な色あいで作られていた映像であって、事故的な処理で破綻させてしまっただけだろう。

縦はボケというより少し滲んだような崩れ方の線になっているけれど、見た目には荒れた感じもなく、元から低コントラスト気味な映像なので、それほど悪い感じにも見えない。雑な仕事という感じにも見えなくはないけれど、これに近い質感を狙ったと言われればそう思えなくもない。

細部が崩れ気味なので判定難易度の高い映像だけど、細かい部分や細い線には縦720のジャギも見えるところも多々あり、これもHV1280。

ユルアニ?


局:日本テレビ
放送日:2011/04/12
評価:HV1280+

巨大分布の鮮明映像。全体にジャギ感の強い絵にはなっているけれど、近くで見なければ気になるほどでもない。ハトのおよめさん部分を除くと、どの作品も似たような分布になる。

解像度も共通の1440x810で、文字も縦1080ではなく絵と同じ縦810のジャギが出ている。

ED部分のプ~ねこも少し小さい絵なのに縦810になっているので、テロップなど含め1440x810で完成映像にした後に1080iに拡大している。DLEに限らずこの手の作品ではよくあるパターン。

ハトのおよめさんの部分は他よりジャギ感が強い絵でになっているけれど、何故か縦だけ540になっている。横は1440のジャギもあり歌詞の文字はちゃんと縦810なので、一旦1080iにした映像の片フィールドだけを使って1440x810い戻し、歌詞を入れたて再び1080iに拡大、という面倒なことをやっている。

一旦1080iにした映像を縮小して加工編集後、再び拡大、という特徴の映像は稀というほどでもなくたまに見かける。オリジナルのデータを処分してしまいHVマスターしか存在しなくて仕方なく・・とか事情はあるんだろうけどリサイズでの劣化に加え、この例のように片フィールド分の情報しか残ってないなどの事故も起こりやすく好ましい方法ではない。

2011年4月12日火曜日

遊戯王ZEXAL 1話


局:テレビ東京
放送日:2011/04/11
評価:HV1280+

僅かに横長でも大きな円に近い分布の鮮明HV。カットによっては少し小さい分布になるところもある。僅かにグレイン風ノイズもあるようなちらつきもあり極端なすっきり画質ではないけれど、十分明るくコントラストも十分でくっきり感は十分。

リサイズで僅かに線が荒れているけれど、細めの線などには縦810のジャギが綺麗に残っているところも多く、巨大分布というほどでもなくどちらかとバランス志向の1440x810のHV1280+。CG的な映像部分では正確に810と言える精度では確認できなかったけれど同様に1440x810のようだ。

デッドマン・ワンダーランド 番宣


局:tvk
放送日:2011/04/10
評価:HV1280


アプコンの可能性を考えたくなるほどでもないけれど小さめの分布のソフトな画質。

高コントラストのくっきり映像ではないけれど見難くなるようなボケはなく、ノイズ効果もないすっきり画質。

元絵の特徴もよく残っているので分かりにくいけれど、いくつかのフレームで縦720のジャギも確認できるのでこれもHV1280で間違いなさそう。

灼眼のシャナII 1話


局:TOKYO MX
放送日:2011/04/11
評価:SD-ip/486(A)

1期再放送より少し四角感のある分布になった。SDらしいジャギのはっきり見えるところもあるけれど、引き続きコントラスト抑え目の普通のアプコン。

ここを始めた頃にTBSの放送もチェックしていて、少し縦長の分布でSD-pだったようにも見えるので、今後変わる可能性もありそう?

ただ当時は試行錯誤状態でチェックしたフレームのデータも残していないだけでなく、録画もしてないので再検証出来ず分布からの推定。放送日を見ると2話なので次回再チェックしてみよう。チェックしたフレームを見つけるのはまず不可能だろうけど、状態が異なるかどうかくらいは判断できるだろう。

聖痕のクェイサーⅡ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2011/04/11
評価:HV1280


全カット調べたわけではないけれど、無事縞HVでなくなった2期。このフレームは番宣より僅かに大きいものの、一回り小さい横長楕円分布になるところが多い。

縞HVだったとはいえ縞解消すれば高コントラストのくっきり映像だった1期より線も黒浮き気味でかなりソフトな画質に変った。演出としてもコントラストを低くしたシーンも多かったけれど、比較的鮮明な部分も線が黒浮き気味な上、縦ボケの影響でくっきり感のない絵になったのは狙い通りなのか若干疑問な画質。当然のように縞のままだった1期映像を使ったCMとの差は大きく別作品と思ってしまいそうなくらい、というのは言い過ぎかな?

番宣でも書いたけれど、縦ボケがある割りに縦720のジャギが綺麗に残っていてこれもわかりやすいHV1280。

神のみぞ知るセカイII 1話


局:テレビ東京
放送日:2011/04/11
評価:HV1280


1期と似たような分布で大差なし。少しコントラストは抑え目でソフトでもボケた感じがするわけでもなく、落ち着いて見やすい映像。ただ少しグレイン風ノイズ強いのか、少しちらつきが目立つカットも多く、圧縮劣化も微妙に増えているように見える。

リサイズで少し乱れているカットも相変わらずあるけれど、逆に綺麗に補間されて元絵の特徴もよく残るところもある。どちらもジャギの特徴がはっきり見えないのでわかり難いけれど、少しフィルタで補正すると縦720の特徴も残っていて引き続きHV1280。

アスタロッテのおもちゃ! 1話


局:tvk
放送日:2011/04/10
評価:HV1280(仮)

これも、L字のあるところのL字部分を削って比較。

上がtvk, 下がMXの同じフレーム。

L字で縦の伸びも悪くなってアプコンに近い大きさになってしまったtvk。線もかなり太くなっていて、縦は分布通りアプコンっぽく見えるようなボケ具合。その影響で線もMXより黒浮きしていて、L字解消しても MXよりかなりはっきりしない絵になっている。

L字化処理での劣化も大きくジャギの特徴も荒れてしまいL字部の映像で解像度判定するのは無理。




局:TOKYO MX
放送日:2011/04/11
評価:HV1280

MXも地震L字付きだったけれど、とりあえず作品の特徴も見たいので、L字なしの部分。若干横長感はあるけれど、まずまずの大きさの分布。カットによってはJCフィルタっぽい低コントラストなシーンも多いけれど、普通のコントラストのくっきり画質で鮮明なカットもそれなりにあった。ただ線の太さにばらつきがあるのか、演出意図がなさそうなところでも線の線が黒浮き気味になっているところも多々あり、全体に見た目の質感が安定しない。

少し線の乱れもありわかり難いところも多いけれど、細い線や細かい描写には縦720のジャギも綺麗に残っているところがありこれもHV1280。

これも予告の比較でもよさそうだけど、tvkの通常時との比較は2話でやり直す予定。

そふてにっ 1話



局:tvk
放送日:2011/04/10
評価:HV1280(仮)

選挙L字で適切な局間比較が出来ないけれど、実際L字で放送されている異常、額縁同様劣化画質なわけであに瓶的な比較としては問題なし。

ということで、普通ではない点に注意、なチェックになるけれどMXと同じフレームのL字解消後の分布を見てみる。

一回りという表現では足りないくらい小さくボケてしまっている。少しノイズも出ていてリサイズ品質も若干低め。まあ、極僅か絵も切れるものの、MXのようにはっきりわかるくらい絵が欠けることもなく許容範囲かな?線も太くなっているけれど、比較的コントラストも高めなので、比較して見なければボケてるという印象にもなりにくそう。

予告などのL字のない部分での比較でもよかったけれど、2話で再確認の予定。