2014年10月7日火曜日

甘城ブリリアントパーク 1話は・・・

早朝起きて見ていたのに寝ぼけていたのか録画を止めてしまったいたので、木曜の2話かBS-TBSでチェックする予定。

時間がなく番宣のチェックはサボりまくりだけど、先月の番宣はいつもの京アニ標準だったので、久しぶりのTBSでも本編1699x955.5辺り、OP, EDだけフルHDのおなじみのパターンの可能性が高そう。

異能バトルは日常系のなかで 1話


局:テレビ東京
放送日:2014/10/06
制作:TRIGGER
評価:HV1280

アプコンと大差ないくらい小さい分布になるぼかしの強いHV。キルラキルも大半は非常に小さい分布になるぼけ映像だったので、TRIGGERらしい分布と言ってもいいのかもしれない。

極端に細い線は少ないので、カット毎見るとバランスの悪い感じはしないけれど、強いぼかし効果の副作用で細い線ほど黒浮きが目立ち、演出的な理由なくカット間で印象が異なる絵になっているように見えるところもちらほらあった。それでも極端に低コントラストというわけでもなく、この分布でもテレビの鮮明化処理次第でそれなりに鮮明なHDらしい絵に見える環境は多くなりそう。

大半のカットでは線の輪郭がはっきりせずはっきりした特徴も残っていないけれど、人物が小さく描かれるカットでは、通常より絵を小さく縮小して使っている影響で解像度限界で縦720のジャギがはっきり見えているところもあり、これも普通のHV1280。

魔弾の王と戦姫 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/10/06
制作:サテライト
評価:HV1280+/882

鮮明なカットでは大きな分布でも若干角ばって6角形っぽく見えるところが多い。極端に細い線は少ないけれど、細めの線でもしっかり暗い高コントラストのくっきり画質で一見して1280x720クラスではないとわかる精細感がある。線の輪郭も非常に滑らかで、高精細映像らしい落ち着きがある。

グライン風ノイズ含め効果控えめのすっきり映像で、映像としても元からノイズが少なく、派手に動くところ以外は圧縮劣化もあまり目立たず、MXの中では落ち着いた映像に見えそう。


リサイズに起因する軽微な乱れはあるけれど、はっきりした輪郭の線なのでジャギの特徴もわかりやすく、縦は882と前例のない数字の高精細HV1280+だった。1568x882でちゃんと整数で16:9になる組み合わせの一つ。OP, EDは安定したフレームが少なく十分な精度で確認できていないけれど、本編と同じサイズで間違いなさそうだ。

1440x810を超えるサイズでは申し合わせているとしか思えないくらい制作毎に固有のサイズで作られているパターンが今までも多かったけれど、その穴を埋めるようにサテライトは1568x882を選択したように思えてしまう。ログ・ホライズンでは制作がサテライトからスタジオディーンに変わったけれど、このサイズはディーン標準1552x873の一つ上のサイズなのも偶然ではないのかも?(もちろん憶測)

ちなみに放送される映像ではわからない領域なので実際の作りはわからないけれど、夏のRAILWARSが縦878と非常に近いサイズだったので、その時にも触れた通り撮影段階ではこれと同じ1568x882の可能性はありそう。


1440x810から1600x900の間でまとめてみると、

倍率サイズ主な制作・作品
901440x810動画工房, サンライズ, A-1 Pictures
911456x819探検ドリランド
921472x828未発見(進撃の巨人1,2話の824が近い)
931488x837テレコムアニメーションフィルム
941504x846のんのんびより
951520x855ufotable
961536x864Production I.G
971552x873スタジオディーン
981568x882サテライト
991584x891京騒戯画
1001600x900東映アニメーション, J.C.STAFF

倍率は16x9の何倍になるかという数字。作品名は今のところそのアニメ限定のサイズ。今回のサテライトを除き、それぞれの制作はそのサイズで2作品以上で採用例がある。過去見てきた通り、整数で16:9にならない映像も数多く、この辺りのサイズではカオスな状況が続いている。

弱虫ペダル GRANDE ROAD 1話


局:テレビ東京
放送日:2014/10/06
制作:トムス・エンタテインメント
評価:HV1280

1期と大差ない分布で、上下に×状の分布が見えるところもそのままで、鮮明さを少し欲張ったような特徴になっている。

1期1話しか比較対象がないので、前から変わっていたかもしれないけれど、線が黒というより少し赤みを帯びた感じになっているところが多く、僅かな差でもくっきり感は1期1話の方が上に見える。それ以外は大きな違いはなさそうで、作りはほぼ踏襲しているようだ。

サイズももちろん変わらず、引き続きHV1280。

なりヒロwww 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/10/06
評価:HVFULL


縦は枠を超えて伸びている巨大縦長分布の高精細映像は、もちろんフルHD相当。フルHDという点ではgdgdと同じだけど、顔のパーツの解像度不足もなくなっている。gdgdでもMMD利用回は似たような状態だった。

表情の違いだけではないと思うけれど、全体になんとなく作りが単純というか単調で、gdgdに比べて地味に見えてしまう、というのは個人的感想。

神撃のバハムート GENESIS 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/10/06
制作:MAPPA
評価:HV1280

動きの少ない安定したフレームは大きめの綺麗な円分布になる。線も黒というより少し赤みを帯びた色になっているけれど、黒浮きというほどでもないので明るいシーンではコントラストも高く十分鮮明に見える。それでもくっきり画質というほどのメリハリはなく、どちらかというとソフトな映像に見える環境が多くなりそう。

暗いシーンでは暗い色で表現しているカットも多いけれど、何があるのかわからないほど極端でもなく、無理のない明るさバランスで作っている印象。

派手な動きの割りにはロックノイズだらけの破綻フレームはそれほど多くなく、MXでもそれなりの画質になっているものの、劣化自体はしっかり出ていているのでMXの中でも不安定な方だろう。


分布通りリサイズでの乱れもほとんどなく、縦720のジャギもはっきり残っていてこれもHV1280。

グリザイアの果実 1話


局:BS11
放送日:2014/10/06
制作:エイトビット
評価:HVFULL

台風関連テロップが大量に出た中、MXでは全編L字という悲惨な状況だったグリザイア。ということでBS11でチェック。

分布で見ると縦は枠をはみ出しそうなくらい伸びの良い巨大な縦長楕円分布になる。

番宣からシネスコだったけれど、本放送も全編上131下132ピクセル幅の黒帯付きシネスコの珍しいテレビアニメ。上下の黒帯幅が僅かに違い絵の部分は縦817の中途半端な数字になるけれど、1920を2.35で割ると817.02辺りになるので、2.35:1の比率から必然的にこの数字になっただけだろう。


常連のシャフトをはじめシネスコ演出を使ったアニメは良く見かけるけれど、全編シネスコの劇場版の一部を除くと1280x720の絵の上下を黒くした状態なので、実質1280x540前後のHDと呼んでいいのか怪しいくらい縦解像度の低い絵になってしまっているけれど、このアニメは黒帯び込みで縦1080のフルHD相当の映像になっている。変則的な珍種映像でも脱1280x720組の制作がさらに増えた。

絵の部分ではそのまま1920x817になり、これをフルHD制作というのは不適切だけど、画素数では157万弱なので16:9に換算すると整数にならないけれど1670x939辺り。16:9でも縦940を超えるアニメは僅かしかないし、画素数でもトップクラスの映像と言っていいだろう。

黒浮き気味の線も少なくはないけれど、細くても十分暗い線で描いているので非常に精細感の高い鮮明な映像に見える。縦方向は撮影以降リサイズされていない状態なので、それに伴う劣化もなく、縦1080相当のジャギも綺麗に残っているところも多い。黒いエリアが多い状態は圧縮にも有利に働き、圧縮劣化も抑えられて安定感も高いようだ。

ただ、横の伸びが悪くなっている通りこれも1440経由の映像なので16:9映像以上に情報の欠落率が高くなってしまう。同じ画素数で映像を作ったとしても、放送で見る場合は素直に16:9で作った方が情報量の多い映像になるはず。最初はフルHDで作ろうとしたけど、思いの外大変だったので、上下を切って妥協・・・なんてことでシネスコサイズにしたわけではないと思うけれど、窮屈に見えるカットが多いかも、というのは個人的感想。

オレん家のフロ事情 1話


局:BS11
放送日:2014/10/06
制作:旭プロダクション
評価:HV1280

ひめゴトから枠、制作維持で続く短編。

ひめゴトによく似た分布で、映像としての鮮明さは良くにている。色や作画の違いはあっても映像の作りとしてはほぼ同じ状態を維持しているようだ。

他の違いは薄い湯気効果の影響で演出的に少し黒浮きした線になっているところが多いからか、圧縮劣化は若干増えている程度で、安定したところで見ると今回も縦720のジャギがはっきり残っていて、引き続きHV1280。

愛・天地無用! 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/10/06
制作:AIC PLUS+
評価:HV1280/719

帯枠の短編。

大きな円分布になる鮮明HV。AICらしい細い線の多い絵で、線の黒さのバラつきもあるけれど、バランスの悪さもなく精細感のあるくっきり画質になっている。

弱いノイズ効果を使っているかもしれないけれど、放送ではチラつきもないすっきり映像だからか劣化もそれほど目立たず、MXとしては安定している方。

同じAIC PLUS+の短編プピポー!もそうだったけれど、縦は720より1小さい719。拡大時に欠けてしまったのだろうけど、プピポー!は最終回まできっちり719を維持したので、今回もこのままになりそうだ。

怪盗ジョーカー 1話


局:TOKYO MX
放送日:2014/10/06
制作:シンエイ動画
評価:HV1280

アプコンと大差ないくらい小さい横長楕円分布になるソフトHV。映像で見てアプコンっぽい絵に見えるわけではないけれど、強いぼかしの副作用で線の黒浮きも多く、はっきりしない絵に見えてしまう環境も多くなりそう。

このアニメはいつも通りのシンエイ動画らしい特徴で線の輪郭がソフトで細かい描写でもジャギ感が殆どなく、解像度を推定できる特徴が非常に少ない。ほとんどカットはお手上げだけど、アイキャッチやEDには縦720と判断できる特徴が残っているし、本編も断片的ながら縦720の特徴が残っているカットもあるので、HV1280で間違いないだろう。