2010年4月5日月曜日

劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇


局:BS JAPAN
放送日:2010/04/05
評価:HV1280


テレ東では正月に放送済み。

最近のテレ東とBS JAPANの比較では、違いが分からないくらい差が小さいことが多かったけれど、このフレームではBSJAPANの方が一回り大きい分布になっている。

他の場所は似たような分布で何か変わったというわけではなく、このフレームにあるノイズ成分が影響した結果のようだ。

良く見るとBSではグラデーションのディザがあまり崩れず残っていて自然なグラデーションに見えるのに対し、テレ東ではほぼ潰れた状態でデータ的にはバンディングが出ている。データ的という表現もわかりにくいけれど補正してようやく気付く程度の色帯で、普通に見て気にならないレベルの劣化。

テレ東が悪いという話ではなく、むしろこの手の高周波のノイズだけが綺麗に潰れ、視聴上影響しやすい線の輪郭など重要な部分をしっかり残す的確な取捨選択が見える感じで、テレ東のエンコーダの出来に感心するくらい。方向性は違うけれどしっかり細部を残すBS JAPANも捨て難く、局ごとの微妙なタッチの違いも面白い。

このフレームではよく見えるBSJAPANも、動きの大きい部分ではテレ東より劣化は大きく、安定感はテレ東の方が上、といういつもの傾向。

しまじろう ヘソカ


局:テレビ東京
放送日:2010/04/05
評価:LB-SD-ip/486(A)?


前番はっけんたいけん...も初回にチェックしたのみで、その2年前は今回と同じ傾向の分布。ただ、前番を先週見た時は常時縞の-iアプコンだったので、先週と今日の画質比較すると状態は異なっている。

横方向は切れて見えるくらいで若干リンギングも出ているけれど、縦の伸びが少し悪く絵で見ても縦方向に少しボケている。丁寧に処理すればレタボでも可能な状態だけどそれに近いジャギは見えず、レタボ経由のような細部の潰れはあるものの間違いなしといえるほどの特徴は見出せない。

長寿アニメのHV化も少しずつ進行中だけど、しばらくこの画質が続きそうだ。

荒川アンダー ザ ブリッジ 1話


局:テレビ東京
放送日:2010/04/04
評価:SD-p, EDはSD-i/486(A) 訂正

いつもの通りHV番宣アプコン放送のパターン。

今回の低画質化も標準的なSD化ではなく、アプコン自体はSD-pなのに縦の伸びが微妙に悪い。縦は424程度と480より微妙に低解像度に見えるジャギが残っている。

EDは状態が異なり、普通に-ip/486(A) -i/486訂正になっているけれど、元のSD状態でも低解像度の特徴があるのでアプコン処理意外は本編と変わらず、アプコン前は全編486のSDで、そのSD映像に至る過程で不思議な特徴になったように見える。

SD化に関連して縦が420程度に見える例は去年の宇宙かけにもあり、この数字にも何か意味があるのかもしれない。

だらだらと書いたものの、映像としては基本SD-pでEDも普通にSD-ip/486(A) SD-i/486訂正なので、変わった映像でも気にする必要はない話。

B型H系 1話


局:tvk
放送日:2010/04/04
評価:HV1280

MXと同じフレーム。

大きな円に近い分布だけど、MXはさらに上で横の伸びに差がある。

といっても、コントラスト十分の鮮明映像なので、tvkも十分高画質と言っていいだろう。