2013年1月6日日曜日

石田とあさくら 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/01/06
制作:HOTLINE
評価:HV1280, HV1280-i(SPICE) OPはHVFULL

今期は特に多い短編作品の一つ。

大きな円分布のすっきりくっきり画質。非常に少ないけれど口パク以外でもちゃんと動画で動くところもあり、簡素でも普通のアニメっぽい作りに見える。こんな作品(といっては失礼だけど)でもリサイズ品質は高く、線に注目するともっと高精細な映像かも?と思えるくらいなめらかな線になっている。

ただ一部フィールド毎の拡大で縞が出ているところがあり、間違いなく720→1080と拡大しているので元は1280x720だろう。


本編より鮮明なOPは基本1枚絵を動かしているだけで普通のアニメ映像ではないけれどフルHDで作られている。FLASHでも作れそうなこの手の映像ではフルHDも珍しくない、というよりフルHDが普通と言ってもいいかも。

ラブライブ! 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/01/06
制作:サンライズ
評価:HV1280+/810

CGではないところで見てもカットによって少し特徴が異なるところもあったけれど鮮明なカットではかなり大きな分布で縦の伸びもよい。

効果でコントラストが低くなっているシーンも多いけれど、基本は明るく線もしっかり暗い高コントラストのくっきり画質で精細感もまずまず。リサイズも上質で極端に細かい描写以外、線はとてもなめらかに見える。

派手に動くところでは相応に劣化は出ているkれど、ノイズ効果のないすっきり映像で圧縮劣化も非常に少なく、MXの中でも安定した放送画質になっているところが多い。


番宣などの特徴の通り、CG含め見た範囲ではどのカットも乱れの少ない縦810のジャギがはっきり残っていて1440x810のHV1280+映像。

AKB0048 next stage 1話



局:TOKYO MX
放送日:2013/01/05
制作:SATELIGHT
評価:HV1280


MX, tvkの同じフレームで比較。

特に鮮明なカットではもう少し大きな分布になるところもあるけれど、HVとしては小さく若干横長な楕円に近い分布になるところがほとんど。

少し強めのぼかしで線が黒浮きしているところが多いけれど、極端に明るくなっているわけでもないので、HVらしい鮮明さが残っているカットも少なくない。ただ、同一フレーム内でも場所に線の太さが異なり、ぼかしの影響で線が太いところほど黒に近く、細くなるほど黒浮きが強くなり、線の暗さのばらつきが大きいことでバランスの悪い絵に見えてしまうところも多かった。比較的乱れのないぼかし処理なので、テレビの鮮明化処理で線の黒浮きも軽減される環境であれば画質が気になることもないかも。

派手に動くところではブロックノイズだらけで破綻気味のフレームも多いけれど、ノイズ効果もほとんどないスッキリ画質で全体としては圧縮劣化も目立たず安定感もまずまず。

ぼかしはあっても細かい描写も潰れずしっかり残っていて、引き続き縦720の特徴もわかりやすいHV1280。



局:tvk
放送日:2013/01/05
評価:HV1280


横の伸びが悪く一回り小さな分布になるtvk。圧縮劣化でのノイズも増えてMXより周囲が少し明るくなっている。背景の描写も潰れ気味でのっぺりした絵になっているカットも多かった。

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 1話



局:TOKYO MX
放送日:2013/01/05
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280


特に鮮明なカットではもう少し大きな分布になるところあるけれど、こんな感じの少し横長な楕円分布になるところが多い。

暗部を持ち上げた淡いパステル調の色合いはともかく、線が灰色という表現でも足りないくらい極端に明るいところが多く、ボケた絵ではなくてもはっきりしない絵になっているカットがほとんど、というのは特番などでの映像の特徴そのまま。1フレームで見れば極端でも不自然というほどではないところもあるけれど、屋内の描写などでは暗い色を使っているところもあるので、カット間で印象が大きく異なりちぐはぐな映像に見えてしまう。

比較的細い線での描写が多く、軽微でもぼかし効果で最初からあまり黒くない線がさらに黒浮きして作画データよりメリハリのない絵になってしまっているところが多い。もう少し太くなるように作ると精細感は薄れても落ち着いた映像になったかも。JCフィルタをまねたような低コントラスト作品も珍しくないけれど、本家JCに比べてバランスが崩れてしまっているものが多いということは、JCフィルタ全盛期のJCもいろいろと考えて作っていたのかも?


特に線の細いところは解像度限界で縦720のジャギがはっきり見えるところも多く、これもHV1280。



局:tvk
放送日:2013/01/05
評価:HV1280


特に横伸びが悪く一回りという表現では足りないくらい小さい分布になってしまうボケtvk。

ボケの影響で線はさらに明るくなってしまっているけれど、MXでも極端に明るいので分布差が大きい割には見た目の印象があまり変わらない環境もありそう。

天元突破グレンラガン 1話



局:TOKYO MX
放送日:2013/01/05
制作:GAINAX
評価:SD-ip/486(A)


テレ東再放送でチェックしたところが1話ではなかったので今回は異なるフレームの分布。

似たような四角分布で、アプコンでもやや小さめ。1話は暗いシーンや効果でコントラスト低めのカットが多いけれど、外に出た後は明るく線もしっかり暗い高コントラスト映像が多いので、見た目のアプコンでも鮮明に見える方だった。

普通のアプコンを使っていても非常に良く動くアニメなので、フィールドで拡大されているところが非常に多く、SD-iに近い劣化アプコンに見えてしまうけれど、縞解消するとかなりすっきりした線の絵に改善できる。まあ再撮影映像が出てくる時点でいまさら面倒な処理で改善させてもSDの微妙画質に見えてしまうだろうけど。

BDBOXのCMは動きが大きく劣化が目立つので分布は省略するけれど、ジャギの特徴が確認できるところはどこも縦720のHV1280に見える。本編と劇場版を区別できるほどしっかり記憶していないので、再撮影映像のフレームかどうか判断できないけれど、ほとんどのカットは元絵の解像度も十分で文句なしのHV1280映像に見える。WORKING!!のように1回くらい再撮影映像で放送してほしいところ。



局:BS11
放送日:2013/01/05
評価:SD-ip/486(A)

拡大して比較すれば差もあるけれど、アプコンなのでMXと見た目の印象差はほとんどない。

動きの少ないところではMXの方が線の乱れも少なく背景の暗い描写も少し安定してみるけれど、派手に動くところはMXの方がブロックノイズも多く崩れも目立つので全体ではBS11の方が良く見える環境が多そう。

AMNESIA 番宣


局:BS11
放送日:2013/01/05
制作:ブレインズ・ベース
評価:HV1280


動きのあるカットが大半の番宣で、劣化で小さい分布になってしまうところがほとんどだけど、比較的安定したフレームは少し横長でも大きな楕円分布になる。塗り含めはっきりわかるくらいのグラデーションを多用しているけれど、線は適度に暗くなっているところが多い高コントラスト映像でしっかり鮮明に見える。

動きで劣化が出ているといってもノイズ効果のほとんどないすっきり画質なので、見てきて気になるような破綻はほとんどなく、番宣でも安定感は高い。

元絵が少しジャギ感の強い線になっていた影響でカットによっては線のガタガタさが気になるところもあるけれど、しっかり補間の効いたリサイズで線だけみると1280x720より上に見えるところが多く誤認しやすそうな特徴になっている。それでもリサイズの副作用で発生した線の輪郭ノイズには縦720のジャギが残っているので、これもHV1280で間違いないだろう。