2013年7月8日月曜日

たまゆら ~もあぐれっしぶ~ 1話


局:tvk
放送日:2013/07/07
制作:TYOアニメーションズ
評価:HV1280



MX1話と同じところ。

横の伸びが悪く縦長の分布になっている。この作品もtvkぼけの影響での線の黒浮きは軽微で、少し甘く見えても鮮明さではMXとの差はそれほど感じない。

ただ、見た範囲では背景の潰れが目立ち、MXよりかなりのっぺりした絵に見えてしてしまうところが多かった。

Free! 1話


局:BS11
放送日:2013/07/07
制作:京都アニメーション・アニメーションDo
評価:HV1280+/955.5, HVFULL(OP, ED)


MX1話と同じところ。

トップクラスの高精細映像なので、鮮明さはBS11の方が有利で僅かな差でも少し大きな分布になっている。MXより線も少し引き締まって細くはっきりしているところが多い。といっても圧縮劣化の影響による線の乱れはBS11の方が多く、横1440経由の映像なのは相変わらずで、動画で判別できるほどの印象差もなくどちらも似たような画質に見える。

細かい描写の残り具合も大差なく動きの少ないところでは同等と言っていい感じだけど、フルHD相当で動きの激しいOP, EDなどではBSの方が鮮明で緻密な絵を維持できているので、点数をつけるとすればBS11の方が上になりそう。

神さまのいない日曜日 1話


局:tvk
放送日:2013/07/07
制作:マッドハウス
評価:HV1280?

MXと同じところ。

これも横の伸びが悪くなり上下にノイズの分布も増えている。縦540化現象も広範囲に出ていてMX以上に崩れた線になっている。

それでも比較的コントラストが高い絵で、元々ざらついた感じのマッドハウスらしい映像なので、MXと比べてはっきり悪いと感じる環境は少ないかも?


MXで書くつもりで忘れてしまったけれど、番宣は本放送より大きく四角感の強い分布になっていた。BS11の番宣しかチェックしていないけれどMXもBS11と大差ない特徴で、番宣の方が本放送より鮮明で劣化も少なく安定した画質になっている。番宣はノイズ効果を加える前の(あるいは当初はノイズ効果が弱かった?)映像を使っているようだ。

番宣は間違いなく1280x720と言える特長が残っているので放送も同じと考えても大丈夫だろうけど、稀でも放送と番宣で異なるアニメもあるし、マッドハウスも1280x720以外のHVも存在するので、とりあえず?付きのままBS11で再検証。

げんしけん 二代目 1話


局:tvk
放送日:2013/07/07
制作:Production I.G
評価:HV1280

MXと同じところ。

強いぼかしでMXでも小さい分布だったけれど、横の伸びがさらに悪くなり上質なアプコンと大佐ないくらいの分布になってしまうtvk。

それでもコントラストも高く線の黒浮きも軽微。少し劣化も出ているけれど荒れた感じもなく、この分布でもテレビの鮮明化処理で十分HVらしい鮮明画質に見える。


全体の背景の緻密さで言えばMXの圧勝だけど、MXは人が認識しづらい部分の情報を捨て、はっきりした描写にデータを割く傾向が強いこともあって、微妙な壁の汚れなどはtvkの方が良く残っているところも意外と多かった。

ビビッドレッド・オペレーション 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/07/07
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280

TBS, BS-TBSと同じところ。

TBSに近い分布でも僅かにMXの方が伸びが悪くノイズも増えている。

高コントラストのくっきり画質なので、見た目の鮮明さは変わらないし、動画では判別できないくらい似た画質に見えるけれど、背景の描写も潰れ気味でTBSの方が緻密な絵になっているところがほとんど。特に圧縮劣化が多いわけでもなく十分安定して見えても、TBSの方が良い状態だった。

魔界王子 1話


局:テレビ東京
放送日:2013/07/07
制作:動画工房
評価:HV1280


少し角のあるような形になるところが多いけれど、これも大き目の円に近い分布。明るく線もかなり暗いくっきり画質でとても鮮明に見える。線も極端に細くないのでジャギ感も弱く、とても滑らかな線になっている。

ノイズ効果も弱く圧縮劣化も抑えられている。背景の微妙な描写の潰れも少なく安定感も高め。

継続含め夏はここまでHV1280+2本の動画工房だけど、この作品は番宣通り縦720のジャギもはっきり残るHV1280。

ブラッドラッド 1話


局:tvk
放送日:2013/07/07
制作:ブレインズ・ベース
評価:HV1280


tvkでも大きな円分布で全体になる鮮明HV。線もしっかり暗い高コントラストのくっきり画質。ボケの影響でカットによって分布に差が出やすいtvkだけど、この作品はこんな感じの大きな分布になるところが大半で安定している。

他局と比較すると欠点もいつも通りはっきり見えてしまうだろうけど、この分布なのでtvkでも線がボケているように見えるところはほとんどない。シーンチェンジ近辺の劣化など不安定なところはいつも通りだけど、荒れて見えるほどの崩れもなくtvkと相性no良い映像と言えそう。

細い線での描写も多く乱れのない縦720のジャギもはっきり残っていてこれもHV1280。

ロウきゅーぶ!SS 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/07/07
制作:project No.9
評価:HV1280


1期の横長分布から円に近い分布に変わった。特に使い回しでもなさそうなところでも1期に近い横長分布になるカットも少し残っていたけれど、大半は縦ボケが解消してバランスのよいHV画質になり精細感も増している。

わずかにノイズ効果のちらつきもあるように見えるけれど比較的すっきりした絵で、背景のディテールが潰れているところも少なく今期の中では安定している。

線も十分滑らかに見えるけれど比較的ジャギ感のある特徴で、特に細い線を中心に乱れの少ない縦720のジャギもはっきり残っていて、引き続きHV1280。

ファンタジスタドール 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/07/07
制作:フッズエンタテインメント
評価:HV1280


横の伸びは良いけれど縦に潰れた楕円分布になる。縦に少しボケた絵でも線はしっかり暗いので黒浮きもほとんどなく、縦方向も鮮明さを十分維持している。

映像全体のコントラストも高いけれど、明るい部分がかなり明るい映像だけど、服などでは濃い色を使っているのに対し、色白は肌が多い。何か間違えたわけでもなく、最初からこの色彩にしているように見えるけれど、ちょっとアンバランスに見えてしまう。他にも、人物などの線がかなり暗いのに背景のコントラストが低すぎて浮いて見えるところもあるし、色の選択が極端な印象。

これもちらつきが見えるくらいのノイズ効果があるけれど、ほとんど潰れて圧縮劣化も目立たない。ただ、背景は劣化で潰れ気味で特に安定した放送画質というほど良い状態でもない。

縦に少しボケた分、線も滑らかで特徴もはっきりしないけれど、少しシャープフィルタで補正すると細かい描写や細い線には縦720のジャギもはっきり確認でき、これもHV1280。




局:BS11
放送日:2013/07/07
評価:HV1280
MXと同じところ。

似たような分布で、絵で見ても判別不可能なくらい似て見える。

MXより劣化が出やすくディテールの潰れも少し多い感じはするものの、BS11の方が状態の良いフレームも容易に見つかる。劣化の特徴もあまり差がなく優劣も見る場所次第。動画では判別不可能に近いし、ほぼ同等の画質と言ってよさそう。

八犬伝 -東方発見異聞- 14話


局:TOKYO MX
放送日:2013/07/07
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/869


1期同様、非常に大きな分布になる精細HV。効果で線が少し明るくなっているカットも多いけれど、基本線もしっかり暗い高コントラストのくっきり鮮明画質もほぼそのまま。ただ、通常より絵を縮小して使っているのか、人物が小さく描かれるところでは線が極端に細く黒浮き気味になっているなど、丁寧さが欠けて見えるところもちらほら。

今期縦873のHV1280+が2作品のディーンだけど、八犬伝は1期の特徴そのままで縦は869だった。番宣でも何度も同じことを書いているけれど1552x873は整数で16:9になり、こちらの方が実際の撮影で使われそうな数字なので、さんかれあ、八犬伝と869だったディーンだけど今後は873が標準になりそう。最後まで維持する方が普通だけど、まだ最終話まで出来ていないのであれば八犬伝も最終話までに873に変わるかも?

てーきゅう 13話


局:TOKYO MX
放送日:2013/07/07
制作:MAPPA
評価:HV1280

話数継続で2期は13話から。

大きいというほどでもないけれど円に近い分布。1期後半は最終話までフィールド毎の拡大で縞縞状態だったけれど、ちゃんとフレームで拡大された状態に戻った。

1期より線が黒くはっきりして見えるところが増えて鮮明さになった。相変わらず動画が少ない映像だけど、低予算というより1期の暴走感を維持するため?と思いたくなるくらい、どこか余裕のある普通のアニメに見えてしまうのは気のせい?

縦方向の特徴が全体にはっきりせず、十分な精度で確認できるところが今回もなかったけれど、人物が小さく描かれるところでは線が細くなり横1280近いジャギが見えているカットがあり、これもHV1280。

1話は状態も悪く元絵の解像度が足りところばかりだったので誤評価してしまったけれど、今回も極端に絵を縮小、拡大して使っているカットも多く、カットによっては少し解像度不足の粗い絵になっているところがある。

有頂天家族 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/07/07
制作:P.A.WORKS
評価:HV1280

BS11, MXでは劣化画質の番宣が流れているけれど、本放送はちゃんとフレームで拡大された状態に改善。

人物などの線も鮮明だけど、背景がそれ以上に鮮明なのでもっと大きな分布になるところもあるけれど、背景の影響が少ないところは大きな円分布になる。線もしっかり暗い高コントラストすっきりくっきり画質。

はっきりちらつきが残るくらいのノイズ効果もあるけれど、大半は潰れて目に付くような圧縮劣化も少ない。

人物などの線は十分滑らかに見えるけれど、CG的に加工している背景は非常にジャギ感が強く、特に直線的な描写は線がガタガタに見えるところが多い。わざとその特徴を残しているのかもしれないけれど、CG背景を多用するようになってからのPAはずっとそんな感じだし、単に気にしていないだけ?カットによってはCGっぽさが強調されてしまうところもあり、もう少し質感を合わせた方が良い絵になりそうな気がする。

背景の方がわかりやすいけれど、リサイズでの乱れも少なく人物の線などにも縦720のジャギが残っていてこれもHV1280。少しOP, EDも同じだけど文字もすべて1280x720で入ってる。