2013年4月6日土曜日

探検ドリランド -1000年の真宝- 1話


局:テレビ東京
放送日:2013/04/06
制作:東映アニメーション
評価:HV1280+/819

地上波でもようやくらしい時間に移動しての放送。1期はBSのみのおまけコーナーも付いている。


1期1話と比べると一回り以上小さい分布に変わる。線も太めで適度に暗いので十分鮮明に見えるけれど、比較すれば容易にわかるくらいソフトな画質になった。ノイズ効果のないすっきり画質はそのままで、圧縮劣化もほとんど気にならず安定した映像になっている。

 ぼかし効果が強くなったけれど、高精細な映像なのは変わらず、1期同様縦819の変わった特徴が残っている。1期のOPは本編より高解像度だったけれど、今回はOP, ED, おまけ含め全体が1456x819のように見える。ただOP, EDは圧縮劣化で誤認の可能性もあるので、新番が落ち着いてから再検証の予定。

ダンボール戦機ウォーズ 1話


局:BSJAPAN
放送日:2013/04/06
制作:OLM
評価:HV1280+/810


テレ東1話と同じところ。

似たような分布でもBSの方が僅かに横の伸びが良く見える。

意外にもBSの方がモスキートノイズのような線周囲の圧縮劣化が少なく、テレ東よりすっきりした絵になっているところが多い。拡大しないとわからなくくらいの差でもBSも方が線も細く引き締まっているし、BSの方が緻密な絵になっている。

BSで劣化が見えるフレームを選んで比較すればテレ東の方が良い状態のところも見つかるけれど、テレビで見て気づける差なのかも微妙な違いでも、BSの方が良く見える環境の方が多いだろう。

プリティーリズム・レインボーライブ 1話



局:BSJAPAN
放送日:2013/04/06
制作:タツノコプロ・DongWoo Animation
評価:HV1280

テレ東の番宣で見た絵と同じところなんだけど、番宣の大きな分布から小ぢんまりした分布に変わった。

人物と背景の位置が変わっているなど撮影からやり直していて、画質的にも線も太めのソフトなHV画質に変わっていた。番宣時の精細感は失われているけれど、線が太めでしっかり暗いのでメリハリのある鮮明な映像に見える。OPは番宣に近い鮮明映像になっているところが多かった。本編も悪いと感じるような画質でもないし番宣やOPと比較しなければ,違いを意識することもないだろう。

このアニメもノイズ効果のないすっきり画質でBS,JAPAN テレ東ともに圧縮劣化は少なく安定している。

ぼかし具合の差だけで放送のフレームでも縦720の特徴がしっかり残っている。BSJAPANも横1920維持映像は未発見で,これも横1440経由。



作品内で特徴が異なるカットが混ざる作品は珍しくないけれど、撮影が異なるのか別の特徴になっているところがあり、横伸びがよいものの縦がつぶれた楕円分布になる。

Aパート最初の教室のシーン辺りがそうだけど、線があまり細くなく適度に暗いので気になるほどボケた絵になっているわけでもない。線も少し黒浮き気味でソフトな絵になっているカットもあるけれど,縦ボケの影響ではなく意図的な輝度グラデーション効果によるもの。
 ここも縦720でHV1280は変わらず。



局:テレビ東京
放送日:2013/04/06
評価:HV1280

BSとの差が誤差の範囲なので今回は別のフレーム。全体としては,こんな感じのちょっと横長の分布になるところが多い。

拡大して比較しても違いがわからないくらい良く似た画質でほとんど同等。圧縮劣化が出やすい動きの大きなところで比べると、地上は方が安定しているけれど、BSの方が細かい描写の色の滲みが少なく、僅差でも鮮やかな映像になっている。

ぼくは王さま


局:BS11
放送日:2013/04/06
制作:グラフィニカ
評価:HV1280

巨大な分布でも同心円状の特徴がはっきり見えるPC作画の簡素なアニメ。

最初から簡素な絵で、絵本風の映像を安く作っているので悪いという話でもないけれど、動画も非常に少なく、大半はパンやズームなどのカメラワークで動きをつけている動く紙芝居クラスの映像。背景もほとんどなく寂しいカットも多い。

分布で見ると高解像度な映像っぽく見えるけれど、PC作画は線の輪郭が鋭利になりやすい分伸びが良いだけで、これでも縦720のジャギが綺麗に残っているHV1280。

RDG レッドデータガール 1話


局:BS11
放送日:2013/04/05
制作:P.A.WORKS
評価:HV1280

MX1話と同じところ。

僅かにBS11の方が横の伸びが良く見えるけれど、ノイズが重なって見えている影響程度の差。他の場所も似た傾向で僅かにBS11の方がノイズが多いものの、誤差の範囲で鮮明さはまったくと言っていいくらい変わらない。この作品も横1440経由で、BS11での1920維持の映像は未発見。

鮮明さでは差は少ないものの、背景の潰れなどはBS11の方が多く、軽微でもブロックノイズっぽ崩れも少なくない。場所によってはMXより良く見えるところがあるけれど、全体としてはMXの方が緻密な絵で安定感でも上。

劇場版 どうぶつの森


局:ファミリー劇場HD@旧e2
放送日:2013/04/05
制作:OLM
評価:HV1280+/810?

2006年12月公開。

グレイン効果の影響ではっきりしない分布になっているけれど伸びは悪くない。ノイズの分布が重なっているので絵としては若干ソフトなHV画質になっている。高コントラストで線もしっかり暗いすっきりくっきり画質だけど、最近のOLM作品ほど線が黒くなく、落ち着いた見やすいバランスになっている印象。線も滑らかで最近の作品と比べても欠点らしい欠点は見当たらない。

上下15ピクセル幅の黒帯付きだけど、同じOLMのポケモン映画でも使われていたサイズ。

線が非常に滑らかでジャギの特徴がはっきりせず、確信できるような特徴は見つけられなかったけれど、細かい描写の潰れ方や線に揺らぎの周期は黒帯込みで縦810になっているので、そのサイズかそれに近いHV1280+だろう。冒頭やEDのスタッフがきっちり縦1080で入っているので、オリジナルのマスターから黒帯付きの1920x1080なのかもしれない。

爆TECH!爆丸ガチ 1話


局:テレビ東京
放送日:2013/04/06
制作:小学館ミュージック&デジタルエンタテイメント
評価:HV1280

CGでは少しゆがんだ分布になることも珍しくないけれど、傾いた感じの楕円分布になるところが多かった。特に画質面で問題があるわけではない。

細かい描写ではジャギ感が強いところもあるけれど大半は線も滑らかに見え、小学館ミュージック&デジタルエンタテイメント作品を3つ並べたけど、圧倒的に欠点の少ない映像になっている爆丸。

アンチエイリアスがあってもCGらしい縦720のジャギもしっかり残っていて、 これも引き続きHV1280。

デュエル・マスターズ ビクトリーV3 1話


局:テレビ東京
放送日:2013/04/06
制作:小学館ミュージック&デジタルエンタテイメント
評価:HV1280-iぼかし?

知らないうちにV3になってたけど、Vから1年経っても極端な横長分布で縦に強くボケてバランスの悪い絵もそのまま。

HV化の2008年から3年間はフィールド毎の拡大で縞HV、2011年から縞を縦にぼかしてごまかしたとしか思えない不自然な縦ボケ画質が2年続き、この状態も3年目に突入。これはもうわざとやってるのかも?

団地ともお 1話


局:NHK-G
放送日:2013/04/06
制作:小学館ミュージック&デジタルエンタテイメント
評価:HV1280

小ぢんまりした分布のソフトなCG映像。輪郭線のある3DCGで線も太めでしっかり暗くこの分布でも十分鮮明に見える。

動きはいかにも3DCGだけど、テクスチャとしての絵の質感のおかげで静止画で見るとそこまでCG臭の強い絵になっていない。ただジャギ感の強い絵をぼかして整えたような特徴で粗さも残り、2013作品として見るとどこか安っぽい作りに見えてしまう。

背景含め、どこを見ても縦720のジャギがはっきり残っていて、これもHV1280。

ジュエルペット ハッピネス 1話


局:テレビ東京
放送日:2013/04/06
制作:スタジオコメット
評価:SD-p/482.5


番宣通り今年もアプコンのジュエルペット。映像で見てもジャギ感の強いガタガタ線もはっきり見える鮮明なアプコン画質らしい特徴もわかりやすい。線も適度に暗くアプコンとしては十分に見える映像だけど、演出的なものも含め線がかなり黒浮きしているところもあり、環境によってはボケて見えそうなカットが少し多かった印象。

番宣でも確認したけど、放送1話もそのままで、前シリーズと同じ、黒ピクセル幅の下黒帯、その黒帯込みで711x482.5辺りの特徴も変わっていない。

ロボカーポリー 1話


局:テレビ東京
放送日:2013/04/06
評価:HV960

2011年の韓国3DCG作品。

伸びも悪くないけれどもやっとしていて良く見ると2重の分布っぽくも見える。見た目の印象は、この手の3DCGでは珍しいくらいソフトな質感になっている。

縦横とも960x540のジャギがはっきり残るHV960。解像度だけが理由ではないけれど、どこかはっきりしないCG映像に見える一因にはなっているだろう。

鉄人28号ガオ!


局:フジテレビ
放送日:2013/04/06
制作:エイケン
評価:HVFULL


フジテレビボケの影響で他局より伸びが悪いところで横が切れてしまっているけれど、縦の伸びはかなり良い感じの分布。同心円状の特徴がはっきり出ているので、作画は紙に描いて取り込んだものではなく、PC上のペイントツールで描いたものだろう。動画の少なさが気になる映像だけど、撮影などは普通のアニメの作りに見える。

特に輪郭線が太いけれど、大半は平均的なHVアニメ程度の太さの線で精細感も十分。線もかなり暗い高コントラスト高彩度のすっきりくっきり画質。

映像的に動きのあるタイトルの輪郭に縦1080のジャギが見えるけれど、全体としては少し拡大した跡がある線が多い。線の輪郭が非常に滑らかでジャギの特徴もわかりにくいけれど、1ヶ所わかりやすかったカットで数えてみると縦995程度になっていた。という特徴を合わせて考えると、撮影はフルHDでも元絵の解像度が足りずに拡大して使っている多い映像、という辺りが正解かな?

百花繚乱 サムライブライド 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2013/04/05
制作:アームス
評価:HV1280+?

すでにAT-Xで始まっているけれどMXの番宣。

1280x720でもかなり大きな分布になる作品も増えているので、特別大きい感じはしないけれど、大きな円分布になる鮮明HV画質になっている。番宣では効果でぼけ気味に見えるカットも多いけれど、明るさや彩度も他、人物の一番外の輪郭線を太くした独特な質感など1期の特徴を踏襲したような絵で、作品の雰囲気はしっかり維持している印象。

1期は複雑な特徴で数字を確定できなかったものの、静止画っぽい映像のところとは部分的にフルHD要素もあったくらいのHV1280+だけど、この番宣も縦720の特徴はなさそう。圧縮劣化もあり十分な精度で確認できなかったけれど縦810は越えているように見え、アームスでは久しぶりのHV1280+作品になりそうだ。

DEVIL SURVIVOR 2 THE ANIMATION 1話


局:TBS
放送日:2013/04/05
制作:bridge
評価:HV1280

若干角ばった感じもするけれど、大き目の円分布になる。彩度抑え目でも線も適度な太さでしっかり暗く、映像全体のコントラストも高いくっきり画質に見える。暗いシーンも多い1話だけど、何が起こっているかわらなくなるような無茶な暗さもなく、環境によらず見やすそうな癖のない映像。


この作品もほとんどノイズ効果のないすっきり画質で、圧縮劣化も少なく安定した映像に見える。


しっかり補間の効いたリサイズで元絵の特徴が強く残っているけれど、特に細い線や線の輪郭ノイズなどには縦720の特徴も残っていて、これもHV1280。

デート・ア・ライブ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/04/05
制作:AIC PLUS+
評価:HV1280

少し横長にのみえるけれど大きな円分布の鮮明HV。

AICらしい細い線が多い絵で線の黒さのバラつきが大きい若干ちぐはぐな映像だれど、極端に黒浮きした線は稀で、AICの中では比較的癖のないすっきりくっきり画質に見える。ノイズ効果もほとんどなく、 安定感も高い。

AICはどの作品でもジャギの特徴がはっきり残っているけれど、このアニメは特にわかりやすくどこを見ても縦720のジャギがきれいに残っているHV1280。