2011年4月9日土曜日

ジュエルペット サンシャイン 1話


局:テレビ東京
放送日:2011/04/09
評価:SD-p/482.5


番宣通り引き続きアプコン。縦の伸びもよく縦ボケの酷いHVならこれより悪いものもある。

少し線に粒状感があるカットなど若干気になるところもあるけれど、HVっぽいと感じるくらい線のジャギ感も弱いところも多く、適度なコントラストもありアプコンとしては十分鮮明に見える優秀な画質は相変わらず。

ジュエルペットは以前から画面下に少し太めの黒帯がついた状態が続いているけれど、1080→486にするとほぼ6ピクセル幅の帯になることから、元は720x480で単純に黒帯をつけて486にしたものから1080にフレームで拡大?と考えてみたこともあるけれど、比較的ジャギがはっきり見えるところでも486の特徴が見つからず正確な数字は不明。

HVでは高解像度の特徴も十分な精度で判断できる映像が多いのに対し、ちゃんとフレームで拡大されたSD-pアプコンは何故かとてもわかりくい状態になっていて、縦は1ピクセルの精度で判断することが非常に難しい。以前のシリーズより縦方向にもジャギが見えるところが多いようなので、少し時間をかけて調べれば正確な数字も判断できるかも。


追記
ジャギの特徴だけで判断すると、黒帯込みで486という予想は間違っていて、SD-pでは何故か多い482.5程度の中途半端な数字になっている。この数字の意味の一つの仮説としては486→1088に拡大した後に縦8ピクセル分切った時の数字が近いけれど、実際どんな処理によるものなのかは不明。黒帯込みで482.5なので絵の部分では477程度しかない。横も正確に720ではなく711と少し小さい数字だった。チェックできるフレーム数はそれほど多くないけれど見た範囲では全体に共通の特徴。最初から711x477というのはないだろうし、元は720x480か720x486だったものがHV化までの過程で少し欠けてしまった辺りが妥当な推測かな?

さらに追記

前シリーズまでは違っていたと思うけれど、EDが60i縦スクロールテロップ化と映像も60iのままスクリーンに映っているような変形を行なっているため、フレームでの拡大が不可能ということでSD-ipになっている。かなり縞は出ているけれど-iではなく-ipで、ここも486ではなく482.5になっているようだ。かなり強引だけどDestripe(256, 11, 6, 3, 66)辺りで補正可能。補正後の線がよれよれになっているけれど、縞解消の副作用などではなく、60iのままの無理な変形を行なったために最初からよれよれ絵になっていただけ。60iで動く時点で妥協が必要なわけでこの縞は無視でいいような気もする。