2008年6月25日水曜日

遊戯王ファイブディーズ 13話


局:テレビ東京
放送日:2008/06/25
評価:HV1280+

分布だけ見ると精細なHV1280に思えるものの、線の粒状感が強いのにその特徴が見えない。一回1280x720にリサイズするとそのボケ効果によって線が綺麗になることから、1280x720制作したものを1080i化後に何らかのフィルタ処理をかけた可能性も否定できないものの、シャープフィルタやノイズ付加による特徴ではないのでHV1280+の評価のまま。

RD潜脳調査室 12話


局:日本テレビ
放送日:2008/06/10
評価:HV1280

特にはっきりと見える縦720のジャギがあるわけではありませんが、若干フィルタで強調させるとその特徴がみえる状態。
自信をもってHV1280+と書くような誤認の原因は、何をしでかしたかというとHV1280以上は確実と思えるけれどわかりにくいものを調べるために3月頃に用意したチェック画像生成処理の途中にインタレ解除があったのですが、これが単純なフィールドの組み合わせだけでなく、フィールド間でごく僅か補間的な処理を行なうものだったために絵に残っていたジャギ的な成分が消されてしまい、その加工分元絵よりも綺麗な線になってしまったためでした。記憶違いで、その手の加工がないインタレ解除にしていると思い込んでいたため、フィルタ処理後の絵が綺麗といって騒いでいたという、自分で騒ぐだけならともかく公開しているブログ上でやるのは迷惑な話。

画質を細かく調べるにはリサイズはもちろんインタレ解除まで気を配らないと元の画質と異なるものを見ることになりかねないので、仮にTSソースの可逆圧縮キャプであってもの十分な差がでることがありえます。HV1280以上を見分けようなんてことをする人間はいないと思うので、見た目の画質の比較にそこまで注意する必要なんてない話ですが。単純にフィールドを組み合わせるだけではないインタレ解除処理も多々あるので知ってていても損はないかも?というかインタレ解除は最初に通るところなので、PC上で動画を操作することがある人なら認識しているところだと思うけれど。

このブログの初期のチェックでは気にしていませんでしたが、今年に入ってからのチェックではインタレ解除に伴う変化が分布に出ないように、フィールドの単純な組み合わせだけで動きのない場所を使ってチェックを行なっています。ということをやっているくらいわかっている問題だったので、注意していたつもりなのに確認不足でした。

ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~ 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2008/06/24
評価:額縁-i/486

これも横Φ分布。まじめに調べていないけれど、横Φ分布になるような処理過程は未だに不明。絵の特徴としては共通していて、横方向に幅の広いゴーストのような影が出ているものが多い。コンポジ→3DY/C分離でコンポネ→コンポジ→コンポネとか変換を何度も繰り返すと出来そうな気はするけどコンポジを含めると再現が面倒なので検証はまだやってない。実際の編集環境についてはまったく知らないけれど、横Φ分布は番宣に限らずTBS,BS-i木曜枠や他でも多く見かけるので、わかってる人には有名な劣化現象なんだろう。

アニメの本編はMXでのアプコンでは比較的高画質だった2期と同等かな。

薬師寺涼子の怪奇事件簿 番宣


局:TOKYO MX
放送日:2008/06/24
評価:額縁-i/486

特に気にしてみてなかったけれど思った以上にMXの番宣CMの画質は悪い。本編がまともならどうでもいい話ではあるけれど。
コンポジの上チェックした通常のアニメでは確認した例のない額縁-iでさらに酷い状態。MXに限らずCMの画質はコンポジで酷いものがキー局でも頻繁に見られる状態は、民放としてどうよ?という感じがする。