2013年4月3日水曜日

ゴルゴ13 1話



局:TOKYO MX
放送日:2013/04/02
評価:HV960


テレ東1話チェック時、フレームの選択が不適切で状態の悪いところしかデータを残していなかったけれど、同じ絵のところで比較してみよう。上がMX, 中央はテレ東1話をやりなおした分布。

アプコンとしても小さすぎるくらいボケの強い映像だけど、この分布でも縦540のジャギがはっきり残っている。SDを一旦960x540に拡大したような跡も見当たらず、映像の特徴から判断すると異常と言いたくなるくらいの超ボケボケHV960のようだ。テレ東よりかなりマシになっているけれど、状態のよいレタボズーム以下の分布なので映像としては酷くぼけたアプコンにしか見えない。追記本編より鮮明に見えるOP, EDや提供カードにも縦横960x540のジャギがはっきり残っていて、映像は960x540で統一されていた。


テレ東、BSJAPANの放送と比べると絵が広くなっている。逆にいうとテレ東では周囲が少し切れた状態だった。



局:テレビ東京
放送日:2008/04/11
評価:SD-ip/486(A)

テレ東1話の分布。1話放送時にここにアップしたところは別のところ。MXでも小さすぎるくらいの分布けれど,テレ東ではさらに豆粒分布だった。ノイズも酷く周囲が明るくなっている。

アプコンの分類を始めた後、6話で確認しているけれど,この状態でも縞の状態から普通のSD-ipアプコンで、レタボ経由ではない。

MXの放送が当時から存在したマスターなのかはわからないけれど、劇ボケHV960だったものを低画質化でSD経由にしたことで、デジタル放送史上屈指のボケ放送になっていたのかも?





上のフレームは線が少なく悪い分布に見えてしまうので、MXで比較的まともな分布のところも一応見ておこう。上に比べると少し大きく見えるけれど、放射線状に一番伸びているところの差ほとんどない。

線が少ないフレームでは暗い分布になりやすく上のような分布になるフレームは避けているけれど、2008年前半まで絵と分布の相関もよくわからず、不適切なフレームのチェックや的外れな解釈も多かった。