2013年2月28日木曜日

マギ 1話


局:BSアニマックス
放送日:2013/02/25
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280

TBS1話と同じところ。

似たような横長楕円分布でも明るい部分の伸びが微妙に悪く、ノイズの影響で周囲が明るくなっているBSアニマックスらしい特徴。

線も適度に暗い高コントラスト映像なので、比較しなければ十分鮮明な絵に見えるけれど、ノイズ効果の情報量に負けて全体に圧縮劣化が多く線も荒れ気味。

ノイズ効果が潰れていない分,背景のディテールも潰れず良く残っているというわけでもなく、細かい描写もTBSの方がしっかり残っているし、粗さだけが目立つ映像になってしまっている。

言の葉の庭 予告篇

サイト:youtube
配信日:2013/02/20?
制作:
評価:HVFULL


縦だけでなく横も枠を越えているくらい伸びの良い巨大分布の鮮明精細HV。星を追う子供に続き、縦横とも1920x1080の特徴がはっきり残るフルHD映像。

乱れのほとんどない縦1080のジャギもはっきり残っているリサイズした形跡のない映像なので、最初からフルHDで作っているようだ。オリジナルが16:9でないのであれば周囲を切って1920x1080の範囲をリサイズなしで切り出した状態だろう。

放送ではWOWOW以外のBS1920局でも横が切れた横1440経由の映像がほとんどだけど,youtubeでは分布通り横1920維持の文句なしのフルHD映像。星を追う子供のPVが配信された頃のyoutubeの1080p配信は縦に少し劣化した映像ばかりだったけれど、現在は(かなり前からだけど)改善されている。


フルHDの精細さなのにジャギ感の強い線で欲張りすぎというくらい鮮明さを優先したような絵になっている。背景の描き込みも過去作品以上に気合が入っている感じで非常に情報量の多い絵だけど、服も髪もべた塗りっぽい簡素な人物の作画との乖離は見ていて気になるレベルのような・・というのは個人的感想。

デート・ア・ライブ 番宣PV 1


局:TOKYO MX
放送日:2013/02/20
制作:AIC PLUS+
評価:HV1280


線の少ない絵の影響で円という感じでもないけれど大きい分布。

場所によって少し線の太さにバラつきがあるけれど、細すぎるくらい細い線で描いたAICらしい特徴になっているカットが多い。線の黒さも安定しないけれど、適度に暗い線で十分鮮明に見えるところがほとんどでAICの中ではバランスが悪さは感じない方かも。

派手に動くカットを選んだような映像で、 演出としての効果でかなり強いノイズ効果を使っているところもあり劣化も目立つけれど,動きの少ないところは十分安定して見えるし特に不安定というわけでもなさそう。

線の細さのおかげで解像度限界で縦横とも1280x720のジャギもわかりやすく、これもHV1280。

2013年2月16日土曜日

GUIN SAGA グイン・サーガ 1話


局:BSアニマックス
放送日:2013/01/12
制作:サテライト
評価:HV1280

SD時代のBS1NHK-Gで見たところと同じ。

作画修正があったフレームで完全に同一のデータではないけれど、このフレームに限らず大きな円に近い分布で、NHK-Gと比べると横の伸びが格段に良い。NHK地上波ボケの影響がかなり強かった作品だったようだ。

NHK-Gより線も細く引き締まって黒に近くなり全体に圧倒的にメリハリのある絵になっている。ただ、ノイズは少し多いBSアニマックスらしい質感で、背景の微妙な描写の潰れが多く、緻密さでは大差ない印象。それでも、荒れて見えるほど劣化が目立つわけでもなく、BSアニマックスの方がよく見える環境がほとんどだろう。

線も細めで縦720のジャギもはっきり残る改めて確認するまでもないくらいわかりやすいHV1280だけど、2009年春の作品としては欠点の少ないHVで最初からこの状態で放送されていればかなり高い評価をしていただろう。

デビルサバイバー2 THE ANIMATION 番宣


局:TBS
放送日:2013/02/15
制作:bridge
評価:HV1280

動きの大きなカットの多い番宣だけど、比較的安定したところでも、やや小ぢんまりした分布になるソフトなHV。

暗めのカットがほとんどで、急勾配なグラデーション効果も多用しているけれど、低コントラストというわけでもなく、それなりに鮮明に見える。ほとんどノイズ効果のないすっきり画質っぽい特徴で動きの割には圧縮劣化も少なく安定した画質になっている。今期は低ノイズ作品が多いけれど,このままであれば本放送も安定した画質になりそうだ。

圧縮劣化が少ない分、乱れの少ない縦720のジャギの特徴もわかりやすく残っていてこれもHV1280。

ビビッドレッド・オペレーション 6話


局:TBS
放送日:2013/02/15
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280


一部カットが不自然に明るく輝度がおかしかったので、輝度分布だけ。一応確認してみたけれど縦720のジャギもわかりやすいHV1280で1話から特に変化はなし。

右(明)方向にも左(暗)方向にも溢れてしまった状態で、明るいところが明るすぎるだけでなく、暗い部分も暗すぎる状態になっているカットが不規則に混ざった状態。溢れた輝度情報も切り捨てられていないので,補正すれば自然な色合いに修正できるものの,全体が間違っているわけではなので、適切に修正するのはかなり大変。録画データを補正して正常な状態で視聴するのが面倒というだけでなく、正常なカットをすべて差し替える必要がある点でBDでも事故カットが残ってしまう可能性が高くなりそう。

GJ部 6話


局:日本テレビ
放送日:2013/02/13
制作:動画工房
評価:HV1280


評価に影響する変化があったので再びGJ部。2話以来の童夢回だった6話で、比較しなければ大きめの円に近い鮮明HVというだけで終わるところだけど、2話と比べると一回り小さな分布になっていて、2話より少しソフトな絵になっている。線の特徴を見ると、ぼかし効果などの影響ではなく、処理自体異なっていて縦720に縮小した跡がしっかり残るHV1280に劣化していた。

線に注目すると2話に非常に近い縦830程度の特徴がしっかり残っていることから、2話と同じ状態だった絵をわざわざ1280x720に縮小してぼかした可能性が高そうだ。何故、というところは例によって憶測でしか語れないけれど、童夢に投げた2話だけ顕著に鮮明な映像になっていたので、他の回に近い質感にしてくれ、と頼まれたものの、効果で近い質感にするのが面倒だったのかリサイズの副作用としてのボケ効果を使って調整したとか?

折角縦810を超える精細な映像だったのに、細部が潰れただけでなく少し線に乱れも出てHV1280として見ると欠点の目立つ絵になってしまっている。別の事情で1280x720にする必要があっただけかもしれないけれど、指示でやった劣化だとすると、BDで2話も今回と同じようなに変わってしまい、演出的に狙った質感からずれていたとしても、2話は放送の方がBDより精細、という珍しい例になる可能性もありそう。

2話毎替わるEDは、3つ目も縦835でEDだけで見ると統一されているけれど、4, 5話も一部ではあるけれど本編に1280x720のカットが混ざっているところがあったりと、解像度だけでも少なくとも4つの異なる状態が存在するカオスなGJ部。

劇場版 くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~


局:NHK-Eテレ
放送日:2013/02/11
制作:ファンワークス
評価:HV1280


放送中のルルロロに近い特徴のCGの作品。

そのルルロロではフルHDに移行しているファンワークスだけど、映画でも2010年公開のこの作品では、CGらしいジャギの特徴がはっきりした映像で、縦720の黒帯なし16:9のHV1280だった。

スタッフの文字なども映像と同じ縦720で入っているけれど、かなり小さな字にしているために画数の多そうな漢字などでは潰れてしまっているところも多い。

劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME CM


局:TOKYO MX
放送日:2013/02/09
制作:P.A.WORKS
評価:HV1280

絵で見てもテレビシリーズに近い質感で分布も大差なし。

明るさのバランスはもちろん、情報量の多い背景では細かい描写も多いので、解像度限界でジャギ感の強い線になってしまっているところが多い、といったところも変わらず、縦720のジャギもわかりやすい黒帯なし16:9のHV1280。

革命機ヴァルヴレイヴ 番宣 2回目



局:TBS
放送日:2013/02/08
制作:サンライズ
評価:HV1280-i(SPICE)

大半がCGっぽい映像だった初期番宣でも縞カットがあったけれど、新しい番宣ではほとんどがフィールド毎に拡大された縞HV状態になってしまっている。


縞解消後の分布。

しっかり黒くあまり細くない線で描かれている上に少し輪郭強調気味のくっきり感の強い画質でかなり鮮明に見える。それだけに上の補正しない状態で見ると線の崩れが目立ち少し汚い絵に見えてしまう。

若干荒削りな作りにも見えるし、本放送ではもう少し普通の画質に落ち着きそうな気もするけれど、番宣とはいえ出来の悪い映像を見せられる状況を考えるとちょっと心配。

2013年2月6日水曜日

直球表題ロボットアニメ 1話


局:TOKYO MX
放送日:2013/02/05
評価:HVFULL


縦は枠に収まらない巨大分布のMMDアニメ。縦1080の特徴もわかりやすいフルHD映像。

場所によっては破線状に見えてしまうところもあるけれど、アンチエイリアスも使っていて線もそれなりに滑らかに見える絵になっている。

2013年2月5日火曜日

映画 プリキュアオールスターズ NewStage2 CM


局:テレビ朝日
放送日:2013/01/03
制作:東映アニメーション
評価:HV1280


前から流れていたけれど劇場版の分布。小さいというわけではないけれど,今回もテレビシリーズの巨大分布と比べるとソフトなHVで、十分鮮明でも精細な感じは弱い普通のHV画質。

今年も、黒帯なしの16:9で縦720のジャギもはっきり残るHV1280、というスタイルを維持している。

劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟- CM


局:TOKYO MX
放送日:2013/02/02
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/810?


劣化の目立つCMだけど、比較的安定したフレームでも人物のアップのカットではアプコン並みの分布になるくらいボケた映像になっている。CGっぽいところはもう少し大きな分布になるところもあるけれど、映画もしっかりJCフィルタ画質でやるようだ。


CMの映像ではほとんどわからないけれど、縦720っぽく見えるところがなく、CG部の細かい描写を見るともう少し精細に見える。youtubeでフルHDのPVも配信されているけれど、それもかなり線が荒れていて断定できるような特徴がないものの、なんとなくながら縦810に近い特徴が広範囲に残っているので1440x810辺りかも。どの映像も黒帯なしなので最初から1440x810の16:9で作ったパターンだろう。

へんねこBBSで1秒とはいえフルHDの普通のアニメっぽい作りのカットもあったり、PVだけという可能性も0ではないけれど、ここで見た中ではJC初のHV1280+作品になりそうだ。

2013年2月4日月曜日

宇宙戦艦ヤマト2199 番宣


局:TBS
放送日:2013/02/03
制作:XEBEC, AIC
評価:HV1280

特番での映像もチェックしているけれど、番宣も見ておこう。

鮮明なところは大きな分布でも少し四角感があり、絵で見ても若干ジャギ感のある線になっているところが多い。それでも極端に細い線は少なくしっかり黒いので線がガタガタに見えるようなところは少なく、くっきり画質に見えるところがほとんど。



テレビアニメ情報で制作はXEBECとAICが併記されているみたいだけど、番宣の中でも少し特徴が異なるところがあり、若干小さめの分布になるカットもいくつか混ざっていた。

小さい分布のところではジャギ感も少し軽減して線が少し滑らかなに見えるけれど、この分布になるところでも明るさのバランスは変わらないので絵で見比べても印象はほとんど変わらず、混ざっていても違いに気づくのは難しい。

AICとXEBECでは特徴が異なるけれど、どちらも上のような分布になる作品あるので、この違いが制作の差なのか、演出的な効果の影響なのかわからず、本放送で確認した方がよさそうだ。

どちらの状態のカットも縦720。ほぼCGだけに見えるところも同じで全体がHV1280の映像になっている。

2013年2月3日日曜日

ドキドキ!プリキュア 1話


局:テレビ朝日
放送日:2013/02/03
制作:東映アニメーション
評価:HV1280+/900,  HV1280(ED)



今シリーズも巨大分布。線もしっかり暗い高コントラストの精細鮮明画質。軽微なグレイン風ノイズもあるけれど、ほぼべた塗りのすっきり画質に見える。ノイズ効果の割には不安定なテレ朝でも圧縮劣化は抑えられていて派手に動くところ以外は十分安定した映像になっている。
 
線の太さが場所によって大きく異なり、特に線が細くなっているところは線の黒浮きも目立つなど、演出とは無関係に見た目の鮮明さが少し変わるので、環境によっては少し気になるかも。

線は十分滑らかに見えるけれど、拡大してみるとほとんど乱れのない縦900のジャギの特徴もしっかり残っていて、引き続き元は1600x900。EDの3DCGはジャギがはっきり見えるCGらしい特徴で縦720のHV1280。






がんばれ!おでんくん


局:TOKYO MX
放送日:2013/02/02
制作:勝鬨スタジオ
評価:HV1280/715

短編はスルーすることもあるけれど、今回は存在に気づかず4話。

同心円状の分布も見える短編のCG作品。ペイントツールで書いた絵を動かすだけで動画っぽい動きもなく、映像的にはとっても簡素な作り。CGらしいジャギの特徴もしっかり残っているけれど、適度なぼかしで十分滑らかに見える。


画質を気にするような映像でもないけれど、縦720ではなく715辺りの中途半端な数字になっていた。同じ勝鬨では前期ライチDE光クラブがMXで放送されていたけれどちゃんと720だったので、元は1280x720だったものがフルHDへの拡大処理時に切れた状態で間違いなさそう。文字類は普通に縦1080で入っていた。

縦715は京アニ作品でも出てきたことがある数字で、といっても特に関係はないだろうけど、機材の都合か素材の問題か単純な拡大でも絵が欠けるような雑な処理しかできない環境が存在するのだろう。

2013年2月1日金曜日

GJ部 まとめ(仮)


局:日本テレビ
放送日:2013/01/09
制作:動画工房
評価:HV1280+/835


放送回によって特徴が異なるGJ部は最終回まで見てからまとめるつもりだったけど、見落としがあったので仮まとめ。

これは本編より少し鮮明に見える1話EDの分布。1話、2話の本編とも異なる特徴で、縦835と整数で16:9にならない数字になっている。2話ずつEDが変わりそうな流れだけど3,4話のEDも同様に縦835。

OPは少しソフトな絵で動きの影響での劣化もあり断定できるほどはっきりした特長は見つからないけれど1話本編同様縦810に見える。場面転換で絵がひっくり返る動きなどはフルHDに拡大した映像を使って加工しているようで、縦1080の特徴になっていた。京アニはOP, EDが本編と異なる状態が続いているけれど、GJ部とたまこ以外の今期のアニメはOP, EDもそれぞれの本編と同じ数字。

本編の推移を見ると、1, 3, 4話は2話やEDと比べると特徴がはっきりせず少し不安が残るもののおそらく1440x810で、いずれも撮影はエースクリエイション。今のところ2話のみ撮影が童夢で縦830.5辺りと特徴が異なる。
数が多すぎるので確認しているのはHV1280+作品のみだけど、今期のHV1280+作品で放送回によって本編の特徴が異なっているのも今のところGJ部2話のみ。全カット調べることは不可能なので状態の異なるカットが混ざっている可能性は残るけど、他作品は毎話ともちゃんと同じ数字になっている。

ベルセルク 黄金時代篇 堕ちた鷹



局:TOKYO MX
放送日:2013/01/02
制作:STUDIO 4℃
評価:HV1280+/810

前作の放送と同等だったので1/2の放送はスルーしていたけれど、再放送もありtvkでも放送されたので比較しておこう。
誤差といえる差しかないけれどMXは1/2放送のデータ。

上下132ピクセル程度の黒帯付シネスコサイズで、その黒帯込みで縦810の特徴も変わらず。絵と黒帯の境界が少しぼけているので数ピクセル誤差があるかもしれないけれど絵の部分では1440x612程度しかない。画素数で言うと約88万で、約92万の1280x720より少ない数字。

特にリサイズが悪いわけではないけれど、人物が小さく描かれるカットでは通常のカットより撮影時の縮小率が高く、その分線も細くなって解像度限界で線がガタガタになったり黒浮き気味に見えたりと粗が目立つ映像になってしまっているところが多い。2012年スタートの劇場版シリーズとしてはちょっと雑な作りに見えてしまうかも。



局:tvk
放送日:2013/01/31
評価:HV1280+/810


一回り小さく縦長分布になるところが多いtvk。

ボケの影響で細かい描写の潰れも目立ち、細い線も黒浮きしてMXよりもやっとした絵に見えてしまうカットも少なくない。