2017年4月16日日曜日

アトム ザ・ビギニング 1話

局:NHK-G
放送日:2017/04/15
制作:OLM, Production I.G, SIGNAL.MD
評価:HV1280+/864

細い線で精細感は高いけれど、黒というほど暗くない線が多く鮮明さは控えめ。ジャギ感もなく線の輪郭は滑らかに見える。


リサイズでの乱れは少なく、縦864の特徴がきれいに残っていて、元は1536x864のHV1280+なのでサイズ的にはI.G画質。

トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド~機動救急警察~ 1話

局:TBS
放送日:2017/04/15
制作:OLM
評価:HV1280+/960


細くても黒に近い線の朝アニメらしいすっきりくっきり画質。一目で高精細とわかる映像だけど比較的ジャギ感が強く、大画面で見ると少し粗さが見えてしまう環境も出てきそう。

線の輪郭も鋭利で比較的わかりやすい特徴で縦は960。整数で16:9にならず1707x960辺り。

縦950台後半は京アニとJCで頻繁に出てくるけれど整数で16:9にならないので元は1712x963で作っているのに拡大時に欠けてしまっている可能性が高そう、と5年くらい書き続けてきたけれど、これも960に乗ったもののまた中途半端な数字。整数で16:9になる1712x963の映像はまだ未発見。

OPは元絵の解像度不足で拡大した絵になっているところもあるもののフルHDで作られている。EDは本編と同じ。

sin七つの大罪 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/14
制作:アニメーションスタジオ・アートランド
評価:HV1280

カットによってはしっかり暗い線のくっきり画質になっているところもあるけれど、線の太さのバラつきで線の黒さが安定せずどこかはっきりしない絵に見えるシーンも多い。

縦方向にボケているパターンは昔から多くあるけれど、これは横方向にボケていて水平に近い線の方がはっきり見え、垂直に近づくほど甘くなっている。フジテレビやNHK地上波のように局の問題で横ボケしていることはあっても、MXで横ボケしているHDアニメは珍しい。急な修正とか編集などで横方向のリサイズを繰り返すなど変な処理をした可能性もあり2話以降改善するかも?

癖のないリサイズで線の輪郭は滑らかに見えるところが多いけれど、細めの線は解像度限界でジャギが出て縦720の特徴もわかりやすいHV1280。

ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/14
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/900

JCらしい線の細い精細HDだけど前シリーズに比べると線があまり暗くなく、画面上部が明るいグラデーション効果もあってくっきり感は弱い。

それでもJCの中では線の輪郭がはっきりしている方で縦900の特徴もわかりやすく残っている、元は1600x900のHV1280+。

冴えない彼女の育てかた♭ 1話

局:フジテレビ
放送日:2017/04/13
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280+/878

細めでもしっかり暗い線のすっきりくっきり画質で1期より精細かつ鮮明な映像に変わった。

少し癖のあるリサイズで周期的な揺らぎが出ているけれど、乱れているわけでもなく線の輪郭も全体に滑らかに見える。

エロマンガ先生と同じ873辺りの特徴だけど微妙にズレていて、縦878と整数で16:9にならない中途半端な数字。計算では1561x878辺りになる。

ここで調べた中では過去1例だけ存在していて、RAIL WARS!が同じだったけれど何か関係があるのか偶然なのか不明。JCのように1話の中で異なる特徴のカットが混ざるカオスさはないものの、A-1も作品毎にバラバラで標準と言えそうなサイズがない状況が続いている。

スナックワールド 1話

局:テレビ東京
放送日:2017/04/13
制作:OLMデジタル
評価:HV1280

輪郭線のない3DCGで人物の輪郭にはほとんどジャギ感がないけれど、特にアンチエイリアスが上質な作りでもなく細かい描写は線が階段状にガタガタになってしまっているところもちらほら。

リサイズでの乱れもなく、縦横とも全体に1280x720の特徴がきれいに残っているCGらしい特徴のHV1280。

夏目友人帳 陸 1話

局:テレビ東京
放送日:2017/04/11
制作:朱夏
評価:HV1280

前期から特に変化はなく強いぼかし効果の古風なHD画質。

ソフトなのに鮮明さ優先のリサイズで拡大で線が粗く見えてしまう謎仕様もそのまま。縦720の特徴ははっきりしないけど、1.5倍に拡大した3ピクセル周期の揺らぎが強く残るタイプのHV1280。

覆面系ノイズ 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/11
制作:ブレインズ・ベース
評価:HV1280

光表現の効果を多様しているものの、基本は比較的黒に近い線のすっきりくっきり画質。線が細すぎず、リサイズでの乱れも少ないので輪郭も滑かに見える。

そのままではわかりにくいけれど、少しシャープフィルタで補正するとどこを見ても乱れのない縦720の特徴がきれいに残っていてこれもHV1280。

終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか? 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/12
制作:サテライト C2C
評価:HV1280

明るさ抑えめでも適度に暗い線それなりに鮮明に見えるけれど、ぼかし効果でソフトな絵になっているところが多い。

リサイズでの乱れはないけれど、ジャギ感の強い絵をぼかして整えた作りで細かい描写は潰れ気味。どこを見ても縦720の特徴がきれいに残っている、とてもわかりやすいHV1280。

2017年4月11日火曜日

ゼロから始める魔法の書 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/10
制作:WHITE FOX
評価:HV1280, HVFULL(EDのみ)


コントラスト抑えめで線があまり黒くなく、ぼかし効果も強めのソフト画質。

癖のないリサイズ乱れもなく粗さが気になることはないけれど、作画時の線が細く全体にジャギ感の残る線をぼかして整えたような作りで、どこを見てもきれいに縦720の特徴が残っているわかりやすいHV1280。

普通のアニメ絵ではないものゆっくりでも動画的で動くEDはフルHDで作られていている。

2017年4月10日月曜日

ID-0 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/09
制作:サンジゲン
評価:HV1280+/806

全体にアンチエイリアスが効いて線の輪郭が滑らかに見え、細かい描写でも粗さを感じるところはほとんどない。

といっても拡大してみるとCGらしい乱れのないジャギの特徴はしっかり残っていて、縦は806と810に少し足りず整数で16:9にならない中途半端な数字。去年のブブキ・ブランキも同じだったけど、元は1440x810で作っていてもそのサイズに慣れていないからか拡大時に少し絵が欠けてしまったパターンだろう。

縦806から計算すると1433x806辺りになるけれど、横方向も1433に十分近い特徴が残っているので縦横比はほぼ正確に維持されている。

有頂天家族2 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/09
制作:P.A.WORKS
評価:HV1280


1期も十分鮮明に見える映像だったけれど、僅かに線が太くなり輪郭もはっきりしてくっきり感が増している。ただ鮮明さ優先のリサイズで拡大した影響で周期てきた揺らぎが強く、1期より粗さが気になる環境が多くなりそう。

CG背景のジャギ感の強さは相変わらずで、縦横とも1280x720の特徴が比較的わかりやすく残っていて、今回もHV1280。

2017年4月9日日曜日

エロマンガ先生 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/08
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280+/873

極端に細い線ではないけれど適度に暗く、輪郭は滑らかで細かい描写の潰れも少ない。精細感高めのすっきりくっきり画質に見える。

線の輪郭もそれほどソフトではないけれど、解像度推定に使えるはっきりした特徴が少なく放送映像での判別が難しい。

比較的状態のよいフレームでみると、今回も以前はディーン固有の特徴だった縦873に見えるところが複数あるものの、まったく自信が持てず2話以降も継続調査ということで?付き

追記
ニヤニヤ生放送の部分のノートPCの画面のところを見るととてもわかりやすいジャギが大量に出ていて、その特徴から元は正確に1552x873で間違いなさそう。?は不要でした。

Re:CREATORS 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/08
制作:TROYCA
評価:HV1280

鮮明に見えるカットも多いけれど、細めの線で黒さのバラつきがあり、全体ではくっきり画質というほどのメリハリは感じない。

線の輪郭は十分滑らかに見えるものの、ジャギ感の残る線をぼかして整えたような特徴。おかげでどこを見ても縦720のジャギがはっきり見え容易にHV1280と判断できる。

境界のRINNE3 1話

局:NHK-Eテレ
放送日:2017/04/08
制作:ブレインズ・ベース
評価:HV1280

前期までの少し強いぼかし効果が軽減され、線も黒に近づき鮮明さが増している。細めの線の黒浮きが少なくなり精細感も強くなった印象。

若干ジャギ感の残る線でリサイズでの乱れもないので縦720の特徴が綺麗に残っていてHV1280は変化なし。

ベルセルク 13話

局:TBS
放送日:2017/04/07
制作:GEMBA ミルパンセ
評価:HV1280+/837


1話はカットによって大きく特徴が異なっていたため比較が難しいけれど、似たような明るさの絵で比べると鮮明さはそれほど変わっていない印象。

細めの線にはCGらしいジャギがはっきり残っていて、縦も837と変化なく元は1488x837のHV1280+で再開。

神撃のバハムート VIRGIN SOUL 1話

局:TBS
放送日:2017/04/07
制作:MAPPA
評価:HV1280+/810

全体ではなくカット毎に効果としてぼかす効果も多用しているけれど、少しソフトなHD画質だったGENESISから線の輪郭も鋭利な鮮明な絵に変わった。見てわかるくらい精細感も向上して情報量の多い作画がより活きた映像になった印象。

リサイズでの乱れも少なく、線の輪郭が非常に鋭利で解像度推定が容易なカットもあり、縦は810。MAPPAでは去年のユーリ!!!と同じ1440x810のHV1280+。

ひなこのーと 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/07
制作:Passione
評価:HV1280

しっかり暗い線のすっきりくっきり画質で精細感もまずまず。

どちらかというと鮮明さを優先したリサイズで拡大していて、線に注目すると1280x720より上に見える特徴が多く残っているけれど、1.5倍に拡大した3ピクセル周期の特徴もしっかり残っていて、これはHV1280。

それでも以前多かった強い揺らぎのある強引な処理ではなく、線のなめらかさも十分維持できているので見た目の印象は悪くなく、粗さが気になる環境はほとんどなさそう。

正解するカド 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/07
制作:東映アニメーション
評価:HV1280+/900

線の太さにバラつきがあるけれど黒に近いはっきりした線が多く、くっきり感の強い精細HD画質に見える。

鮮明さを優先した感じの作りで比較的ジャギ感が強く、特に細かい描写の多いカットやCG的な作りの線がガタガタになってしまっているところもあり。それでも比較的高精細なので粗さが気になる環境は少ないだろう。

リサイズでの乱れは少なく、縦900の特徴がはっきり残っていて、元は東映標準と言ってもいいくらい良く出てくる1600x900。

テロップっぽい文字がフルHD解像度で後から追加される例はいくらでもあるけれど、「速報 羽田国際空港に・・・」のテロップ部分が縦1080の特徴になっているのは少し珍しいかも。ただ似たような装飾文字などがフルHDで追加された映像を見つけたことは何度もあり、調べている映像の割合から考えるとそれほどレアなケースではないかもしれない。

ツインエンジェルBREAK 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/07
制作:J.C.STAFF
評価:HV1280+/900


細めの線でも適度に暗く、精細感十分のすっきりくっきり画質。
線の輪郭もなめらかで細かい描写も潰れず良く残っている。ただ細かい描写自体少ないので簡素な絵に見えてしまうシーンもちらほら。

リサイズでの乱れも少なく、縦900の特徴がしっかり残っていて、元は1600x900のHV1280+。


リルリルフェアリル ~魔法の鏡~ 1話

局:テレビ東京
放送日:2017/04/07
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873

1期は1話しか確認していないので以前から変わっていたかもしれないけれど、線が異常に細かった1期1話に比べると線が少し太く(それでも平均的なアニメよりは細め)暗くなったので精細かつ鮮明な見やすい高精細映像になった。

作り慣れているサイズだけに目立った欠点もなく縦873の特徴がわかりやすく残っていて、元は1552x873のディーン標準HV1280+。

恋愛暴君 1話

局:テレビ東京
放送日:2017/04/06
制作:EMTスクエアード
評価:HV1280+/900


線がそれほど黒くなく強めのぼかし効果も使っているのでくっきり感は強くないけれど、線は比較的細く、精細な描写もそれなりにあって精細感は高め。

明るい線の影響で線の輝度ムラが大きい感じはするもののリサイズでの乱れはほとんどなく、縦900の特徴がきれいに残っていて、元は1600x900のHV1280+。

カブキブ! 1話

局:TBS
放送日:2017/04/06
制作:スタジオディーン
評価:HV1280+/873


簡素な作画に見えるところが多いけれど、線の輪郭のなめらかさや精細感の高さはいつも通りのディーン画質。

今回も乱れの少ない縦873の特徴がしっかり残っていて、元は1552x873のHV1280+。

クロックワーク・プラネット 1話

局:TBS
放送日:2017/04/06
制作:XEBEC
評価:HVFULL

黒に近い線の精細感の高いXEBECらしいくっきり画質。

縦1080の特徴もはっきり残っていて、元絵解像度も十分の文句なしのフルHD制作。ただ今回もジャギ感が残るところが多いなど上質な映像という感じはなく、フルHDという点を除くと、ちょっと雑な作りに見えてしまいそうな特徴が多い。

月がきれい 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/06
制作:feel.
評価:HV1280


意図的に太さが大きく変わる手描き風の線の影響で線の黒さのバラつきも大きいけれど、全体では暗い線の割合が高く、十分鮮明に見える。そんな感じの人物の線に対し背景が極端にデジタル臭の強いすっきりCGなので違和感が強いけれど、それも独特な映像だと考えればそう見えなくもない?

輪郭は比較的なめらかで線に注目すると高精細な映像っぽく見えるところもちらほらあるけれど、
撮影時のリサイズで発生した線の輪郭に沿ったノイズには縦720の特徴が残っていて、これもHV1280。

武装少女マキャヴェリズム 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/05
制作:SILVER LINK.
評価:HV1280

比較的傾斜のきついグラデーション塗りが多く、明るさも少しめのシーンが多いけれど、コントラストは十分高く鮮明さはまずまず。

久しぶりにほぼ全編色収差もどき効果で線の輪郭に色が乗って見える。過去の色収差もどき効果は画面の中央は色ずれがなく、周囲にいくほどずれが大きくなるというレンズに近い特徴になっていたけれど、これはフレーム全体の色が同じようにずれている似て非なる処理でちょっと珍しい。

線の輪郭は十分なめらかでわかりにくいカットが多いけれど、比較的人物が小さく描かれるところは縮小率が高く解像度限界でジャギ感の強い線になっているので縦720の特徴がわかりやすくHV1280。

しばらく1440x810アニメ1本を維持してきたSILVER LINK.だけど、今期は1280x720のみに再び逆戻り。

サクラクエスト 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/05
制作:P.A.WORKS
評価:HV1280

線も適度に暗く癖のないすっきりくっきり画質。

CGは相変わらずジャギ感が強い線になっているところが多いけれど、乱れのほとんどない縦720の特徴もわかりやすく残っていて、今回もHV1280のP.A.WORKS。


サクラダリセット 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/05
制作:david production
評価:HV1280+/900

細い線でも適度に暗く、精細感のあるすっきりくっきり画質に見える。細かい描写自体は少ないけれどジャギ感もほとんどなく、線の輪郭も非常になめらかに仕上げている。

線の輪郭がソフトなのでわかりにくいけれど、人物が比較的小さく描かれるカットでは解像度限界で線が細くなりすぎて縦900のジャギがはっきり見えるところがあり、元は1600x900のHV1280+。

長く1280x720を維持してきたdavid productionも、最近の脱HV1280の流れに乗っていきなり1600x900でHV1280+制作へ仲間入り。

BORUTO -ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS 1話

局:テレビ東京
放送日:2017/04/04
制作:studioぴえろ
評価:HV1280+/810

線の輪郭が滲んだようにはっきりしない変わった特徴でソフトな絵に見える。細かい描写も潰れ気味で精細感もあまり感じないけれど、カットによっては情報量も多く緻密なところもある。


線の輪郭がはっきりせず、?を付けたくなるくらいわかりにくいけれど、細かい描写には断片的でも縦810の特徴が残っているように見えるので1440x810のHV1280+だろう。

王室教師ハイネ 1話

局:テレビ東京
放送日:2017/04/04
制作:ブリッジ
評価:HV1280


十分鮮明に見えるカットも多いけれど全体に強いぼかし効果でかなりソフトなHD画質。荒れているわけではないものの撮影時までのリサイズで少し崩れた線をぼかして整えたような絵で、細かい描写が潰れ気味になっている作りなのはもったいない。

拡大での乱れはなく、細い線などには縦720の特徴がはっきり残っていて、これもHV1280。

本編中のキャラ紹介などのテロップ的な文字が縦1080で入っていることは珍しくないけれど、動きのあるキャラ紹介の文字も縦1080になっている。

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/04
制作:ライデンフィルム
評価:HV1280+/837


精細感もまずまずの高コントラストすっきりくっきり画質。大半は滑らかな線に見えるけれど比較的ジャギ感の強い線で、線間隔の狭いところでは階段状のジャギが見えるところもあった。

その特徴に加えリサイズでの乱れも少ないので判断も容易で縦は837。1488x837は整数で16:9になるサイズの一つ。ライデンフィルムでは2016年の彼女と彼女の猫も同じなので、現在のライデンフィルムのHV1280+ではこれが標準サイズのようだ。



2017年4月4日火曜日

アイドルタイムプリパラ 1話

局:テレビ東京
放送日:2017/04/04
制作:タツノコプロ・DONGWOO A&E
評価:HV1280

前シリーズから特に変わったところはなく、相変わらず縦に少しボケた絵になっている。ある程度太さのある適度に暗い線なので映像で見て気になることはまずないけれど、垂直に近い線が鮮明で水平になるほど線輪郭が甘くなっている。

フルHDサイズへの拡大時に鮮明さ優先のリサイズを使っているのもそのままで、縦720の特徴ははっきりしないけれど、1.5倍に拡大した3ピクセル周期の揺らぎが強く残るタイプのHV1280。

フレームアームズ・ガール 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/03
制作:XEXCS/studio A-CAT
評価:HV1280

細い線が多いけれど適度に暗く、精細鮮明HDに見える。精細に見える絵も多いけれど全体に乱れのない縦720のジャギがきれいに残っているHV1280。

細かい描写ではガタガタの線が見えてしまうところもあるけれど、アンチエイリアスで粗さが抑えられて十分滑らかに見えるところが大半なので、CGの多用の1280x720としてはまずまずの出来かも(絵として見た話ではなく処理的な意味で)。

スタミュ 第2期 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/03
制作:C-Station
評価:HV1280/719


鮮明でもジャギ感の強い線で少し粗く見えた1期1話と比べると少しソフトになり、線の輪郭も滑らかに見えるところが多くなった。くっきり感は少し減ったものの1期は過剰と言いたくなるくらいだったので、むしろ癖のない見やすい絵になった印象。

リサイズでの乱れも少ないけれど、縦は720ではなく719と1ピクセル足りず拡大時に僅かに欠けたパターン。縦719は年に1,2作品出てくる。

笑ゥせぇるすまんNEW 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/03
制作:シンエイ動画
評価:HV1280?

線が太めでしっかり暗いので鮮明さもそれなりにあるけれど、強めのぼかしが掛かっていて比較的ソフトなHD画質になっている。

シンエイ動画は天敵と言ってもいいくらい撮影解像度に由来する特徴がはっきりしない映像が多いけれど、今回も難解。

このアニメはCG的な描写が多いのでCG由来の線の特徴を見てみると結構高精細で、ほぼ正確に縦864の特徴が残っているカットが複数あった。一方ノートPCの画面の細かい描写は1280x720程度の限界で潰れてしまっていることから、一旦高解像度で作った絵を1280x720程度に縮小したと
考えると似た映像を再現できそう。正確に縦720の特徴が出ていないのは、縮小時にアンチエイリアス効果で元の絵の特徴をできるだけ残すように丁寧処理した結果だろう。

と書いたものの、正確に1280x720の映像と断言できる要素は見つからず憶測の範囲を出ないので?付き評価。

普通のアニメ絵でないOPはフルHD制作。EDもフルHDっぽい特徴はあるものの圧縮劣化が多く断定できる特徴は見つからなかった。

2017年4月3日月曜日

ベイブレードバースト ゴッド 1話

局:テレビ東京
放送日:2017/04/03
制作:OLM Team Abe
評価:HV1280+/810


これも前シリーズの特徴そのままのすっきりくっきり画質。極端に細い線は少ないけれど、線の輪郭が鋭利なので精細感もまずまず。

少しジャギ感の残る線も相変わらずで乱れのない縦810の特徴もわかりやすい1440x810のHV1280+。

デュエル・マスターズ 1話

局:テレビ東京
放送日:2017/04/02
制作:アセンション・小学館ミュージック&デジタルエンタテインメント
評価:HV1280+/864


太めの線が多い高コントラストのベタ塗りすっきりくっきり画質。今年も前シリーズと大差なく明確に変わった特徴は見当たらない。

縦864も変わらず、元は1536x864のHV1280+。

つぐもも 1話

局:BSアニマックス
放送日:2017/04/02
制作:ゼロジー
評価:HV1280


黒に近い細めの線が基本のすっきりくっきり画質。

一見普通の1280x720クラスのHD画質のアニメだけど、拡大してみると少し変わった特徴で、線や線の輪郭に沿ったノイズに乱れのない縦720の特徴が非常に強く残っている。CGで良く出てくる特徴なので、紙を使わず最初からデジタル作画で作るとこんな感じになるのかも(憶測)。

その影響でジャギ感の強い線になっているので、環境によっては粗い絵に見えてしまうこともありそう。

アリスと蔵六 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/02
制作:J.C.STAFF
評価:HV-HV1280+/900,957?,HVFULL

前半と後半で特徴が異なり、まったく別に作った2話を繋いだような差がある。

前半は特にCGの部分がわかりやすいけれど縦900の特徴がきれいに残っていて元は1600x900のHV1280+はJCでは良く出てくるパターン。

一方後半になると縦900の特徴が消えて線の輪郭が滑らかで、これもJCに多い輪郭が非常にソフトで線から解像度を推定するのが難しい特徴。大半のカットは十分な精度で確認できないけれど縦957辺りに見えるカットが多く、さらに特に鮮明なところは縦1080のフルHDらしい特徴がはっきり出ているところもあり、全体では少なくとも3つの異なる作りのカットが混ざったカオスな映像のようだ。比較的状態のよいところで縦957に見えるところはあったものの、全体に共通して正確にその数字だと言えるほどはっきりした特徴が残っていないので957という数字は?付き。


EDは圧縮劣化に加え強いぼかし効果も多用しているので確信は持てないけれど、断片的に残っている特徴を見るとフルHDのサイズで作っている可能性が高そう。

GRANBLUE FANTASY The Animation 1話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/01
制作:A-1 Pictures
評価:HV1280

高コントラストでも明るさ抑えめで線も黒に近いくっきり感の強い絵になっているけれど、手描きの線の特徴をそのまま残したような線で太さのバラつきが大きく、黒浮きが目立つところも少なくない。

独特な映像と言っても良さそうだけど、背景にキャラが浮いて見えるバランスの悪いカットも多く、
鮮明さ優先のリサイズで拡大した周期的な揺らぎも加わり元の作画以上に線が荒れているので、狙った質感だと言われたとしても少し雑な作りに見えてしまう。

線に注目すると少し精細な元絵の特徴も残っているけれど、全体に1.5倍に拡大した3ピクセル周期の揺らぎが強く残るタイプのHV1280。

進撃の巨人 Season2 26話

局:TOKYO MX
放送日:2017/04/01
制作:WIT STUDIO
評価:HV1280+/857

シーンによって線の太さまで変わり鮮明さもカット毎印象が異なるので1期との比較が難しいけれど、若干鮮明に見えるカットが増えているような気がするものの、見た目の印象さはあまり変化していない。

1期3話から縦857に向上したけれど、長く空いた2期も比較的乱れの少ない857のジャギがどのカットにもわかりやすく残っていて、整数で16:9にならない1523.5x857辺りの中途半端な特徴はそのまま。

WITは作品によってサイズがバラバラで標準と呼べるサイズがない印象だけど、制作話数的には縦857が最も多い。他制作では出てこないし、これが一番WITらしい作りと言えるのかもしれない。

僕のヒーローアカデミア 14話

局:日本テレビ
放送日:2017/04/01
制作:ボンズ
評価:HV1280

先週は総集編だったので14話で確認。TBSから移動の珍しいパターンでも見た目の変化はほとんどなく、ボンズらしいくっきり画質も相変わらず。それでもまったく変わっていないわけでもなく、1話と比べると少し鮮明になり、線の輪郭も滑らかになっている。

リサイズもバランス志向で拡大時の揺らぎも少なく、縦720の特徴がきれいに残っているHV1280。

フューチャーカード バディファイトX 1話

局:テレビ東京
放送日:2017/04/01
制作:OLM, XEBEC
評価:HVFULL

前シリーズから目立った変化はなく、引き続き元絵の解像度も十分のフルHD制作映像。