2012年7月15日日曜日

探検ドリランド 2話


局:テレビ東京
放送日:2012/07/14
評価:HVFULL


見つけたのは1箇所だけだけど、本編中の特に他と演出的な違いのない普通のカットなのに、前回見たところより伸びが良く、巨大分布になるところがあった。ここは縦1080と思える特徴が残っているフルHD相当の映像になっている。

このカットも60fpsでズームアウトする動きがあるところで、この分布になるのはもっともカメラが引いた状態に限られるけれど、ちゃんと動画としての動きもある。

探せば他にもあるだろうし、1話中にもあったかもしれないけれど、絵で見ても一見してすぐわかるほどの差がなく、探すだけでも時間がかかりすぎるので諦め。


評価:HV1280+/810近辺


上の直後のカットの分布は1話に近い状態。それでも十分すぎるくらい精細感のある鮮明画質になっているけれど、線にリサイズによる周期的な揺らぎも出ていて、フルHDっぽい特徴にはなっていない。

前回は簡易チェックで精度不十分だったようで全体に縦810にかなり近い特長はあっても、 誤差なく正確に810というわけではないようだ。

場所によっても違って見え全体を丁寧に調べることも出来ないけれど、少なくとも816前後の中途半端な数字になっているカットがあった。少なくともよくある1440x810の映像でないのは間違いなさそう。全体に共通の数字を確認できないので、評価も810辺りということで誤魔化しておこう。60fpsで動くところが大量にあるだけでも特異な存在だけど、それ以外もユニークな特徴のある映像だった。

この先は憶測になってしまうけれど、60fpsで動かす得意な映像なのにフィールド毎のリサイズを行った形跡がないので、1話でもフルHD環境で何かやっている、っぽい話を書いたけれど、上のようなフルHD相当のカットまで存在しているということは、撮影からすでにフルHDになっていても、ほとんどの部分は元絵の解像度がまったく足りていないパターンなのかも?その元絵が1440x810に近いサイズなので、ジャギの特徴はその辺りの数字になっているだけで、映像としては最初からフルHDで作っているとすれば、60fpsでもリサイズ不要で他の特徴の説明にも都合がよい。

だから僕は、Hができない。 1話



局:BS11
放送日:2012/07/14
評価:HV1280/675


MX1話と同じところ。上がBS11、下がtvk。


MXより僅かにノイズが多いものの、ほとんど差はなく、動画ではほとんど判別できないくらい似た画質に見える。

ややソフトなHVなので、BS11でも特に線が乱れた感じはしないけれど、拡大してみると動きの少ないところでも圧縮劣化で線に周期的な崩れが出ているところが多く、これも安定性ではMXに劣る。比較的簡素な背景が多いので、ディテールの差もほとんどないけれど、比較的細かい描写の多いところで比較するとむしろBS11の方が圧縮劣化で潰れが多いところもあり、これもMXの方が良く見える環境が多くなりそう。

BS11も気付かないような細かい劣化が多いという程度で、ノイズ効果のちらつきはあっても普通に見ていて気になるような破綻はほとんどなく、それなりに安定した映像に見える。

MXでは断定も難しかったけれど、MXより少し荒れていても横1200に近い特徴が見えているところがあるので、やはり1200x675の可能性が高そう。



局:tvk
放送日:2012/07/14
評価:HV1280/675

  横の伸びが悪く少し小さい分布になるtvk。ボケの影響で線も黒浮き気味になっているけれど、極端に明るい線になっているところは稀で、絵で比較するとそこまで印象差はない。
 それでも圧縮劣化での線の乱れももっとも大きく、他局と見比べると少し見劣りする映像に見える環境も多いだろう。

じょしらく 1話


局:BS-TBS
放送日:2012/07/14
評価:HV1280


TBS1話と同じところ。

安定したところはTBSと変わらない鮮明さで少しノイズの分布も見えるけれど、大差ない分布になる。赤みの強い絵なので見比べなければBS-TBSの色ずれで違和感も感じることもなく、静止画で見れば悪いという画質でもない。

といってもシーンチェンジ後を中心にブロックノイズが頻出していて、普通に見ていても一瞬崩れた絵が見えてしまうくらいの不安定画質は、いつものBS-TBS。という感じだけど、ノイズ効果のちらつきが影響しているのか比較的劣化が目立ち、BS-TBSの中でも不安定さが気になる映像になっている。

夏色キセキ 1話



局:BS11
放送日:2012/07/14
評価:HV1280


TBS, BS-TBSで見たところ同じ。上がBS11、下がMX。

どの局も似たような大きさの分布になるけれど、僅かな差でも大きさではBS-TBS>BS11>MX>TBSという感じになるところが多い。 絵で見比べても動きの少ない安定したフレームでは差を感じないところがほとんどで、BS-TBS色以外、他局とははっきり異なる特徴はどの局にもない。

安定性ではBS-TBSの悪さが目立つけれど、BS11もシーンチェンジ近辺ではブロックノイズが多く出ることもあり、やはり地上波の方が安定している。



局:TOKYO MX
放送日:2012/07/14
評価:HV1280


TBSより少し大きな分布といっても誤差といっていいくらいの僅かな違いで、少し傾向は異なるけれど良く似た画質に見える。
 
比較した範囲ではTBSの方が少し安定しているように見えたけれどノイズ量もそれほど変わらず、BSよりは安定している。

強いノイズ効果もないので、局の癖に左右されることもあまりなく、BS-TBS以外はロゴなしでの判別も難しいかも。

ソードアート・オンライン 1話


局:BS11
放送日:2012/07/14
評価:HV1280


MX, tvkと同じところ。

MXに近い分布でも、BS11の方が少し伸びが悪く、ノイズの影響で周囲が明るくなっているところが多い。

普通に見ていて気になるほど荒れているわけでもないけれど、MXより圧縮劣化が多く動きのあまりないところでもブロックノイズが見えるフレームも少なくない。MXも背景などではブロックノイズが出ていたりと安定画質というほど劣化の少ない状態ではないけれど、元のノイズ効果が残りにくいMXの方が圧縮には有利で、これもBS11の方が荒れた絵になっている。

DOG DAYS' 1話



局:BS11
放送日:2012/07/14
評価:HV1280


MX, tvkと同じところ。

どこを見てもMXより横の伸びが少し良く、鮮明な映像になっているような差がある分布。それでもMXでも抜群のくっきり画質だったことも影響しているのか、絵で見ると線が細く引き締まっているというよりは線の輪郭のノイズがはっきりしている程度で特に鮮明になった感じもしない。

全体にMXより圧縮劣化が目立ち動きの少ないところでも線が少し乱れているだけでなく、動きの大きなところではブロックノイズも結構目立ちBS11の方が荒れた絵になっている。特にBS11の方が細かい描写が潰れず残っているという感じもなく特に良い要素もなさそう。

フレームごと比較すれば、MXより良い状態のところももちろん見つかるけれど、放送画質としてはかなり優秀なMXと比べると、粗が目立つ不安定な映像で見劣りする画質になっている。

リコーダーとランドセル レ BD&DVD CM


局:tvk
放送日:2012/07/13
評価:HV1280/675


tvkでも伸びは悪くなく、黒というほどでもなくても線も適度に暗いので十分鮮明に見える。といってもtvkなのでオリジナル映像は一回り大きな分布でもう少し鮮明な映像だろう。

ドとレの連続CMだったけれど、ドの方は演出の効果で少し淡い絵になっているカットばかりで、レの方が鮮明だったため。

この作品も縦720ではなく675で、8/5倍に拡大した周期的な特徴が全体にはっきり残っている。比較的ジャギがはっきりの残っている線で横も1200に近いので、元は1200x675で間違いないだろう。

何度か見かけたのに森田さんは無口のCMはチェックしなかったけど、同じセブン制作なので近い特徴だったのかな?