2009年4月30日木曜日

クロスゲーム 1話


局:BSJAPAN
放送日:2009/04/30
評価:HV1280

テレ東と同じフレーム。

ほとんど差はなく、圧縮での劣化が出ていないところは絵で見てもロゴを隠すと判別は不可能に思えるレベル。放送解像度差もあるので、その特徴が出やすい画面の端のところを見ると判別できるけれど、普通にテレビで見て気付けるような差はない感じ。

ジャギ感がない程度にソフトな絵で判断しにくい映像だけれど、リサイズ時の影響と思えるリンギングなどのノイズ成分に横1280の特徴が出ているのでHV1280で間違いなさそう。

2009年4月29日水曜日

飛べ!イサミ スペシャル


★4:3アニメです


局:NHK-E
放送日:2009/04/29
評価:4:3-ip/486

普段はスルーする再放送だけれど、当時の放送をそのままアプコンしたものっぽいので、アナログ時代のBS2アニメの代表例として確認しておこう。


4:3としては横の伸びは悪いけれど、同じコンポジ4:3SDでもTBS木曜枠に比べれば素直な分布。暗い絵で古い感じはするものの、汚い印象はあまりない。ドット妨害は抑えられていて、クロスカラーも少なめ。

アプコンは標準的な-ip/486。フィルム時代ならではのフレームごとの微妙な位置ずれによるがたつきで縞の発生量が多い。ビデオなので古くてもあまり劣化しないということもあるけれど、画質の一番の劣化要因がアプコン処理にあるのはもったいない話。

あずきちゃん・選


局:NHK-E
放送日:2009/04/29
評価:HV1280+

上に39, 下に6ピクセル幅の黒帯び付きで縦1035のアナログハイビジョン解像度の16:9映像。

ジャギの特徴から判断すると、ちゃんとハイビジョン解像度でテレシネされたもので、グレイン(ほんもの)も強く、圧縮での劣化も出ているものの十分精細な映像。1995年のテレビアニメとは思えないクオリティ。

4:3では切れてしまう要素もあり、ハイビジョン放送は1996年4月らしいので、その時に作られたマスターかな。

グレインに負けてブロックノイズも目立つけれど、BShiで放送するともっと激しく破綻して悲しい画質になりそう。

蒼天航路 4話


局:日本テレビ
放送日:2009/04/28
評価:HV1280

毎週画質が向上する蒼天航路。全体に先週よりよい分布のところが多く、もっともよいところではここまで大きな分布になる。このフレームを含め、正確に1280x720のジャギが確認できるので、少なくとも今回はHV1280。グレイン風ノイズが強く線の乱れで1280x720の特徴が確認できないところも多いけれど全体的に3話より大きな分布になる。

1~3話では正確に1280x720といえるところは見つけれなかったものの、元の絵を拡大しすぎて低解像に見える状態になった部分が多かっただけでHV1280だった可能性もありそう。

2009年4月26日日曜日

Fate/stay night Blu-ray BOX



販売元: ジェネオン エンタテインメント
発売日: 2009/04/24
評価:HV1280


縦の伸びが悪いものの、まずまずの楕円分布。

分布に見合う程度には鮮明な画質だけれど、補間の弱いリサイズでのがたつきが多く、環境によっては気になりそう。
多少乱れはあるものの縦横とも1280x720の特徴が確認できる。

制作時期を考えると、こんなものか、と感じそうな1世代前のHV画質。


あまり書くこともないものの(あお)も更新しています。

けいおん! 1話


局:BS-TBS
放送日:2009/04/25
評価:SD-ip/486


TBSと同じフレーム。

賑やかな分布で、コンポジ起因のノイズも常時しっかり出ている。このフレームだけかもしれないけど、ドット妨害がSD-ipでの縞も誘発しているところがTBSより多く見える。

TBSとの差はいつものパターン。TBSの分布を押しつぶした形で4:3の範囲で比べるとBSの方が少し横方向にボケた状態。

PandoraHearts 1話



局:BS-TBS
放送日:2009/04/25
評価:SD-ip/486

TBSと同じフレーム。周辺の斑点はBS-TBSのロゴ成分で邪魔なので消した方がよさそうだ。



ロゴを消した状態。TBSもロゴの分布がはっきり見えてしまっていたので、やり直したのが下。

傾向としてはいつも通り、TBSの分布を押しつぶした感じではあるけれど、他と比べるとTBSの分布との差が少ない。
絵として見てもボケ具合は似ていて、単純にサイドカットされただけという感じがする。といっても単純に最初からボケが強かったので、解像度的には多少不利なBS-TBSでも劣化が目立たなかっただけだろう。

TBS同様、コンポジ起因のノイズは抑えられていて、ある意味綺麗とは言えるけど、その分ボケは強くむしろ見てて疲れるかも。


2009年4月25日土曜日

河童のクゥと夏休み



局:BShi
放送日:2009/04/25
評価:HV1280+

土曜に移動のアニメ映画劇場。

巨大というほどでもないけれど、大きなHV分布。

どちらかというと円に近いものの、かなりはっきりした線で補間の弱いリサイズで乱れた感じのジャギ感もあり、鮮明でもあまり綺麗な絵に見えない。

劇場版としてはそれほど解像度は高くなく、横は1280と1440の中間あたりに思えるけれど、正確な数字は後で確認。

追記
少し変わった数字で、1360x765程度。横方向には乱れほとんどなく、縦だけ崩れているけれどインタレに関係したものではないと思え、ちょっと不思議な特徴。

名探偵コナン 531話


局:日本テレビ
放送日:2009/04/25
評価:SD-p/482.5?

これも縦解像度が確認できていないSD-p。

あたしンちが482.5程度なので、その数字で確認してみると、なんとなく同じに見える。SD-pの標準はこの数字なのかな?

絵の特徴からHVサイズの絵を縮小したような特徴もあり縦方向にはジャギ感がほとんどない絵のため誤認の可能性もありそうなので数字に対して?付き。

あたしンち 310話


局:テレビ朝日
放送日:2009/04/25
評価:SD-p/482.5


1年前とほぼ変わらず。縦長のSD-pの理想的アプコン分布で、それだけでも十分優秀。

SD-pは縦解像度がわかりにくいことが多くちゃんと数字を出している例がほとんどないけれど、改めて正確な数字を確認してみたところ、482.5程度で大半のSD-ip, SD-iアニメが486なのに対し少し小さい数字のようだ。

アプコン縞を解消する意味もないSD-pなので、数字がわかってもふ~んで終わる話だけどちょっとすっきり。

カードキャプターさくら 4話


★4:3アニメです


局:BShi
放送日:2009/04/23
評価:4:3-p/540?

不思議な特徴が多く、諦めたわけでもないけれど放置気味のさくら。

横方向には4:3の絵の部分でも720のジャギがはっきり確認できるところはなく、それよりは高解像度に見えるところが多い。HVとかHDは縦解像度で分類する例は多いけれど、デジタル制作の優秀なSD4:3アニメよりは良く見え、分布も大きい感じ。横720を拡大してこのくらい横の伸びのよい絵にするともっとはっきり720のジャギが見えてしまうので、アプコン超解像的アプローチでも放送に近い絵にするのはかなり難しいそう。

特に不思議な特徴が出ているのは最後のケロちゃんコーナーの紐っぽい枠の絵のついた部分で、この枠の輪郭部分は精細でHD解像度をもっているとしか思えないのに、その枠の内側やその枠より画面奥の絵と、手前にいるケロちゃんの絵にもやっぱり縦2ピクセル単位のジャギが確認できるしボケてもいる。OPEDの文字を含め、ある種の輪郭補正系フィルタで強引に補正するとこんな結果になる?仮にフィルタ処理されているなら横720の特徴が見えない絵になってもおかしくないかも。

もう一点、気になっているのは残像で、動画圧縮では前のフレームの残像が見えることもあるけれどそれとは異なり、3Dのノイズリダクション処理の影響に見える。元がフィルムでフレームごと微妙に位置が異なるという特徴に加え、60iのまま処理しているとすればフィールド単位にその処理の影響が出るので、奇妙な絵の理由としては都合がよい気がする。

まだまだ、「・・・かもしれない」、という話ばかりの状態。

2009年4月24日金曜日

リストランテ・パラディーゾ 3話


局:フジテレビ
放送日:2009/04/22
評価:HV1280+ (1440x810 -iをぼかしたもの)


上はEDの文字を消した状態の分布。下の本編に比べて縦の伸びがよい。

線の乱れも少なく、ほぼ正確な縦810のジャギが確認できた。横にも1440に十分近い特徴が出ているので、ここは1440x810のようだ。



本編は縦の伸びが悪くボケや線の乱れもある状態。1話より少し悪く見えるけど似た分布。

EDと同じサイズと考えて確認してみると、周期的に崩れているけれど縦810のように見えなくもない。

ということで、縦810と仮定して同じ特徴の線の崩れが起こるパターンを探してみる。崩れの周期から拡大率を推定した方が早いけれど、あえて実験的に検証。

1280x720への縮小してから1080に拡大のパターンを試してみると、リサイズアルゴリズムやフィールド単位でのリサイズ等組みあわせても同じ特徴は再現できない。

次に1440x810をフィールド単位の拡大で1080i化してみるともっと激しく崩れてしまうように見えたけれど、周期は一致しているように見える。そこで、放送同様ぼかしてみると元の線のボケ具合次第で似たような崩れが再現できた。

放送自体かなりぼけた状態なので、間違いない断言できるほどではないものの、元は1440x810でフィールド単位の拡大での劣化をぼかして誤魔化した可能性が高そう。

RIDEBACK Blu-ray 01


販売元: ジェネオンエンタテインメント
発売日: 2009/04/24
評価:HV1280


大きいというほどの分布でもないけれど、十分HVらしさを感じられる映像。縦720のジャギがはっきり確認できるHV1280はMXの特徴と同じ。

精細感もそれなりにあり、動きも激しいシーンも多いこともあって、放送と比べると格段に安定したBDらしい映像を見せてくれる。


これも比較は(あお)で書いてます。

宇宙をかける少女 1 Blu-ray


発売元:バンダイビジュアル
発売日:2009/04/24
評価:HV1280


HV番宣、本編アプコンアニメのBD。

本放送とはまったく異なる大き目のHV分布だけど、番宣はほとんど変わらない。番宣で確認した通りこれもHV1280。


比較等は(あお)で。

2009年4月22日水曜日

WHITE ALBUM 1 Blu-ray


発売元:キングレコード
発売日:2009/04/22
評価:HV1280-i

これもHV1280-iのBD。

リサイズ処理の違いで縦方向の劣化が目立つところが多い感じがする。横方向の伸びがよいだけにもったいない。

HVらしいところはあるものの、少し出来のよいアプコン程度に見えてしまうところも多々あり、がっかりできる画質。


tvkとの比較等は(あお)で。

蒼天航路 3話


局:日本テレビ
放送日:2009/04/21
評価:HV960?

先週までのボケ画質から、見た目にもHVらしい画質に変わり、分布もアプコン?と考える必要がない程度にはよくなる。ボケも減って十分ジャギも確認しやすい画質にはなったけれど、この状態でも場所によって異なる特徴が出ていてわかりにくい。

どうやら大きなサイズで作った絵を1280x720に縮小したというパターンのHV960版で、大きくても1280x720程度の絵を960x540(あるいはそれに近いサイズ)に縮小したように見える。

縦540程度に縮小した崩れが全体に見えるという特徴と、960x540~1280x720の範囲に収まりそうなカット毎異なるサイズのジャギが出ている感じ。場所によっては1280x720から数%の誤差しかないところもあるので、RIDEBACK@tvkのように1280x720を960x540に縮小したう可能性も少しはあるかも。

正確に縦540に近いと言えるフレームは少ないので、?はそのままでもう少し継続調査。

2009年4月19日日曜日

メタルファイト ベイブレード 3話



局:テレビ東京
放送日:2009/04/19
評価:HV1280


1話より横の伸びがよいところが多いけれど、絵としてはリサイズでの乱れが大きくなり、必ずしも画質向上というわけでもなさそう。

リサイズ処理の差の影響で1話でははっきり見えなかった横1280の特長が確認できるところも多くあり、HV1280。

2009年4月18日土曜日

彩雲国物語 2話


局:BShi
放送日:2009/04/17
評価:HV1280


1話より鮮明なところが多く、場所によってはここまで大きな分布のところもあった2話。この分布であれば、見た目にも十分HVらしい絵。

少し横長の分布の通り、1080iへの拡大処理で縦方向に少し崩れている状態だけど、十分な精度で縦720のジャギが出ているので、やはりHV1280で間違いないだろう。

彩雲国は放送回、場合によってはカットによっても演出意図があるとは思えない極端な画質差があり、HV回とアプコン回があるのでは?と考えているけれど、アプコンっぽい分布という程度しか確認していないので、折角再放送してくれているので低画質回はもう少し丁寧に調べてみよう。

バスカッシュ! 3話


局:TBS
放送日:2009/04/17
評価:HV1280


1話で見たところよりかなり大きいけれど、大差ないところも多く、特によくなったということではない。

それでもここを選んだ理由は、大きな分布=ボケが少ない=ジャギが確認しやすいこともあって、はっきりと縦720の特徴が出ている場所だったため。CGではない部分でも縦720ということからHV1280で間違いないだろう。

1話で見た分布程度のところも多くソフトな質感ではあるけれど、リサイズ時の乱れも少なくテレビの鮮明化処理とは相性がよさそうな絵なので、バランスのよいHV1280といったところか。

戦国BASARA 3話


局:TBS
放送日:2009/04/17
評価:HV1280+

1話と変わらず巨大な分布。

これももえたんサイズに近かったので改めて丁寧にチェックしたところ、確認しやすいフレームではほぼ誤差無く1536x864のジャギが出ているので、これも同じサイズで間違いなさそう。

テレビアニメで十分な精度で複数確認できたので、これからも出てくるかな。

複数のアニメで確認できたHV解像度は
960x540, 1280x720,
1440x810, 1536x864,
1600x900, 1920x1080
の6種。

2009年4月17日金曜日

名探偵コナン 戦慄の楽譜


局:日本テレビ
放送日:2009/04/17
評価:HV1280+


見た目にも鮮明なくっきり画質の通り、かなり大きなHV分布。

縦864のジャギが綺麗に出ているところがあり、横も1440では苦しい感じで崩れているものの1536の特徴が残っていて、久しぶりのもえたん解像度アニメ。

1536x864はそれぞれ96の16倍、9倍で、縦横とも16で割り切れ、都合のよさそうな解像度。ほぼ誤差無く確認できたのはもえたんが最初だったけれど、それ以降正確にこのサイズの特徴を確認できた例はなかったと思う。

十分平均以上なHV画質だった去年の1作前の放送よりさらに鮮明で、絵の特徴も手伝って圧縮ノイズも少なめでそれほど目立たず、優秀な画質といっていいだろう。

2009年4月16日木曜日

NARUTO疾風伝 325話


局:テレビ東京
放送日:2009/04/16
評価:SD-ip/486


いつから変わったかわからないけれど、四角に近い大きめの分布で鮮明な画質変わる。どの場所も上下に薄く影が出てSD-pのような分布に見えるけれど、SD-ipは変わらず。

1年くらい前の分布はこちら

毎日かあさん 2話



局:テレビ東京
放送日:2009/04/15
評価:HV1280+

上は本編と異なる質感のOP部分。

同心円状のPC作画分布でかなり大きく、縦横とも1440x810のジャギが確認できる。




本編ボケもあってはっきりした特長が見えてこないけれど、縦810と思えるところは多く、1440x810の特徴は2週前のSPでも確認できたので、実際そのサイズで作られてぼかした結果のHVとしては小さめの円分布になったと考えて大丈夫かな。

2009年4月15日水曜日

亡念のザムド 1話


局:TOKYO MX
放送日:2009/04/15
評価:HV960


上がMX, 下はPSN1280x720サイズでの配信の同じフレーム。比較的よい状態のところで、平均的にはもう少し小さい分布のところが多い。

最近では、鋼の錬金術師に少し似た傾向で、内側の明るい部分と、周辺に少し輪郭が不安定な円に近いやっとした分布が大きく広がる。ほぼ正確に縦横とも960x540のジャギがはっきり見えるHV960。

精細な感じはないけれど、ネット配信に比べるとほとんどボケがなく、線のはっきりとした鮮明画質。少しぼかしたいくらいジャギ感が強く、近くでみるとちょっと汚い印象はbonesのHV960ではよくあるパターン。

ネット配信に比べれば圧縮のノイズは多いけれど、ボケの差は大きいのでMXの方がよく見える環境が多いだろう。



MXに比べると、小さな分布でボケも強く、細かい部分はつぶれてしまっているところもある。

圧縮での劣化の少なさは優秀でも、あえてこの画質で見たいとは思わないかも。なんて書くとMXの画質悪くされるかな・・・。ネット配信の画質を向上させる方向で努力してください。

ネットの画質の話は、去年の記事で。


戦場のヴァルキュリアの状態から、全体を残していないので直接比較はできないけれど、MXのEDの文字も高精細な状態なので、これも960x540から直接1280x720にしたわけではなさそう。

戦場のヴァルキュリア 1話


サイト:PLAYSTATION Network
配信日:2009/04/15
評価:HV1280

PSNでHD配信が始まったのでMXと比較。

配信サイズは1280x720でHV1280アニメのリサイズなしの映像ならではの利点があるかな?と少し期待して・・・

上はPSN、2番目がMXの同じフレーム。MXの方が線が少し鮮明で、分布も大きい感じがする。MXの映像を1280x720に縮小した状態で比べても、微妙な線の揺れ具合が似た状態で、配信されている1280x720映像はオリジナルそのままでなく、放送の1080i(処理的には1080pかもしれないけど)の映像を縮小したものに思える。

そんな状態ではあるものの、1280x720という放送より小さいサイズなどの好条件や、AVCということもあって圧縮での劣化は劇的に少なく非常に安定した映像。MXより少しソフトな状態とはいっても分布の差は僅かで、優秀なHV画質といっていいだろう。

MXは動画で見て気になるというほどではないけれど、比較するとあまり動かないカットでも細かい描写がつぶれて消えかかっているところも多い。



配信されたものが放送映像の縮小版と考えられるもっとはっきりした特徴はOPEDにある。

3番目はPSN配信データのEDのクレジットの文字を残したままの分布。一番下はMXの同じ場所。

放送のEDの文字は1080iの解像度で入っているのに対し、配信映像も位置や文字の大きさは十分近似しているけれど、少し粗いジャギが見える。その特徴は分布にも現れ、MXの分布が入りきらないほど巨大なのに対し、PSNの方は切ったような一回り小さい分布になっている。


縦長分布になっているのが気になるけれど、とりあえず今日はスルーしておこう。




MXの方も縦長っぽい分布だけれど、1440x1080のスクイーズ状態なので、適切に処理されていれば縦長になる方が自然。


今回の1280x720制作1280x720配信も、BS2と似たパターンで、一旦1080iサイズに拡大されていると思われ、もったいない気分になれる。SDアプコンでもよくあるけれどOPED文字だけ1080iという例は多く、放送が基本のアニメの完成した映像が1080iしか存在していないことも多いということかな?

原作的にPS3向け配信は納得の作品だけれど、これもザムド同様HDは1話400円。先行でもないし独占でもなく、ゲームの宣伝の意図もなさそうな価格設定のセンスは相変わらず。十分な画質ではあるけれど、繰り返し見たいくらい気に入っているならBD待ちでいい、という気分になりそうな微妙なサービスかも。

蒼天航路 2話


局:日本テレビ
放送日:2009/04/14
評価:HV960?

先週同様よくわからない画質。部分的に粗いジャギが見えてアプコンっぽい絵に見えるところも多々あるものの、SD解像度では困難な細い間隔の線のある絵もある。

グレイン風ノイズの分布の影響もあるけれど、アプコン的な分布でなく、アプコンとしても拡大後にノイズを加えているのかも。

刀の細い平行線のところで、縦540より数%程度小さいジャギが見えるところがあり、486よりは十分大きいと思えるのでHV960?に評価上げ。といっても?3つくらいつけたいくらいよくわからない状態は変わらず。

ドーラ


★4:3アニメです


局:テレビ東京
放送日:2009/04/13
評価:4:3-ip/470


新作というわけでもないけれど、少し変わっていたので調べておこう。サイドバー部分は隠してのチェック。

普通のアニメ部分と、デジタル処理的な絵の部分とあり、上は、普通のアニメっぽい部分。ボケた絵でレタボズーム的な分布で縦のボケ方もそれっぽく見える。これもLB-4:3なのかな?縦470と小さめなSD解像度は低い状態からの-ip。



部分的にデジタル的な絵に見えるところは、四角に近い4:3-ip分布でまったくことなるけれど、ここも縦470。

リロアンドスティッチスペシャル


局:テレビ東京
放送日:2009/04/13
評価:HV960


番宣に比べると普通の分布。縦横とも960x540のジャギが容易に確認できる。

悪く感じるというわけではないけれど、スティッチの後なので微妙に物足りない感じの画質。

2009年4月12日日曜日

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 2話 ED


局:TBS
放送日:2009/04/12
評価:HV960


独特な絵のED部分。同心円状の分布が見えてPC作画っぽい特徴だけれどFLASHらしい。

ここも縦540の特徴が見えるけれど、最初から960x540で作られたのか、リサイズにされたのかはっきり確認できるところは見つからず。

このED、昔FLASH板のイベントで見た作品に似ていて、その作者の作品の雰囲気をパクった? と思ったらこのED作ったの人がそのFLASHの作者本人だった。

07-GHOST 1話


局:tvk
放送日:2009/04/11
評価:HV1280, HV1280-i

極端に横長のHV分布。横の伸びの良さ分の精細感はあるもののどこかすっきりしない画質。

これもフィールド単位で拡大されたHV1280-i。上下の分布パターンが少し変わっている。





まともな円分布で縞のないところもあった。縦720のジャギが確認できここもHV1280。




評価:LB-SD-ip/483

EDの文字を消した分布。OP,EDはLB相当のアプコン状態の所が多く、アプコン縞がはっきり確認できるところも多い。縦483程度と珍しい解像度。

そのうち全体がHV画質に変わったりするかな?

2009年4月11日土曜日

初恋限定。 1話


局:BS11
放送日:2009/04/11
評価:SD-ip/486


番宣と大差ない分布だけれど、一般的な486の-ip。
ソフトな絵でも特に悪い分布でもなく無難なアプコン画質。

戦場のヴァルキュリア 1話


局:BS11
放送日:2009/04/11
評価:HV1280

MX,tvkと同じフレーム。

過去の傾向通り、分布ではMXがよく、BS11とtvkは似た大きさ。

アニメでは横1440以上の解像度を持つものは少なく、過度なジャギ感が出ない程度にはボケているので、圧縮で不利になることを考えるとBSでも横1440にした方が安定して良く見えるものが多そう。

今日からマ王! 第3シリーズ 1話


局:NHK-E
放送日:2009/04/11
評価:HV1280-i


番宣より横の分布はよくなったものの、フィールド単位の拡大で縞が出ている。

元の絵がボケ気味だったのか、あるいは縞を目立たなくするためにフィールド毎に少しぼかしたのか、縞というより縦方向に崩れた絵になっている感じ。その分、上下の噴出し分布が他のHV1280-iより暗め。

縞は目立たないとしても縦方向の乱れははっきり見え、ボケが強い分、平均的なHV1280-iより悪く見える環境が多そう。

クイーンズブレイド 流浪の戦士 1話


★4:3アニメです

局:TOKYO MX
放送日:2009/04/10
評価:LB-4:3-ip/486

画質は番宣の低画質から向上したものの、4:3のまま。

BDの予定もありサイドカットっぽい感じはするものの、ちゃんと4:3で720程度の解像度のある分布。一方縦の伸びが悪く、ほぼLB相当なので、4:3のSDをLBにするという変な低画質化処理を加えている感じ。

HVのままサイドカット→4:3SD→4:3の絵のままレタボサイズに縦だけ縮小→4:3SDに戻す→-ipでサイドバー付き16:9にアプコン

といった感じ(実際のこの通りかどうかはともかく似た状態にできる)。

ちゃんと調べていないので過去にも似たパターンはあったかもしれないけれど、珍種といっていいだろう。

アスラクライン 1話


局:BS11
放送日:2009/04/10
評価:SD-ip/486


tvk, MXと同じフレーム。

MXと同じSD-ip/486でも処理は異なり、縞の出現パターンも異なる。

ほとんど差はないものの、静止画で比較するとMXの方が僅かに線が細くリンギングも見え、HVのアビス同様、BS11はMXを僅かにぼかした感じの絵に見える。

2009年4月10日金曜日

クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者


局:テレビ朝日
放送日:2008/04/10
評価:HV1280+


去年放送の1作前とは異なる分布で、小さめの円分布。去年の方がノイズは多かったけれど、もう少し鮮明な絵に見えたかも。

横方向は乱れも少ないものの、ボケ気味ではっきり確認できるところがなく1280よりは1440に近いという大雑把な範囲しか確認できず、縦は765前後に見えるところが何箇所かあるものの、多少リサイズで線が崩れているのでこちらもそれほど正確な数字ではなさそう。劇場版としてはそれほど高精細ではないけれど、普通に見てボケた感じがするほどでもなく、絵的にも精細さが必要な感じもしないので特に不満もないかな。

東のエデン 1話


局:フジテレビ
放送日:2009/04/09
評価:HV1280

ソフトな質感で大きくもないけれど、円に近いHV分布。縦720の特徴がはっきり確認できるHV1280。

ユメミル、アニメ「onちゃん」


局:BS11
放送日:2009/04/09
評価:HV1280-i


PC作画で出てくる同心円状の分布がはっきり出ている。

これもフィールド単位での拡大でも縞が出ていて、縦720のHV1280-i。




例によって縞を解消した時の分布。CGの利点もあるけれど、拡大前の状態は線の乱れもなく縦の伸びもよい優秀な画質。