2008年7月24日木曜日

ひだまりスケッチ×365 1話

★上3枚は4:3アニメです

局:TBS
放送日:2008/07/24
評価:4:3-ip/486

BS-iとの比較の前にTBS1話の別の場所を見ておく。
ノイズ成分が少ないところで前回見たところより周辺の斑点が目立たない、けれど、暗いだけで分布としては大差無し。


ちょっと加工してノイズとなる要素を削ってみる。
はじめにドット妨害やクロスカラー、いわゆるコンポジ時に発生するノイズを、それらを軽減するフィルタではなく、単純なフレームブレンドで相殺して消した結果。まったく動きがない場合コンポジでも2フレーム分の情報を使うことでドット妨害、クロスカラーのない映像を得ることが原理的に可能で、簡単に言えば2フレームの平均値です。上と比べると斜め方向に出ていた部分が消えてます。消えた部分はドット妨害によるノイズ成分と考えていいかな。もやもやしや影がありますが、これはTBSのロゴ成分。


ということでロゴ削除。もやもやした分布が消えてかなりすっきり。縦はSD-ipらしい分布だけれど、横の伸びが悪すぎる。左右を切った状態であれば、SD-ipと条件は同じなので、左右を切った状態よりさらに悪い。といってもBSでも悪く、サイドカット前からかなり劣化しているだけの話。

左右の飛び地的な分布はリサイズ時のノイズかな。
という状態を前提にBS-iの16:9を見る。


局:BS-i
放送日:2008/07/24
評価:SD-ip/486

比較のために待ったのに何故か分布パターンが変わってしまって、この枠ではよくある横Φ分布になった。


一応こちらも同様にフレームブレンドでノイズを消してTBSほど影響はないけどロゴも削除してみる。

解像度としては、左右を切って4:3にしても分布としては変わるわけではないので、処理過程で劣化がなければ上から3番目とほぼ同じ分布になるはずだけれど、結局分布傾向が変わってしまったので意味のある比較になってない感じ。中央の明るい部分と左右の飛び出しを分けて考えると、中央の分布は3番目と5番目で十分重なっているようにも見え、一応分布から地上波では文字通りのぶった切り状態であることを示しているようにも見える・・というのも後付解釈で、これは別のToLOVEるでやり直した方がいいかな・・

劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者


局:BS-i
放送日:2008/07/24
評価:HV1280

昨年放送時と特に差はなし、直接比較すると僅かに差は見えるけれど、誤差の範囲。
劇場版ということでタイトル文字からの解像度判定は容易で、HV1280。
横長分布なのが気になる。僅かに線に揺らぎもあり、可能性としては基本24fpsであることが確実なのに1080i化の時点でフィールド単位の拡大したあと縦にぼかしたように見える。一応BDでさらに上の画質にする余地はあるというところだけど期待はしない方がいいかな・・・。

スレイヤーズ Revolution 4話


局:テレビ東京
放送日:2008/07/23
評価:SD-i/486

こんな時でないと確認できないテレ東L字状態でのアニメ部分。L字時のリサイズは手法としては-ipで、動かないところは縞が消えるけれど、ぼかされただけの状態となり分布はSD-iのまま。フィールド間での処理が加わってしまうためインタレ保持でリサイズしたとしても元の状態は回復できなくなる。
通常時は、相変わらずのSD-iで変化はなし。

他局のニュースでの挙動を見ると、4:3SDのニュース映像のアプコン処理は-ip、L字へのリサイズはフィールド単位の-iというところが多い感じ。フジテレビは16:9でもSD-iだったり、地方局からの映像ではコンポジ4:3とか普通に現役だったり、局側の地デジ対応も大変なんだろう。

セキレイ 4話


局:TOKYO MX
放送日:2008/07/23
評価:SD-i/486

これもフィールド単位の拡大に変化。地デジアニメはPC上で加工した上でみるべきものになってきたかも。


恒例になりつつある、縞解消での分布。3話より横の伸びは悪いけれど、3話自体アプコンとしてはノイズで伸びすぎだったので、この程度で十分、というより画質という点では上。縦の伸びはipの静止時よりよく、-iアプコンの場合は動く部分も含めてこの状態にできるので、DVD以上の素材になってしまってるような・・・。