2017年1月12日木曜日

CHAOS;CHILD 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/01/11
制作:SILVER LINK.
評価:HV1280

アプコン並とまではいかないものの、ぼかし効果の強いソフトなHD画質。

線の太さがバラバラなのでぼかし効果の影響での黒浮きで線の黒さが一定せず、はっきりしない微妙なバランスに見えてしまうカットが目立つ。拡大してみるとややジャギ感の強い絵をぼかして整えたような作りで、細かい描写が潰れていたり線がガタガタになっているところがあったりなど、ちょっと雑な作りな印象。

リサイズでの乱れはなく縦720のジャギもはっきり見え、これはHV1280。

この素晴らしい世界に祝福を!2 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/01/11
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873

作画の違和感の方が話題になりそうだけど、1期より線が細く引き締まって若干暗くなり精細感が増した。

かなり細い線を多用しているのででテレビによっても印象が変わりそうだけど、鮮明さも増したように見える環境が多いかも。逆に線が細すぎるので解像度限界でガタガタのジャギ線になってしまっているところもあり、大画面では粗さ気になるシーンも出てきそう。

そんな線のおかげで他のディーン作品より縦873の特徴がわかりやすくはっきり残っていて、元は1552x873のディーン標準はそのまま。

小林さんちのメイドラゴン 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/01/11
制作:京都アニメーション
評価:HV1280+/955.5, HVFULL(OP)

細い線でもしっかり暗くいので精細感の高いくっきり画質に見える。

2012年現行の京アニフォーマットに移行した後のテレビアニメでここまで線の輪郭がはっきりした絵は初めて。CGっぽい背景でなく近年の効果を多用した面倒くさそうな映像でもないのである意味京アニっぽくない印象。

他の京アニ作品より高精細に見える環境もあるかもしれないけれど縦955.5辺りの特徴がきれいに残っていて、いつも通り1699x955.5程度の京アニ標準。何度か書いているけれど、より正確には955.5と960.0の中間辺りなんだけど、955.5の方が近いように見えるので955.5にしている。そもそもほとんどのアニメ映像は整数で16:9にならない中途半端な数字であってもきっちり整数になっているので、整数で表現するのに抵抗があるくらい微妙なずれが出ている時点で京アニはユニークな存在と言ってもいいかも。

OPは派手に動きすぎて劣化が酷くまともな評価ができるフレームが非常に少ないけれど、縦1080の特徴が残っていていつも通りフルHDのようだ。ただ本編とは逆に線の輪郭が若干甘く、部分的には絵を拡大して使っているように見えるとこもあるので、フルHDらしい映像と言えるカットは少なめかも。