2012年10月10日水曜日

CODE:BREAKER 1話


局:BS11
放送日:2012/10/09
制作:キネマシトラス
評価:HV1280


MX1話と同じところ。

似たような分布だけど、BS11の方が若干縦の伸びが悪く少し伸びが悪い。このフレームで見ると横の伸びはBS11の方が若干良く見えるけれど、全体としては僅かながらMXの方が大きいところが多い。

線に注目するとBS11では圧縮劣化で僅かに崩れていてところが多く、背景でも鮮明なところではMXの方が少なく絵の特徴も良く残っていて安定感ではMXの方が数段上に見える。 背景でも木目のようなはっきりしない模様などはBS11のディテールがよく残っているところが多い。

ノイズ効果はあっても見た目には明るいすっきりくっきり画質なので、BS11でもNRの性能次第で荒れも気にならない絵に見えそうだけど、BS11は視認しやすい線など重要な部分の劣化が多い分、MXの方が環境を選ばず良く見える画質になっていると言えそうだ。

獣旋バトル モンスーノ 2話


局:テレビ東京
放送日:2012/10/10
制作:ラークスエンタテインメント 評価:HV1280+/837


1話は不適切な処理で本編は片フィールド分の情報しか残っていない状態だったので2話もチェックしておこう。

先週の番宣は正常化していたけれど2話は本編も問題はなく、奇妙な特徴のない巨大な分布になっている。


前回はOPや番宣からの推定での評価だったけれど、2話では本編も縦837になっていて元は1488x837のHV1280+。

次回3話の予告映像も問題なく今後は大丈夫かな?

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2012/10/09
制作:SILVER LINK.
評価:HV1280

初期のPV番宣では1280x720の特徴がはっきり見えるところがなく、HV1280+の可能性も否定できなかったけれど、劣化の少ない本放送で見るとこれもHV1280だった。

大きめでも八角形っぽい形に見え、このフレームでははっきりしないけれどほとんどのフレームで上下隅に折り返したような分布が出ている特徴的なパターン。線も黒というほど暗くなくても適度に暗いところが多く、番宣より乱れも減ってメリハリのある鮮明画質に見える。



少し変わった分布なのはちょっと癖のある720→1080の拡大処理の影響。鮮明さを優先したようなリサイズで1,5倍に拡大しても線の細さを維持するような特徴になっているけれど、その影響で3ピクセル周期の揺らぎが比較的強く出ている。

黄昏乙女×アムネジアの分布も良く見ると上下にXの形のノイズの分布が見えていた。その時も番宣では劣化で特徴がはっきりせず?付き評価にしていたことはすっかり忘れていたけれど、SILVER LINKのHV1280映像共通の特徴になっている感じなので次の作品も似たような画質になるのかも?

絵で見ると気にならない程度に線も滑らかに見えるけれど、少し無理したような大画面など視聴環境によっては線のジャギっぽいガタガタさが気になることもありそう。はっきりしたちらつきも見えないすっきり画質で、圧縮劣化も目立たず安定感も比較的高い。

新世界より 2話



局:テレ朝チャンネルHD@旧e2
放送日:2012/10/05
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280

1話は間に合わなかったEDの違いがあり、テレビ朝日とはっきり差があってもソースの差が影響している可能性もありそうなので、2話で再度比較。2話のEDはテレ朝chでもテレ朝1話と同じ映像を使ったものに変わっている。

上がテレ朝ch、下がテレビ朝日。



局:テレビ朝日
放送日:2012/10/09
評価:HV1280

2話も場所に関係なくテレビ朝日の方が少し伸びが悪く、絵で見ても線が少し太くボケて見える。

tvkボケのような極端な劣化ではなく、分布差も僅かで映像で見比べても鮮明さはそれほど変わらないけれど、背景などのディテールの潰れも目立ち、テレ朝chの方が緻密でメリハリのある絵になっているし、安定感でも勝っているのは1話と同じ傾向。

何度比較しても画質差の本当の原因がどこにあるのかというところは推測するしかなく、それほど意味があるわけではないけれど、このアニメでは話数に関係なく放送画質はテレ朝chの方が上と考えてよさそうだ。

BLACK LAGOON 1話

局:TOKYO MX
放送日:2012/10/09
制作:マッドハウス
評価:HV1280

2010年12月の一挙放送では、番宣はHDだったのに本編はアプコンという懐かしいスタイルだったけれど、今回はちゃんとHDでの放送。

アプコン並みに小さい円分布になるところがほとんどの強いぼかしのあるソフトHV。

線も太めでしっかり暗いので強いぼかしがあっても黒浮きすることもなく、コントラストも高め絵で鮮明に見える。ただHVらしい精細感が感じられるカットはほとんどなく、上質なアプコンと言った方が納得できるような絵に見えてしまうところが多い。

この分布でもリサイズでの乱れは比較的少なく、細かい描写には縦720のジャギもつぶれず綺麗に残っている。見た目には線が太く見えるので元絵の解像度不足を疑いたくなるけれど、絵を拡大したような特徴もなく、横は1400~1500の範囲程度のジャギも残っていて、元絵もHV1280には十分な解像度で作っている文句なしのHV1280映像。

マッドハウスは近年でもアプコン並みの分布になる劇ボケHVを作っているし、線が太いところやノイズ効果のないすっきり画質など最近あまり見ない特徴を除くと、とてもマッドハウスらしい映像と言えるのかもしれない。

ヨルムンガンド PERFECT ORDER 1話



局:TOKYO MX
放送日:2012/10/09
制作:WHITE FOX
評価:HV1280

1期同様、強烈なノイズ効果を使った放送には厳しい映像。

ノイズ効果の潰れ具合がフレームごとに異なり場所による差も小さくないけれど、比較的状態のよいところは大きめの円に近い分布になる鮮明HV。やっとして見えるのはノイズの分布も重なって見えているためで、1期で実験したように、フレームをブレンドしてノイズ効果をある程度相殺すると、もう少しはっきりした分布。似たような特徴なので今回は省略。

MXでもノイズの粒がある程度残っているために圧縮にはかなり厳しく、絵としては動かないところでもブロックノイズ含め圧縮劣化も非常に多い。それでも線の輪郭の崩れはある程度抑えられているのでオリジナル映像に近い鮮明さを維持しているようにも見える。

やや補間弱めのリサイズで特に細かい描写ではジャギ感の強い線になっているところが多く、引き続き縦720の特徴もわかりやすいHV1280。



局:tvk
放送日:2012/10/09
評価:HV1280

このフレームはMXよりかなり伸びが悪くなっているけれど、tvkではMX以上にフレームよって劣化具合の差が激しく、場所によってはもっと大きな分布になるところも多い。

tvkボケの影響でMXよりノイズ効果の潰れが大きく、少しすっきりした絵になっている。そのすっきり差が効いてMXでは崩れているような線もなめらかさを維持しているところも比較的多く見つかるけれど、細かい描写の潰れが酷く、ノイズとともに絵のディテールまで失ってしまっている。それでもノイズが見えやすい環境ではtvkの方が落ち着いた絵で良く見えるかも?