2014年7月11日金曜日

幕末Rock 1話



局:BS11
放送日:2014/07/10
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873


MX1話と同じフレーム。

これもMXより少し横の伸びが良く見えるけれど、少しノイズが多い分布になっている。

派手な動きになるとBS11の方が安定しているけれど、それ以外は特徴の差はあってもどちらも軽微な劣化が出ているフレームがほとんどで、比較する場所次第で優劣が変わるくらいの差しかない。

状態の悪いフレームの多さは当然MXの方が上で、そこを重視するなら比較するまでもないけれど、BS11も圧勝と言えるほど安定した絵にはなっていない。

『熱血人面犬』緊急スペシャル


局:BS11
放送日:2014/07/10
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
評価:HVFULL


巨大な分布になる精細鮮明映像で、縦1080のジャギもはっきり見えるフルHD。横が少し切れたように見え、いつも通り横1440経由。

こんなところにフルHD映像があって驚いたけど、コミックス・ウェーブ・フィルムは映画でもまだ非常にすく少ない新海のフルHD作品を作っていると制作だった。

背景はCGや実写加工がほとんど、全体に少しジャギ感が残る線で新海作品と比べると安い作りに見えてしまうけれど、フルHD制作に慣れている感じの欠点の少ない高精細映像に見える。

残響のテロル 1話


局:フジテレビ
放送日:2014/07/10
制作:MAPPA
評価:HV1280

カットによって傾向が異なるけれど、もっとも多いのは小さめの円分布で、比較的ソフトなHD画質。

元からあったノイズ効果というより圧縮劣化のモスキートノイズっぽい劣化が出て、周囲が明るい分布になるところが多かった。劣化しやすいフジテレビということに加え、常にカメラがゆらゆらと揺れたような動きを加えていることも細かいノイズの増加に影響しているようだ。

ソフトな絵でも線が太めでしっかり暗いので十分鮮明に見えるし、ノイズが多いといっても軽微な劣化なのでNRがそれなり効いていれば気になることもほとんどなさそう。ジブリの映画にもデジタル制作なのにフィルムっぽさを表現したようなフレームの位置のガタつき効果を使った作品がいくつかあるけれど、こちらは手ブレっぽい動きなので、手で持ったカメラで撮影しているような雰囲気にしたかったのだろう。

特に背景はジャギ感の強い線になっているところが多く、ビルなどの細かい描写の多いカットの背景を見ると縦720のジャギもはっきり見え、これもHV1280。